夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

グリルオーツカ、ステーキライス



『なので、私は、後日、
 さながら迷いを断ち切るがのごとく、
 「グリルオーツカ」へと足を向ける事になったのである。』


と言う事で―。

えぇ、えぇ、しっかと後日、行って参りましたよ!「グリルオーツカ」へ!!

しかもやね、
値段を聞いてビックリ!こっちも1,400円っちゅう誠にもってのお値打ち価格!!

勢い、私ゃ、大盛りライスでご注文してしまった。

そして―。


グリルオーツカ、ステーキライス


先ずは差し出される、このポタージュスープに、私ゃ、すーっかりと脱帽である。

元々、そんなに牛乳が好きではない私にとって、
ついつい、この手のクリームスープは、非っ常に採点が辛くなってしまうのだけども、
いやいや、
これだけ、ンマイ!ポタージュスープなんて、ついぞ食べた事がない。

確かに、「トロイカ」のパイスープもンマかったんだけど、
このスープと比べてしまうには、余りに酷だ。

グリルオーツカのポタージュスープは、濃厚100発の本格派スープであり、
一口、啜る度に、そのコク、その深みに、トロけてしまいそうになる。

一切、ケレン味なしの超豪速球。

あぁ、のっけから、ヤ、ヤラレタ〜〜なのである。

しかも―。


グリルオーツカ、ステーキライス


おぅおぅ、
こと、主役のステーキに至っては、現れた瞬間、その高貴さが立ち上って来る。

デデーン!としたステーキに、バターを乗せて、
喉の奥からジンワリと涎が湧いて来るかのような錯覚に陥ってしまう。

豪気な事、この上なし!

さて、こっから先は、メタボなんて言葉はカツーン!とかなぐり捨てて、
毎度おなじみ、くいしん坊!万才の時間である。


グリルオーツカ、ステーキライス


ふにゃぁ、
ホントに、口の中へ入れるのが惜しいくらいに、肉片が輝いて見えるんだな、もし〜。

と言いつつ、卑しい私は、速攻、パクついてしまったんだけど、
いやはや、哲さん、参りました!
確かに、こっちの方が、断然、ンマイわ!!

サシが少なく、赤味を堪能するステーキなんだけど、
火の通り具合もちょうど好い加減で、
噛みしめる度に、肉のジューシーさがジュワ〜っと口腔に広がって来る。

しかも、やっぱり、ダテにバターが乗っかってるんじゃなくて、
バターとお肉とのコラボレーションが、OH!MY!GOD!!でワンダホーーっ!なのである。

まるで「味平カレー」に打ちのめされた鼻田香作のごとく、
ただただ、フォークを口に運ぶ事の愉悦に獲り付かれてしまう他ないのだ。

とは言え―。

グレイトでエキサイティングな時間は、たちまち過ぎてしまうものであり、
投了の時間を迎えるのが、これほど辛いとは思わなった。

I Shall Return!

しかる後、私は再び帰って来ようぞ!この場所へ!!

そして、もう一度、このトロけるような感触に、とっくりと身を染ませたいのである。。

あぁ、
ホーント、タチの悪い女に引っ掛かってしまったに違いないのである。


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2009年02月10日(火) No.1498 (グルメ北陸)

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