夜明けまで15,000マイル （2004年9月〜2010年5月まで）
幻想、木倉町ブロッサム
「どうせBlogに載せもしない写真を、何、撮ってるんすか？」
そんな悪態口を叩くのは、
いつものようにいつものごとく
例のように例のごとく
花屋の小倅、ジャンゴである。
私が気分良く哲さんの店で出された品々をカメラに収めているのを見咎めて、
そんなご無体な事を言うのである。
まぁ、まぁ、良いではないですか。
取りあえず、記録できるものは記録しておき、
ふらりと気の向いた時に、つらと掲載すれば良いのである。
と言う事で―。
あぁ、カニ来たりなば、冬遠からじ。
とうとうそんな時期が到来申した。
しかも、この日はカツオも上がったようで、旬の醍醐味が倍付けフィーバー。
つまつま肴を頂きながら、まぁ、一献。
二献。
三献、四献、五献、六献・・・・。
おおぅ、正体を失くすと言う事は、かほど甘美なものなのか。
「いや、ホーント、こないだ大変だったんすから。
マンプリさん、帰り掛け、ベロンベロンに酔っ払っちゃってて、
いきなり店のシャッターを蹴飛ばし始めるわ、
俺、もう、ホント、どうしようかと思いましたよ！」
まぁ、ジャンゴさん、嘘が大層お上手だこと。
ここ金沢は、これから魅惑の冬を迎えるのである。
2009年10月28日（水）
No.1927
(プログレ割烹うまいぞいや哲)
