夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

TUMI 96103の不如意



【参照】
TUMI 96103の誘惑
TUMI 96103の愉悦

TUMI 96103が手元に届いてから、随分と経つ。

その間、散々、出張ン時に使い倒しているのだが、
やはり、何某か、都合の悪い所と言うものは出て来てしまうようである。

例えば、
意外と収納スペースが狭い事。

当初は充分に思えたそのスペースも、
いざ、出張グッズを収めてみると、結構、パンパンになってしまう。

ノートパソコンを入れ、着替えを入れ、その他細々とした品々を入れ、
すると、それだけで、中身が一杯になってしまうのである。

何で、こんなに狭いンだろう?

と、繁々、カバンの中を確認すると、
最も邪魔な部分が、取っ手(トップキャリーハンドル)の収納部分だった。

仕方がない事だとは言え、
これがカバンの中で出っ張っており、結構な場所を食ってしまっているのだ。

また、
トップキャリーハンドルのある方のコンパートメントは、中で三つに仕切られているのだが、
これが良いんだか、悪いんだか。

この部分に、
前述のノートパソコンや電源コード、そしてマウスを詰め込んで、既にギュウギュウ。

仕切りがある分、
幅のない薄い物しか収める事ができないのも、また厄介である。

一方、
もう一つの方のコンパートメント。

ここは比較的ゆとりはあるトコなのだが、
そいでも、一日分の着替えを入れると、
これだけで、ガガガガチョーン!と半分くらいのスペースが占領されてしまう。

なので、
帰りに、空港で、
お土産を二つ三つ購入して、カバンの中に押し込もうとしても、これがもう入らない。

外側真ん中のチャックを開け、バックの幅を拡張させて、何とかスッポリ入るかどうか。

図体は、結構、デカイくせに、
収納と言う点では、些か、不充分であると言わざるを得ないのである。

だが―。

もしかすると、ナパレザーと言う奴が、少々、悪さをしているのかもしれない。

以前まで使っていたポルシェデザインのショルダーバックは、
PORSCHE DESIGN BRIEFBAG M
ポケットが一杯ある割に、結構、ダブダブのナイロン生地。

なので、
いっくら中に詰め込もうが、
ボヨヨ〜ンと生地が膨らんで、かなーりの荷物を収納する事ができた。
(その分、めーっちゃ重くなってしまうが。)

ところが―。

このナパレザーと来たら、素材の特性上、どーしても硬くなってしまうから、
(合成革だもんね。)
あんまし、生地を膨らます事ができない。

従って、
今ある限られたスペース内でしか、ブツを収容する事ができないのだ。

後もうちょっと、収納スペースがあれば良いのになぁ。。。

まぁ、
それ以上荷物を詰め込みたい時には、もうちょっと大き目のTUMI製品を買えって事か。

確かに、
何事にも万能と言うものはない。

と言いつつも―。

最後にもう一点。

外側に付いている持ち手(サイドハンドル)について苦言がある。

これが、通常、ダラーンと下に垂れてしまうので、
サイドハンドルに付いているトレイサータグが、テロ〜ンと地面に擦れてしまうのだ。

けど、対策はある。

トップキャリーハンドル側のサイドハンドルの傍に、通し用のポケットが付いている事から、
こっち側にトレイサータグを移動してしまえば良いのだ。

でも、
それでも、ダラリと垂れてるサイドハンドルの方は、あんまし見映えがヨロシクないが、
とは言え、
これから長い付き合いになるのである。

これくらいは勘弁してやっても良い事なのかもしれぬ。

ナニハトモアレ、
私のTUMIライフは、まだまだ始まったばかりなのだから。


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2007年04月10日(火) No.282 (TUMI)

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