檪の丘 マルゲリータ
アホウな旅程は、まだまだ続く。
3日目、我々御一行が、プリウスをかっ飛ばして向かった先が、
もう、ドッヒャーン!と由布院なのであーる!?
ナントその距離、218km。
思わず、眩暈がしそうなくらい、ベラっボーに遠いんだけど、
実はねぇ、その由布院に、是非とも行ってみたいピザ屋さんがあったんだわさ。
その名も、「檪の丘(くぬぎのおか)」さん。
いやぁ、やっぱ、めーっちゃピッツア好きの私めと致しましては、
ンマイ!ピザが食える!!っちゅうだけで、もうパツーン!と行ってみたくなってしまうのであーる。
ナンノコレシキ、たかだか218km!
と言いつつ、この日は、超強力な突風が吹き荒れる、春の嵐、真っ只中だったもんだから、
高速の移動が、恐い、恐い!?
ホーント、車がスコーン!と吹き飛ばされて行くんじゃないか!?っちゅうくらい、
道中、風で揺れて揺れて、エライ難儀させられてしまったのであーる。
(全国規模で、飛行機が欠航されまくった4月のあの日!)
とは言え―。
そんな苦難も乗り越えて、どうにかこうにか、やっとの事で、件の「檪の丘」さんへと辿り着くと、
もうねぇ、平日で、しかも、とうにお昼時を回った時間帯に行ったっちゅうにもかかわらず、
店内は、お客さんでワンサカ溢れ返っていた。
(タクシーでわざわざ来てる方もいらっしゃった!スゴイ!)
もつろん、ウェイティングも掛かっており、我々御一行も、玄関先で40分くらい待たされてしまう。
へぇ、結構、有名な店なんだ。
ピザは、石窯を使って焼き上げており、薪を利用して焼いているのも、ナポリと一緒だ。
生地の粉はフランス産の物を使ってるみたい。
ビヨ~ンと伸ばした生地に、せっせとトッピングを乗っけて、オリーブオイルをクルリと垂らし、
おおぅ、確かに、本格的なピザ屋さんなのであーる。
で、そうこうしている中に、ようやく席へ通されると、
窓越しに拡がる由布院の山並み。
「檪の丘」さんは、 湯布院インターの近くを駆け上がった小高い丘の上にあるので、
やはり、見晴らしが良い。
と言いつつ、残念ながら、あいにくの空模様だったんだけど、
晴れてたら、さぞかし気持ち良い風景が目に飛び込んで来るんだろうなぁ。
そして―。
数々の艱難辛苦を乗り越えて、何とかここまでやって来る事ができた自分へのご褒美を、
ク、ク、クイ~ッと!
嫁ハンに、後(の運転)はヨロシク!ビールなのであーる!!
で、しみじみ、拝みながらビールを呑んでると、ついに、
ィィヤッホーーーーイ!
マルゲリータだぜ、コンチクショーーーーッ!!
いやぁ、私が、ナンテッタッテ、ついついご所望してしまうのは、
生地にチーズとトマトソースたっぷりの、マルゲリータ。
目の玉が飛び出るくらい、大好物なのである!
ところが―。
ちょーっと目を離している間に、こいつは、ほっとんどMY SONに強奪されてしまう。
おまいなー。。。。。。。
しょうがないので、別に注文してあったカプリチョーザの方を、
一口、パクッと頬張ってみると、おおぅ、中々ンマイ!
いやぁ、生地の味もしっかり乗ってるし、トロけるチーズが、もう、堪りまへーん!!
(チーズはご近所の「うらけんチーズ工房」から仕入れられてるそうな。)
ほんで、ついでに、パスタなんかもオーダーしてみたりしちゃったりしてね。
プラス、自家製ベーコンのソテーなんかも頼んでみたりしちゃったりしてね。
おおぅ、さすが九州、肉は抜群にンマイ!のであーる。
で、そうこうしてる間に、隅から隅まで、ズズズイッと、ぜーんぶ食い尽くし、
もう、充分にお腹いっぱいの、ヘロッヘロ。
と言いつつ、
食後のスィーツまで、カツーン!とやってしまい、
(ちなみに、ティラミスは嫁ハンの分)
四十を超えた良いオッサンが、チ、チ、チ、チーズケーキたぁ、非っ常にオトナゲナイ。
いやぁ、だって、この辺の乳製品って、ホーント、ンマイ!んだもの。
もつろん、このチーズケーキも十二分にンマイ!一品なのであり、
噂に違わず、「檪の丘」さんは、非っ常に良心的なお店であるに違いない。
と言いつつ、由布院らしく、お値段が、ちょーっと観光地価格なんだな、もし~。。。。。。。