ネルハのビーチで寝転んで
あぁ、私がスペインへ行ったのは、もう半年以上前の事になるのか。。。。。
と言いつつ、毎度お馴染み、飽きっぽい性格が災いし、
ぜーんぜん旅行記の更新をしてないと来たもんだ!
っちゅう事で―。
大分前の話だけど、これだけは絶対に書き留めておきたいシリーズ、
すなわち、ネルハのビーチについてご報告させて頂く事にしよう。
「Hotel Carabeo」から歩いて5分足らず。
ちょうど「ヨーロッパのバルコニー」を正面にすると、左手に、
ビーチへと続くゆるい葛折の階段があり、そこをテクテク降りて行くと、
やや小ぢんまりとしたビーチへと辿り着く。
あぁ、帰って来たぞ、地中海!
今から、ズバババーン!とバカンスを決め込んでやるぜーーーーーっ!
などと大層意気込みながら、砂浜の一角に陣取る事にする。
何やら、昨年行かせて頂いたポジターノのビーチと違って、人は割合と少ないけども、
いやいやいや、
人が少ない方が、かえって、ゆーっくりと寛げると言うもの。
これぐらいが、ちょうど良い。
そして―。
取りい出しましたる新兵器。
これ、わっざわざ日本から持ち込んで来た奴なんだけど、
皆さん、何だか分かります?
答は、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ジャジャーン!
「ワンタッチ日よけテント」なのであーる。
何しかねぇ、去年アホウみたいにお高いパラソルとサンデッキを借りる羽目になっちゃったから、
結構、その出費が痛かったんだわさ。
なので、今回は、ケチって 節約して、その代用品を自前で調達させて頂く事にしたのである。
(たったの1600円ちょい。安い!)
で、この「ワンタッチ日よけテント」が、中々のスグレモノで、
折り畳んで持ち運べば、ほっとんど嵩張らないし、
袋から取り出せば、カツーン!と一瞬にしてテントへと早変わり。
(ただし、仕舞う時には、ややコツが要る。)
いやぁ、超便利なのである。
と言いつつ、まぁ、二人入れば一杯になるスペースしかないんだけど、
どうせ、一人は泳いでいるんだし、実際、まーったく問題はなかった。
ほんで、早速、
にょほほ~~~っ!
テントの中で寝っ転がって、のんべんだらり。
(右手奥に見えるのは「ヨーロッパのバルコニー」。)
目の前に拡がるビーチに目を細めつつ、
トップレスのお姉ちゃんに目を細めつつ、
ふにゃぁ、わしゃ、この光景が見たかったんだなぁ。
そして、今回のお相手は、
―あなたが 蜘蛛だったのですね。
「絡新婦の理」を持ち込んで、自分の居場所探し。
そうして心行くまでダラダラしていると、ふと小ちゃい子供が目の前を過ぎり、
あぁ、そう言や、現在、絶賛生意気盛りのMY SONもこんな時期があったなぁ、
としみじみ・・・・・・。
で、少々、暑くなって来たら、
海に浸かって、火照った身体をやんわりと冷やす。
日がな一日、その繰り返し・・・・・なんだけど、
おおぅ、何と言う贅沢!何と言う天国!
これぞ、バカンス!
バカンスではあ~りませんか!
と言いつつ、何やよう分からんけど、ネルハの水は矢鱈と冷たい。
大西洋が近いからかなぁ?
プラス、波も、結構、高くて、小さな子供連れの方には、ちと危なっかしいかもしれない。
で、プカプカ水に浮いてんのも飽きて来たら、
ビーチ沿いを、そぞろ歩きなんかしちゃったりしてね。
ビーチには、所々、大きな岩が乱立してて、
ちょっとした入江になっている所が多かった。
そして、岩がある分、日陰になる所も多く、いやぁ、良いビーチだなぁ。
従って、良い気分には、やはり、ビールだと、
海の家みたいなトコに駆け込んで、昼間っぱらから、ご機嫌さん。
アテには、私ゃ、これが大好き!生ハムメロンをバクバク食って、
スペイン滞在を大・満・喫!
美味い食い物。
美しいビーチ。
うらびれた中年親父心をカツーン!と虜にするような魅力が満載の場所こそ、
このネルハと言う街。
いやぁ、実に良いトコなのであーる!
ただし、
唯一、このオッサンだけは謹んで除外させて頂く事にしよう。
コ、コ、コラ~~~~ッ!
ナント、ウラヤマシイ