JAL血迷いキャンペーンの使い方を考える
【参考】
・ JAL国内線ステップアップキャンペーン
何だかねぇ。
溜息混じりである。
と言うのも―。
昨今、ANAをも巻き込んでしまった、JALのFOP乱発キャンペーン、
(ANAはPP)
内容を、よーく読めば読むほど、あんまし使い勝手がないのである。
確かに、
次年度サファイア狙いで、ドドーン!とFOPを獲得しちゃってみる!?
なーんて腹積もりは、なきにしもあらずだが、
けど、
何よりオトクにマイレージ!
と言うのが、私の何よりの身上。
故に、
このFOPバラ撒きキャンペーンは、
自身のポリシーから、大きく逸脱するキャンペーンに違いない。
だって、
積算率100%って、めーっちゃめーっちゃ高いんだもの。。。
ちなみに、
ちょっと確認してみると―。
私の、普段よく使う路線は、小松⇔東京。
片道当りの料金を並べてみると、
(1) 先得割引 12,400円
(2) 特便割引 15,400円
(3) 往復割引 17,800円
(参考までに、包括旅行運賃は、恐らく10,000円くらい?)
である。 【註1】
一目瞭然、
(1)先得割引に比べ、(3)往復割引は、ナナナナナーント、5,400円も高いのだ!
(包括運賃と比べると、それ以上。)
次年度のサファイアステイタスに目が眩み、
片道当り、5,400円も余分に出費するってーのも、いかがなものか?
これが複数回になると―。
・ 10回で、トータル差額、54,000円。
・ 20回で、トータル差額、108,000円。
一方―。
次年度、「サファイアステイタスによる余分に頂けるマイル」予想は、
せいぜい多めに概算してみても、
小松⇔東京
・ (158マイル−40マイル)×40回搭乗=4,720マイル。 【註2】
もし、次年度、仮に海外渡航の機会があったと仮定しても、
それでも、
恐らく、合計で10,000マイルも行かないのではないか?
しかも、
今年、クリスタル会員資格を取得すれば、その差額は、より小さくなる。
ただ、
このステップアップキャンペーンにより、搭乗回数によるボーナスマイルが頂けるそうである。
例えば、10回搭乗で、10,000マイル。
まぁ、こんなに乗る事はないだろうが、
それでも、
・ 10回で、トータル差額、54,000円、
の費用を吸収するだけのメリットは、かなーり乏しいように感じる。
ならば―。
別段、無理して、ボッタクリ値段の往復割引を選ぶ必要もあるまい。
けど、
ANAの血迷いキャンペーンに触発されて、JALが、急遽、対抗策として打ち出した、
・ FLY ON ポイントスタートダッシュキャンペーン
は、結構、有益そうだ。
普段、包括旅行パックをメインで使っている関係上、
次年度クリスタル資格を取得する際、最も困る部分が、このFOPであったから、
この際、先得割引を使って、ドドーン!とFOPを稼がせて頂く作戦は、
かなーり魅力的である。
包括旅行パックと比べ、ちと高く付くけども、
こう言う場合、
私は、ホテルのランクを落とす事で、帳尻を合わす事にしている。
そして、こんな時こそ、
新宿スターホテルの出番なのである。
そうそう。
もし、「一生一度の修行」をなさろうと言う方々にとってみれば、
今回のFOPバラ撒きキャンペーンは、めーっちゃ有意義であるように思う。
何せ、最安、20万少々の投資で、JGCを取得する事ができるのだから、
それなりのお得感がある。
でも、まぁ、
今まで、何度も繰り返し話して来た事だが、
年会費分の元を取るだけのメリットに関して、よーく吟味する必要がある、
と言う事を、老婆心ながら、付記しておこう。
【註1】
時間帯によって、料金の変動があるのだが、
私が、最も使う便の値段をチョイスしてある。
【註2】
・ (100%−25%)×搭乗回数=「サファイアステイタスによる余分に頂けるマイル」