夜明けまで15,000マイル (2004年9月〜2010年5月まで)

修行におけるオトク度調査 【 後記 】



【参照】
修行におけるオトク度調査 その1
修行におけるオトク度調査 その2
修行におけるオトク度調査 その3

さて―。

三回に渡って、「修行」について、語って来たのであるが、
一応、お断りしておくと、
私が挙げた数字は、いずれも、結構アバウトである。

そもそも、キャンペーンなんてものは、
毎年、毎年、同じものもあれば、違った形のも当然あって、
中々、算定し辛い部分が多いのである。

だが―。

一つ、特筆しておくと、
このシュミレーションは、かなーり「甘く」見積もっている。

例えば、
特殊なキャンペーンを除いて、
「ステッアップキャンペーン」と「ダブルマイルキャンペーン」は、
普通、期間をずらして開催されるものである。

正式には、両者を分けて、計算しなければならないだろう。
(→従って、獲得マイルの減。)

ただ、
今回は、「大目」で見積もる事を念頭に置いておいたので、
敢えて、両方のキャンペーンを合算して、計算している。

また、
チケットレスキャンペーンで購入した場合、
通常、2%割引が適用されるのだが、
同様の理由により、これも加味していない。

それより、何より、
「その他(不確定なもの)」として、
6,360マイルも下駄を履かせて概算しているのである。

故に、
これまでシュミレーションして来た数字は、
実情よりも、かなーり多くマイルが取得できている事を、含んでおいて欲しい。

しかしながら―。

多くの「修行」僧は、無論、P-oneカードをお持ちであろうから、
ウマく、7日に決済できれば、取得マイルは、それだけ多く見込む事ができるだろう。

やはり、
「100円=10マイル」で計算できるメリットは大きい。

仮に、全てのチケットをP-oneカードで決済できたとしたら、

その差額、

・ 443700円×8マイル(10-2マイル)÷100円=35496マイル

が、追加で取得可能である。

まぁ、
現実には、バーゲンフェアの申込み期間は決まっているのだし、
全てが、7日決済できるとは限らない。

けど、
それでも、35496マイルを獲得できたとして計算してみると、

・ 120000マイル+35496マイル=155496マイル

となり、

・ 100円当たり獲得マイル数=35.1マイル
・ 100マイル当たり投下資金=285.4円

である。

その際の損益分岐点使用マイルは、1マイル=2.85円換算。

東京⇔ハワイ特典航空券のYクラスで考えてみると、

・ 40000マイル×2.85円=114000円

が損益分岐点航空券代となる。

だが、それも、
昨今のP-oneカードにおける「マイルクラブプレミアムコース」の廃止によって、
7日決済でも、「100円=5マイル」の換算率に落ちてしまった。

もしかすると、
その事によって、最も実害を被ったのが、巷の「修行」僧なのかもしれない。


【追記】 2006/10/25
P-pneカードにおいて、
今年度の11月7日利用から、『旅行代理店』および『全ての交通機関』での決済は、
ポイント10倍対象から外される事になってしまった。

このカード、
「修行」的価値は、ついにゼロとなってしまったようである。


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2006年10月24日(火) No.117 (修行)

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