末廣ラーメン本舗 秋田駅前店 パローレ・ナイト!
もう、丸ごと、すっぽり昭和の佇まいに気圧されて、も、も、もう呑めましぇ~ん!
のはずが!
あぁ、相も変わらず、アホウな男は、まーったく懲りる事もなく、
フラフラと川反界隈を渡り歩き、結局、午前様。。。。。。。
従って、散々、呑んだ後には、やはり―。
ナンテッタッテ、ラーメンなんだぜ、コンチクショーーーーーーッ!
しかも、この日向かった先は、創業75年の老舗、「末廣ラーメン本舗」の秋田駅前店さん。
(東京の高田馬場にも支店があるんだそうな。)
どうせホテルまでの帰り途にあるからと、
川反からJR秋田駅の方へテクテク歩いて行ったのは良いものの、
案の定、物の見事に道を間違ってしまって、もうヘロヘロ。
まぁ、何とか無事に「末廣ラーメン本舗」まで辿り着く事が出来て、めーちゃホッとしたんだけど、
きっとそれで気が緩んでしまったのだろう、
私ゃ、ついつい、
もう、パツーン!とチャーハン・ラーメンをご注文だぜ、コンチクショーーーーーーッ!
しかも、勢いに任せて、バターのトッピングまで施しちゃったりしてんだから、
どっからどう見ても、四十を超えたオッサンには、まーったく健康にヨロシクない。
メタボの敵!
しかし―。
あぁ、チャーハンの上にプリップリの生卵の黄身だけが乗っかってるって、なーんて素敵なんだろう!
こーんな神々しいもんを見せられたら、
誰しも、果敢にムシャブりついてってしまうしかないっちゅうねん!
で、
濃口のチャーハンに向かって、フゴフゴ、アニマルになりながら、中太の麺をズルズルと頂く。
色目の通り、スープも、かなーり濃ゆい味で、
あぁ、まさしく呑んだ後にこそ、の中華そばだなぁ。
そして、大変ありがたい事に、
ネギは、どっさりと入れ放題なものだから、
酔って朦朧となった頭に、その苦味がカツーン!と迸って、パローレ!
かくして、秋田最後の夜に、ずっぽりと飲み込まれて行く私なのであったが、
果たして、この後、どうホテルに帰ったかは、もちろん覚えていない。