霧島国際ホテル ディープ・ライジング
そろそろ大分飽きが来てる読者の方もおられようが、
いやいやいや、
まーだまだ、しつこく続く九州旅行の話。
正直、細かい部分は、段々、記憶が怪しくなっては来ているものの、
(だって、もう2ヶ月も経っちゃってるんだもの!)
それがまだぼんやりと輪郭を留めている中に、サクサク話を進めさせて頂く事にしよう。
九州旅行三日目の夜は、霧島温泉だった。
そう。
私が昨年浸かって、めーっちゃ感動したあのお湯よ再び!
と言う事で、今回は、「霧島国際ホテル」さんを利用させて頂いたのであった。
そう言えば、霧島温泉って、霧島◯◯ホテルって名称が、矢鱈と多いなぁ。
昨年泊まったのは「霧島みやまホテル」さん。
それ以外にも、「霧島観光ホテル」だの、「霧島ロイヤルホテル」だの、
ただ単純に「霧島ホテル」なーんて言う奴もある。
おかげで、自分が予約したホテルの名前を、
危うく忘れてしまいそうになってしまったっちゅうねん!
でも、まぁ、この「霧島国際ホテル」さんは、比較的料金もお安く、
(一人6,800円の朝食付き。別途、入湯税180円。)
従業員の方々も非っ常に愛想らしくて、いやぁ、中々、良いホテルなのである。
そして―。
たちまち荷物を部屋に放り込んだならば、
ィィィヤッホーーーーーーイッ!
温泉♪温泉♪温泉ターイム!なのであーる!!
このホテルには、複数の温泉があるようで、
取りあえず、「別館露天風呂 白紫」と言う奴に向かう事にした。
何やよう分からんけど、長い長い渡り廊下の壁には、
昔の映画のポスターが、あちこち飾られてあったりして、結構、面白い。
そして、そんな昭和の香りを頂きつつ、ようやくお目当ての露天風呂まで何とか辿り着くと、
ヲヲヲヲヲヲヲヲ!
指パッチン!
と言う事で、張ーり切って、いざ白濁の快楽へ!
するってーと。
いやぁ、およそ一年ぶりとなる「単純硫黄泉」。
この独特の硫黄臭は、やっぱ、温泉好きには堪らない匂いなんだなぁ、これがまた。。。。。。
しかも、このお湯、さっすが源泉かけ流し!めーっちゃ熱いのである。
足を浸けた瞬間、思わず逃げ出してしまいそうになるくらい、もうチンチンなのである。
だが―。
ここで怯んではいけない。
最近、私は分かって来たのである。
お湯は、熱けりゃ熱いほど、気ン持ち良いのである。
熱いのをグッと堪えて堪えて、パツーン!と悪い汗を絞り出し、
フラッフラになった後で呑むビールが、もう涙がチョチョ切れるくらいンマーイ!のである。
従って、そんな、キンキン、冷え冷えのビール三昧を夢想しながら、
こーってりと白濁の湯に浸かりつつ、
至極ご満悦な時間は、飛ぶように走り去って行く。
あぁ、やっぱ、霧島のお湯は格別だぜ、コンチクショーーーーッ!
もつろん、霧島の夜は、「焼肉厨房わきもと」さんで頂くと決めているのであり、
風呂上がりに軽く一服を挟みつつ、
霧島は徐々に男咲きの夕闇を迎える。