夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)
インデアンカレーを探せ 〜それから〜
先般、インディアンカレー丸の内店へと行った折
、
ナンナンデスカコレハ?
などと、かなーり落胆させられてしまった話は書いたと思う。
そこで―。
私は古い記憶を掘り起こし、
そう言えば、あそこでインディアンカレーの看板を見かけたなぁ、
と言う見当を、何とか付ける事に成功した。
確か、
金沢港
近く、金石方面にあったはずだ。
私は、時間を見つけ、その件の場所へと赴いてみる事にした。
すると―。
これが見事にあったのである。
しかも、どうでい、この看板の煤け具合!
(「カ レ レストラン」ですぞ!)
実に実に、良い味を醸し出しているではなかとですか!!
ほんで、表から、店舗を、よぅく観察してみると、
どうやら「インディアンカレー」ではなく「インデアンカレー」と言うのが正式名称らしい。
小っちゃい「ィ」の字がないのである。
(丸の内で食べた奴も、小さな「ィ」の字は省かれているようだ。)
うむ、こりゃぁ、紛う事のない昭和の香ばしき。
金沢の中心街からやや距離を置いたこの金石と言う地に、
こうして、連綿と力強く営業なさっていると言う事に、暫し、感慨を覚える。
そして―。
入口のショーケースを眺めるだけでも、めーっちゃ楽しい。
ヒレカツカレーに並んで、
ナポリタンスパゲティ(スパゲティナポリタンではない。)にハンバーグバターライス、
あぁ、少年時代に夢馳せた、黄金のメニューカードである。
―で、
いざ店内へ参戦し、迷いに迷った末に注文したのが、このウィンナーコロッケカレー。
(トッピングは、無論、揚げたて!アツアツ!)
そうそう、私が、昔、がっついて掻き込んだのは、まさしくこの味、このテイスト。
これこそ、That's インデアン!
丸の内インデアンと比べれば、
明らかにカレーの味が濃く、ある意味、かなーり腕っ節の太い味なのだが、
けど、これが堪らなくンマ〜イ!
(参考までに、「ンマイ」と言う表現は藤子不二雄氏による
「魔太郎がくる!!」
に依拠する。)
次回は、是非に、ウィンナーハンバーグカレーをご所望してみようと思う。
2008年05月26日(月)
No.901
(ミシュラン金沢)
No.
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