夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

氷見 ステーキレストラン「トロイカ」



先日の事。

いつものように、いつものごとく。
例のように、例のごとく。

私の行きつけである「うまいぞいや哲」にて、一人、調子良く呑んでいると、
突然、隣の御仁から、こんな事を言われてしまった。

魚津の続きは書かないんですか?」

―WHAT!?

え!?え!?いや、それは確かにその通りなんだけど、
恐らく、あなたと私は、全くの初対面のはず。

何で、そんな、非っ常に鋭いツッコミを仰るの!?

大層、タジロギながらも、その御仁から、よぅく話をお聞きしてみると、
何でも、他の常連さんから、たまたま私のBLOGについて耳にする機会があり、
わざわざ当BLOGを探し出して、拝見して下さったんだそうな。

そして、御酔狂にも、以来、当BLOGをご贔屓にして下さっているのだと言う。

なるほど、それで合点が行った。

でも、
何の前置きもなく、いきなし、そんなん言われると、めーっちゃビックリするだな、もし〜。

と言う事で―。

「マンプリさんって、詳細は後日とか書いておいて全然更新しないんですよねぇ。」(U野氏談)

などと言う誠に不埒な嫌味を投げ掛けるヒドイ方には目もくれず、
その奇特な御仁のご期待にお応えして、
いやさ、魚津の続きを書き始めようぞ!なのである。

とは言え―。

まずは、魚津の前段として、ランチの話から始める事にしよう。


北陸地図


ここ金沢から魚津へと向かおうとすると、
途中、ちょうど良い具合に、「氷見漁港」で有名な氷見市がある。

だが、夜は夜で、魚津でガッツリ魚を食い倒す予定でいるのだ。

だったら、昼食はババーン!と肉系で攻めてみようかと。

そんな幹事であるマスターQの粋な計らいをもって、
我々一行は、氷見市にある、某ステーキレストランへと赴く事になったのである。


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


名は「トロイカ」。

その由縁は全く知らないけども、結構、地元で人気の店なんだとか。

何でも、「氷見牛」を扱っている店なんだと。

で、いざ、到着してみると、
あれま!?自宅をチョコっと増築させたような実にコジンマリした店。

私ゃ、この手の店は決して嫌いではない。

とは言え、そんな感傷よりも、ナニハサテオキ、肉!肉!肉っ!


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


個人的に、料理人さんが調理をしている姿を見るのが好きなので、
結構、カウンター席に陣取る事が多い。

そして、
オーダーが入ってから肉塊を切り出す光景を見て、先ずは良い印象を抱く。


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


また、ステーキを焼く時も、きちんとラードを使用しているみたいで、
やっぱ、ステーキハウスは、こうでなくっちゃ!である。


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


で、ドドーン!と出て来たステーキが上記の写真。

おおぅ、かなーり、ンマそうなんだな、もし〜。

と言いつつ、これは隣の方が注文された一品なのであり、
私ゃ、チョコっと毛色の違ったものをオーダーさせて頂いていたのであった。


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


デデーン!と「キノコのパイスープ」800円!!


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


オーブンで焼きたてのパイ生地が何とも香ばしくてパリパリ。

貪るようにガツガツ周りを食べ進めて行くと、
その中に、トロ〜ン!と白いキノコスープがお目見えする。

これがまた、パイ生地を浸して食べてみると、ン、ン、ン、ンマ〜イっ!

ミルキーなスープに、何てパイ生地が合うんだろう。

満面の甘い香りが、滑るように鼻腔を潜り抜け、
しばしの歓楽、花びら三回転のハッピーターイム!

ところが―。


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


しかる後、
あぁ、ちょーっと私の想像していたものとは違う物が運ばれて来てしまった。。。

例え、どんなにンマかろうが、スープだけでガッツリお腹が満たされるはずもなく、
私ゃ、別注で、「氷見牛ステーキ丼」と言う奴も頼んでいたのである。

それがねぇ、
まるっきり女性向けの、めーっちゃヘルシー仕立てのステーキ丼に仕上がっていたのである。
(メニューの写真が小さくて、よく分からなかったのだ。)

いや、確かに、私のようなアラフォーの人にとっては、頗る身体に優しいだろうけどもやね、
やっぱ、男子たるもの、肉はコテコテで頂きたいのである。

個人的に、ステーキ丼にゃぁ、トマトも菜っ葉もレモンも要らないんですわ〜っ!

と言いつつも―。

さすがに氷見牛と喧伝しているだけあって、確かに肉自体は結構ンマイ。

肉の味もしっかりしているし、これで1,300円たぁ、実に良心的であると思う。


氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」


で、試しに、隣で黙々とステーキと格闘していた哲さんに、ちょっくらその感想を聞いてみると、

「ん?コレ?普通の肉。」

などと言う誠にブッキラボウな答が返って来た。

ありゃ!?
結構、ンマそうに見えるんだけどなぁ。

やはり、プロの舌は厳しいと言う事なのだろうか?

「これやったら、『グリルオーツカ』のステーキランチの方が絶対ウマイって!」

とも哲さんは付け加えた。

へ?そうなの?

「グリルオーツカ」と言えば、私ゃ、いつも決まって、カツカレーハントンライスだったから、
ステーキランチって、ついぞ注文した事がなかったのだ。

ならば―。

これは食わずはなりますまい。

このステーキ丼って、些か趣は違っていたけども、「氷見牛」自体は、結構、ンマイと思う。

でも、この肉よりもンマイって、一体・・・?

あぁ、メタボなお腹を顧みると、誠に誠に由々しき事態なんだろうけども、
私は、どうにもその話に興をソソラレて仕方がなかった。

なので、私は、後日、
さながら迷いを断ち切るがのごとく、「グリルオーツカ」へと足を向ける事になったのである。


【参照】
・ 氷見牛ステーキと洋食のお店 レストラン「トロイカ」
・ 〒935-0023 富山県氷見市窪788-1
・ 電話:0766-91-1378


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2009年02月02日(月) No.1472 (グルメ北陸)

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