夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

岡田監督電撃辞任!



何となく、辞めるじゃないかなぁ、と思っていたら、
ホントに岡田監督が辞任なさるって言うニュースが飛び込んで来た。





【岡田監督 歴史的V逸の責任取り辞任 10月12日7時0分配信 スポーツニッポン】


阪神・岡田彰布監督(50)が今季限りで辞任することが11日、分かった。チームは今季開幕から首位を独走しながら、最大13ゲーム差をつけていた巨人に10日、逆転優勝を許した。すでにコーチ、選手には辞意を伝えた指揮官に対して、球団では慰留に努める方針だが、辞任の意志は固く翻意は困難な状況だ。18日からのCS第1ステージなど最後まで指揮を執るものの、後任人事など混乱は必至。球史に残るV逸を演じた阪神が激震に見舞われた。

 突然の辞意表明だった。岡田監督はリーグ優勝を逃した10日深夜、横浜市内のホテルでコーチ陣を集めて今季限りでの辞意を伝えた。関係者によれば「オレは辞める」と短く、しかし断固とした口調だったという。一夜明けたこの日は、練習前に選手、コーチら全員をロッカーに集めて「オレは責任を取って辞める」と話したうえで「でもCSがある。それは頑張ろう」と続けた。さらに練習中、グラウンドでは大矢監督ら横浜首脳陣にも「今季限りで辞めます。お世話になりました」とあいさつした。

 しかし、寝耳に水だった球団側は混乱。電話連絡しか受けていない南球団社長はきょう12日、今季最終戦となる中日戦(スカイマーク)に出向いて慰留に努める。しかしコーチ、選手、他球団などにあいさつを済ませた指揮官の意志は固く、CS、日本シリーズなどチームの全日程終了後にもユニホームを脱ぐことになりそうだ。

 就任5年目の今季は開幕ダッシュに成功。前半戦から首位を独走した。今季が2年契約の最終年とあって球団側は交流戦期間中の6月に来季続投を打診。8月に坂井オーナーも続投を要請して一定の好感触も得ていたがチームはその後失速。7月に最大13ゲーム差をつけていた巨人の猛追にあった。岡田監督は周囲に「これで逆転されたらやめるしかない」などと話していたが、9月以降は食事ものどを通らなくなり、眠れぬ夜も続いた。「5年間も監督を務めるのはしんどい。少し休みたい」などと弱気な発言も目立っていた中、8日には3試合を残して首位から陥落。10日に逆転優勝を許したことで辞任を決意したとみられる。

 リーグ優勝を逃したとはいえ、まだ日本一の可能性を残している中での辞意表明。ナインをはじめチームに与えるショックは大きい。後任としては平田2軍監督、木戸作戦兼バッテリーコーチ、広沢打撃コーチらの内部昇格に、OBの田淵幸一氏(62=本紙評論家)、真弓明信氏(55=野球評論家)らの名前が挙がるが、突然の辞任でゼロからの人選となるだけに混迷を極めることは必至だ。きょう12日にも坂井オーナー、南球団社長、星野SD、前オーナーの宮崎相談役らで後任についてのトップ会談も行われる。V逸のあまりにも大きな代償。阪神が大混乱に陥った。





アベシンゾー君とは違って、身の引き方っちゅうものをちゃーんと心得ていらっしゃる。

そして、今、辞意を発表するからこそ、次回、もし岡田政権が誕生する機会があるならば、
(恐らく、そんなに遠くない将来。)
ファンは温かく迎えてくれる事と思う。

それほど、今回の「歴史的V逸」っちゅう事実は重いのだ。

とは言え―。

ここまで戦って来た阪神ナインを責めるつもりは毛頭ない。

確かに、個人的に、めーっちゃショックで、めーっちゃ落ち込んだりもしたけども、
選手それぞれ精一杯頑張ったのだ。

ホントに良くやったと思う。

ただ、悲しい事に、
後半戦、優勝するために必要なビッグウェーブに乗り損ねてしまった。

それどころか、微妙に狂ってしまった歯車によって、
絶対に取らなきゃいけないって試合で、最もダメージの大きい負け方をし続けてしまった。

巨人戦。
ヤクルト戦。
横浜戦。

あともうちょっとで、と言う試合が何試合あった事か。

紙一重の勝負の分かれ目で、ことごとく裏目裏目に出てしまう悪循環。

と言いつつも―。

私の方こそ、気持ちを切り替えて、
今度のクライマックスシリーズ、死に物狂いで応援させて頂く事にしよう。

それが私の岡田監督への最後の手向けなのである。


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2008年10月12日(日) No.1178 (余談)

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