夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

加齢臭



こないだの事。

たまたまJALのクラスJで搭乗したら、
暫くして、私の前席に、おっちゃんのビジネスマンが乗り込んで来た。

だが―。

これがまた、スンゴイ臭いを解き放ってる方であったのである!
(俗に言う、おっさんの臭い。)

何せ、
私のいる後の座席にまで漂って来るなんて、余程、強烈な体臭をお持ちの方だったのだろう。

そのおかげで、それからのフライト時間の長い事長い事。

寝ようと思っても、
余りの強臭で、かえって目が冴えて来る始末。

ホーント、拷問である。

けど、
考えてみれば、
そのおっちゃんの隣に座ってる方の方が、私なんかより、よっぽど辛いと思う。

ところが―。

かくも勇ましい臭いを放つおっちゃんの横に座っていたのは、どうやら、彼の部下のようで、
しきりに彼に気遣っている様子が窺い知れた。

だったら、
文句の一つも言えないよなぁ。。。

だが―。

人の振り見て我が振り直せ。

じゃぁ、一体、自分はどうなんだろう?

なんて考えさせられてしまう。

恐らく、大丈夫だとは思うんだけど、
こればっかしは、自分じゃぁ、ぜーんぜん分かんない事だしなぁ。

とは言え―。

妻帯者と言うものは、自分の臭いについては、殊更、敏感である。

もし仮に、
些か、心にヤマシイ事を致してしまったとしたならば、
家人は、当然、そう言うヤマシイ臭いにこそ、敏感なものだから、
そんな香りを家に持ち込もうなんざ、正しく身の破滅である。

ヤマシイ後には焼鳥屋。

酒呑みとは、こう言う時に便利なのである。


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2007年05月01日(火) No.304 (出張デンデケデケデケ)

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