夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

羽田空港ナイトメア



その日はあんまり時間のない日。

だもんで、羽田空港へ到着早々、ササっと昼メシを食う事にしたのである。

地下へ降りてフードコートへ。

無意識のうちに、カツ丼を頼んだ。

しかも、スペシャルカツ丼って言う、中々ナイスなネーミングの奴。

ところが―。

お待たせベルが鳴り、意気揚揚とカウンターへ取りに行ってみると、
あら?
カウンターのオバチャン、何を勘違いしたか、

「15番さん(私)、ヒレカツ定食お待たせね〜。」

お、おいまいなー。

私が注文したのはカツ丼だぞ。
しかも、スペシャルなんだぞ!

そうクレームを付けると、

「すいませーん、直ぐに作り直しますぅ。」

ブツブツ文句を言いながら席へ戻ると、
確かに、わずか1分ほどで、再び、お待たせベルが鳴り響いた。

で、
もっ回カウンターへ取りに行ってみると、今度は、紛れもなく、純正スペシャルカツ丼。

しかし、私は、口にこそ出さなかったけども、誠に嫌な予感が湧き起こった。

これ、さっきのヒレカツを・・・。

い、いやいや、とにかくもう、腹が減っている。

無論、時間も押し迫っている事だし、
余計な事は考えずに、ただひたすら食うべし、である。

そして―。

いざ、食べ始めてみると、
That's Right!
その嫌な予感は、ガ、ガ、ガ、ガツーン!と大的中。

おいおい、カツが温いぞぉ〜。

しかも、このカツ、出来たて云々と言うレベルの話ではなく、
そもそも、豚肉が、まるでゴム草履を噛んでいるように硬い。

いわんや、これ、肉の味すらしないってんだから、益々、酷い。

ええぃ!もうこんなトコで一生食わねぇぞっ!!

などと怒り出してから、ふと思い出した。

ありゃ?
私ゃ、以前にも、同じような事で、大層、怒ってたような気がするぞ。

そう。

実は、随分前、
やはり、同じ店で、同じスペシャルカツ丼を注文し、同じように憤った事があったのだ。

あぁ、人の記憶もアテにならない。

なので、自分への戒めとして、ここに記録として残しておく。

羽田空港B1フードコート、名を「とんかつ桂林」と言う。


羽田空港フードコート、「とんかつ桂林」


チ、チッキショーーーーッ!


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2008年10月23日(木) No.1204 (出張デンデケデケデケ)

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