夜明けまで15,000マイル （2004年9月〜2010年5月まで）
JMB制度改正、悲喜こもごも
私が日本を離れている間に、
巷間では、エライ騒ぎになっていたようだ。
「JMB制度改正」の件である。
とは言え―。
他のマイレージブロガーさん達の反応を見てみると、
「改悪」と言う表現ではなく、「改正」と言う見る向きが多い。
まぁ、
先の「AMC制度改正」ショックがあったものだから、
今回の「JMBの制度改正」については、既にオリコミ済みの事柄であっただろう事に加え、
上級会員到達基準に、「回数」制が残った事も大きいだろう。
現に、私ゃ、バリバリ回数派の奴なものだから、
次年度からのAMC基準であれば、Bronze資格ですら、到底、達する事ができない。
これじゃぁ、ANAへ乗ろうと言うモチベーションが、全く湧いて来るはずもなく、
十中八九、
来年も、JALを中心としたフライト計画になって来るだろう。
だが―。
隣県である冨山在住の方々は可哀想だ。
何せ、富山空港は、国内線はANAしか就航していないものだから、
航空会社を選べるフリーハンドが全然ない。
ANAが嫌になったからJAL、と言う作戦も立てる事ができないのだ。
そして―。
富山空港発着便の中で最も利用客数の多い路線は、もつろん、富山−羽田線である。
距離にすれば176マイル（100％）。
これで、どうやって上級会員を目指せと言うのだろう？
Bronze資格達成ですら、旅割・バーゲン運賃で114回も搭乗しなきゃいけないのだ。
（ちなみに、小松−羽田線だと95回。）
ダイヤモンドじゃないっつーの。
そりゃ、
普通運賃でスーパーシートばっかし乗るような、いわゆる富裕層の方々であれば無問題なのだろうが、
決して、そんなビジネスマンばかりではなかろうに。
そんな小さな声を汲んでくれた今回の「JMB制度改正」、
私ゃ、つくづくありがたいなぁと思うのである。
2007年10月21日（日）
No.497
(JALワンワールド)
