夜明けまで15,000マイル （2004年9月〜2010年5月まで）
グリルオーツカ、カツカレーサティスファクション！
何故、人は、カツカレーと言う物に憧れるのだろう？
と言う事で―。
私は、その日、無性に食いたくなったカツカレー慾を満たすべく、
マンプリ御用達である「グリルオーツカ」へと足を運んだのであった。
と言いつつ、
いつものハントンライスとどっちにしようか？最後の最後まで迷ってしまったのであるが、
やはり、当初の目論見通り、ガツゥゥゥゥゥゥゥン！と件のカツカレーを御注文。
でも、あれ？
若干、ご飯の盛り（の量）が減ったような気がするぞ。
私の勘違いだろうか？
とは言え―。
一口頬張ってみれば、味の高貴さは何ら変わる事なく、洋食の王道、ここに極まれり。
職人さんの丹精を込めて作られた様がヒシヒシと伝わって来る。
カレールーの塩梅も、ご飯に薄っすら掛かるくらいのトロミ加減で、ちょうど良いし、
無論、カツレツは、揚げたてのアツアツで、めーっちゃワンダホー！
けど、何で、カツとカレーって、こんなに合うんだろうなぁ？
ハンバーグやエビフリャー等々も、
カレーのトッピングとしては、かなーり優秀だとは思うのだが、
最終的には、やはり、このカツレツっちゅうものに行き着いてしまう。
豚はエライのだ。
そして―。
恐らく、邪道かもしれないけども、
個人的に、カレーにソースを掛けて食べるのが好きだ。
確かに、ソースの味が強くなるかもしれないけども、
いや、これが、中々、止められないんだわ。
まぁ、亡くなった祖父がカレーにソースを掛けて食べるのが好きだったので、
きっと、そのグランファザーソウルが、脈々と私にも引き継がれているのだろう。
だが―。
意外と、カレーに醤油を掛けて食べるのも好きなので、
こればかりは、味平カレーを読んで育った世代としては、当然の帰結であると言わざるを得ない。
2008年10月22日（水）
No.1195
(ミシュラン金沢)
