およそ半年程前、突如として、私のプロジェクターが火を噴いた。
購入してから、およそ2年。
保証期間は、とっくに切れている。
とは言え―。
2年で発火するような製品って、どうよ!?
なので、
その点全く納得できなかったので、購入先である「アバック」へクレームを付けてみたのだが、
「お客様の使い方が悪いんでしょ?」
「ウチの責任ではありません。」
なーんて事を、延々繰り返されるばかり。
親身になって相談に乗ってくれるどころか、責任回避の主張ばかり返されてしまう。
私ゃ、どちらかと言えば、発火した事以上に、「アバック」や「パトラ」の対応の仕方に憤っているのだ!
まぁ、その時の顛末は、
■ 「虹とスピーカーの頃」(→2007年7月31日より、「マンプリアルティメイタム」の項)
にまとめてあるので、
よろしければ、
是非、
参照して頂きたい。
(と言いつつ、まだ完結していないのであった。。。2008年1月現在)
と言う事で―。
某機関に発火原因を調査依頼してあったプロジェクターが、
年末、ついに、一応の原因特定はできたと言うので、
私は喜び勇んで、足を運ぶ事にした。
取りあえず、写真にて、どんな具合だったか、ご報告させて頂こう。
プロジェクターを分解した所。
発火部分は、写真後ろ側の電源部。
プロジェクター分解中。
もう徹底適に分解、分解、分解。
こんな事、ズブのド素人にできる事じゃない。
後ろにある問題の電源部を取り外した所。
逆に言えば、ここまで解体しないと、
プロジェクターの発火原因が特定できないのだ。
確かに、ヤニ汚れは酷いなぁ。
これは、
発火した箇所の上部に付いていたメイン基盤(らしきもの)。
燃焼した時の大きさが見てとれる。
しかしながら、メイン基盤からの燃焼は認められなかった。
まぁ、この状態では使い物にはなんないだろうけどね。
さらに別角度から、メイン基盤をアップ。
で、問題の電源部(プロジェクター後方部分)。
真ん中辺りが真っ黒に焼け焦げているのがお分かりだろう。
焦げてる箇所のアップ。
どうやら、こっから火が出たらしい
発火場所の後ろ側に設置してあったコンデンサー。
これも見事にコンガリと焼け焦げている。
除けた所の基盤部分アップ。
除けた所の基盤部分、さらにアップ。
本当に無惨。。。
そして、
上記の基盤に設置してあったこの部品(チップ?)こそ、
私のプロジェクターを使用不能に陥らせた犯人である。
こっから、ガツーン!と火が出たらしいのだ。
まぁ、あくまで燃焼具合から判断しての推定であるとの事。
元凶のチップをアップ。
先っちょがエライ焦げている。
参考までに、流入したホコリの量が凄い!
製品自体のホコリ対策は、果たして万全だったのだろうか?