あたしのジョー
雪。
雪。
雪・・・・・・。
もう、ホーント、勘弁して欲しいのである!
今年は、矢鱈と雪が降る日が多く、もう、寒いわ、不便だわ、で始終難儀させられっぱなし!?
と言いつつ、そいでも、たまには良い事も転がっていて、
むふ^^
いつもいつも、あーんなに混んでいる「一歩」さんに、この日はスンナリ入る事ができたのであーる。
(やっぱ、寒い日には誰しも中々外を出歩こうとも思わないものね。)
さて、今日はどないしょー?
パラパラ、メニューを手繰ってみると、
ピコリン!
いやぁ、シバレルこの季節には、ナンテッタッテ、旬真っ盛りの―。
か、海鮮丼をご注文だぜ、コンチクショーーーーーっ!
しかも、海鮮丼の「上」を大・奮・発ざーんす。
ところが―。
海鮮丼の「上」って言っても、たかだか1,200円の一品なのである。
それが、あーた、カニはテンコ盛りに盛られてあるわ、太っといまぐろもガシガシ詰め込んであるわ、
ブリに甘海老、玉子に山芋、あぁ、もう、何が何やら、数えらんないよぅ!
な具材が、これでもかとワンサカ乗っかっているのである!?
ほんで、よせばいいのに、「大盛り無料」と言う甘言に、
ついつい血迷ってしまったってんだからいけない。
ご飯の量もガツーン!とザイナマイト!!
これをバクッと掻き込む。
ンマイ!
更にバクバクッ。
ンマイ!ンマイ!
だが―。
半分くらいを制覇した当たりで、う、うへぇっ、お腹が苦ひぃ。。。。。。。
いい歳こいたオッサンが、調子こいて「大盛り」なんか頼むからこんな目に会うのである。
と言いつつ、目の前にデデーン!と置かれた馳走の誘惑に、一体誰が抗えよう?
涙チョチョ切れるまま、恍惚の大疾走はバタバタ続き、
「燃えたよ…。まっ白に…燃えつきた…。まっ白な灰に……。」
完食の午後、呆けた雪が吹き荒ぶ。