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私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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羽田空港 帰宅難民の夜 その3

3月 25th, 2011 Posted in 出張デンデケデケデケ

後、細かい情報として、そン時、意外とミネラルウォーターは販売されていたのであった。
(500mlのペットボトル)

羽田第一ターミナルには、B1Fに下りて行くと、ローソンが2軒あるんだけど、
21過ぎに買いに行っても、「いろはす」が10本くらい残っていたのである。
(さすがに弁当やおにぎり類は売り切れ。)

ジュースやスナック類も、結構、豊富にあった。

ただし、空港内にいらっしゃる方々が最も困っておられていたのが、

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

どうやら、携帯電話の充電であったようだ。
(到着ロビー階、docomo前)

そう言えば、空港内に設置してあるコンセントと言うコンセントは、
もう、パツーン!と充電中の携帯電話だらけだったものなぁ。

中には、トイレ内の洗面所脇にあるコンセントから電源を取っていらっしゃる方もいたり、
(立ってノートパソコンを叩いている人までいた。)
うーぬ、携帯電話なんて、一日くらい充電しなくても、電池なんて充分持つと思うのだが、
それだけ使用しまくった方が多いと言う事なんだろうか?

確かに、その日は、携帯電話もメールも中々繋がらなかったものだから、
その分、余計に電池を消耗しちゃったのかもしれないなぁ。

ちなみに、無線LANについては、全く滞る事なく、実に快適に利用する事ができた。

さすが元は軍事用と言うトコか?

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

さて、空港保安員の方から、ガツーン!と6時過ぎに叩き起こされた翌朝、
外へ出て一服してみると、昨晩とは打って変わって、結構、車は走っていた。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

で、それから下着類の替えを調達するために、またもや、B1Fにあるローソンへと出向いたんだけど、
ありゃま!?
どこぞの学校の修学旅行生がまだ寝ていらっしゃった。

生徒さん方も大変なんだろうが、引率してる先生なんて、もっともっと大変だったんだろうなぁ、
などと思いながら、そそくさローソンで買い物を済ます。

幸い、下着類は、バッツシ売っていた。
(ただし、靴下だけは、底に滑り止めの付いたオッサン仕様の奴。)

そいと、Yシャツは、10時を待って、ユニクロで購入させて頂く事にした。

私ゃ、首回りが太いものだから、コンビニのYシャツでは、かなーり窮屈なのだ。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

ほんで、これは出発ロビー階、朝のご様子。

もう、人がわんさか溢れ返って、スンゴイ事になっていた。

確か、この日(地震が起こって翌日)、7時台の朝一の便は、軒並み、欠航だったものだから、
その分、予約の振り替え作業等もあって、ベラボーに混み合っていたのだろうなぁ。

深夜には京急もモノレールも動き出しており、
(ただし山手線等JRについては、まだ一部休止中。)
本来、この日に出発される方々も大勢押し寄せていらっしゃるのだろうし、
そら、人も増えるっちゅうよなもんである。

と言いつつ、私ゃ、前日、JALのお姉ちゃんに予約振替をして頂いた時点で、

「申し訳ございません。小松行きは、一番早くて、17:20発の便しか空きがございません・・・・。」

な-んて事を予め伝えられていたので、一先ずその便で予約を押さえていたのであった。

ただし、もし、もう少し早い便に空きが出て来たら、パツーン!と振り替えて頂こうかなぁ、
などと大変浅ましい事を考えていたのだけども、この大行列を見て、たちまち断念。

素直に、ICチェックイン機で発券させて頂いて、17時まで待つ事にした。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

で、朝ごはん兼昼ごはんは、万カツサンドと玉子サンドを購入させて頂いてっと。

しっかし、あれだけの地震があったと言うのに、こーんなもん、よく売店に置いてあったなぁ。

一応、朝の配達が間に合ったと言う事なのだろうか?

まぁ、おかげで、私ゃ、助かったから良いんだけど。

ほんで、カードラウンジで、モグモグ、それらのサンドイッチを頬張りながら、ネットを繋ぎ、
食い終われば、食い終わったで、煙草を吹かしつつの時間潰し。

結局、地震発生から、27時間後、私ゃ、ようやく帰路に就く事ができたのであった。

フーント、良い経験にはなったけど、イヤハヤナントモ、疲れたび~、なのであーる。

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羽田空港 帰宅難民の夜 その2

3月 24th, 2011 Posted in 出張デンデケデケデケ

もうねぇ、天井が落ちて来るんじゃないかと思うくらい、スンゴイ地震に見舞われたんだけど、
そン時、意外と私は冷静だった。

まぁ、単に状況が理解できず、ただただ呆気に取られていただけなのかもしれないけども、
そうは言いつつ、

地震が起こった → 飛行機は飛ぶのか? → モニターを確認
→ 情報量を多く取るべくJALサクララウンジへ移動

などなど、瞬時に現況を見極め、トットコ、矢継ぎ早に行動を起こして行った私。

何せねぇ、業務上、突発的なトラブルなんて、しょっちゅうあるのである。

物事が計画通りに進まないのは当たり前、
予期せぬ事態などバンバン経験させて頂いているものだから、
エマージェンシーなど、最早、慣れっこ。

そんな時は、今置かれている状況を的確に見定め、把握した上で、最も効果的な方法を探る、
と言う事が、最も大切な事であり、オタオタしてみた所で、決して始まらないのである。

―欠航が決まった。

大丈夫、大丈夫!

―空港泊が確定した。

No problem!

と言う事で、次なる私のアクションはっちゅうと、

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

ヤケ酒・・・・・・。

こーんなもん、酒でも呑まんとやってられっか!である。

プラス、

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

ヤケ・カツカレー・・・・・・。

腹が減っては戦はできぬ、取りあえず、食べれる中に食べとかんかーい!作戦である。

幸い、多くの飲食店は営業を続けており、
この時は、出発ロビー階にある「ル・シエール」を利用させて頂いたんだけど、
ありがたい事に、営業時間を30分ほど延長して下さったようである。

と言いつつ、21時くらいには、チャッチャと店を追い出される事になったんだけど、
実は、この時、メシを食う以外に、もう一つ目的があって、すなわち―。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

お店のお姉ちゃんから、寝床用に段ボールを頂戴させて頂いたのであーる!
(プラス、枕代わりに普段持ち歩いているヨックレスト!)

いや、野宿をするのに、この段ボールが有るのと無いのとじゃぁ、ぜーんぜん違うのである。

段ボールを下に敷いて寝ると、床からしんなり伝わって来る冷たさも見事にシャットアウト!

しかも、クッション代わりにもなって、結構、寝心地も良いのである。

うーむ、こんなもん敷いて寝るなんて、大学生ン時以来だなぁ。。。。。。

連れと一緒に呑んでて、ついつい終電に乗り遅れてしまい、
梅田にある某公園で、段ボールと新聞紙にくるまって一晩を過ごしてあの日。

何だか、妙に懐かしいぞ、コンチクショーーーーッ!なのであーる。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

と言いつつ、空港泊の場所取り合戦についても、見事に乗り遅れてしまったので、
私ゃ、どうにかこうにかスペースの空いている所、
つまり、出発ロビー階、セキュリティゲートの真ん前で、陣取る事にさせて頂いた。

恐らく、B1ロビーが最も透間風が来ないので、一番暖かいフロアになるんだろうけど、
あいにく、私ゃ、喫煙者。

外へと出易い位置、と言う事を最優先させて頂く。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

で、チョコチョコ、外へ赴いては、プカリと一服。

もう、車一台通らない、実に静かな夜だったのだが、
偶に、家族の方が自家用車で出迎えに来られる時もあって、

「全然、車が動かなかったよぉ!」

なんて事を、しきりに仰っておられた。

やっぱ、電車が動いてない分、どうしても車に集中しちゃうんだろうなぁ。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

そいと、空港泊で良かったなぁ、って思う事は、
途中、空港職員の方々が、非常用の毛布を持って来て下さった事。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

銀色の包の中には、しっかと厚手の毛布が入っており、
やっぱ、吹きっさらしのまま寝るよりも、毛布があった方が、断然、暖かいものなぁ。

ただ、追加追加で結構な枚数を配っておられたのだが、
最後の方では、あえなくその非常用毛布も切れてしまったみたい。

プラス、毛布が梱包されていた段ボール箱を潰して、ついでにこれも配っておられた。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

そして、無事、椅子を確保できた幸せな人達。

ちなみに、青い毛布は、スカイマークが配給して下さったブランケットである。

我らがJALも、機材に積んである赤いブランケットを空港内で配って下さったみたいだが、
(翌日乗った便のCAさんにお聞きした。)
結局、私はその光景を目にする機会はなかった。

また、空港職員の方が、何やら、ペットボトルや缶詰が入った非常食セットも配って下さったと聞くが、
残念ながら、これにも私は遭遇せず終い。
(朝食弁当は、ジャスコのトップバリュー弁当だったんだそうな!)

まぁ、タイミングが悪かったのだろう。

ほんで、空港内は、どうやら一晩中照明が点いていたみたいで、
私は、持っていた週刊誌をポンと開いて顔の上に乗せ、1時くらいに就寝。

ただし、セキュリティゲートの前で寝ていたので、翌朝6時過ぎには、叩き起こされる。

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羽田空港 帰宅難民の夜

3月 23rd, 2011 Posted in 出張デンデケデケデケ

もうねぇ、地震があった当日、私ゃ、見事に羽田難民になっちゃったんだけど、
後から振り返ってみると、かなーりラッキーな奴だったのかもしれない。

これがもし、どこぞのJR駅で足止めを食う事になってたら、
それこそ、寒い夜風が吹きすさぶ駅構内で、
プルプル震えながら、一晩を過ごさせて頂く事になっていたと思う。

ところが、羽田空港では、
京急もモノレールもパツーン!と運航停止になっちゃって、完全な陸の孤島になってしまったんだけど、
幸い、水もあれば、電気も来てる、インフラ面では、ほぼパーフェクトな状態。

しかも、空港内って、結構、密封されてて、意外と暖かかったんだわさ。

と言う事で、私なんて、大概、ヘナチョコの部類にはなるのだろうけど、
一応、今後の参考がてら、実際に体験させて頂いた羽田空港での一部始終を、
一記録として留めさせて頂く事にしよう。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

地震が発生して直ぐに、カードラウンジから、JALのサクララウンジへと移動させて頂いたんだけど、
あれ?ここってダイヤモンド・プレミアラウンジの方だったっけ?
(無論、私ゃ、サファイア資格だから普通は利用できない。)

最近、JALのラウンジなんて、ほっとんど使ってないから、詳しくは分からないんだけど、
取りあえず、飛行機が飛ぶ事を信じて、
このラウンジ内で、ただひたすら待ち続けていたのであった。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

ところが、いつまで経っても、全く飛ぶ様子もなく、

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

こりゃまた、結構!

なんてツマンナイ事ばかり考えていたのであった。

―で。

羽田空港 地震発生後 帰宅難民の夜

結局、一部の便は飛んだみたいなんだけど、残念ながら、ほっとんどの便はガツーン!と全滅。
(小松行は、14:55発のみ、3時間遅れで出発。)

あえなく空港泊が決定してしまったのであった。

けど、一応、JALのスタッフに周辺ホテルの電話番号一覧表を頂いて、
チョコチョコ、ホテルへ電話を掛けてはみたのである。

ところが、タイミングが悪かった。

なまじ飛行機が飛ぶのを期待して、待っていたものだから、
電話予約開始の波に、物の見事に乗り遅れてしまったのである。

その時、ちょうど19時くらい。

どのホテルへ電話をしてみても、もう見事に出ない出ない・・・・・。

例え、繋がったとしても、判で押したように「満室です!」のオンパレード。

試しに、グランドハイアット東京にも掛けてみたんだけど、
ふにゃぁ、ダイアモンドメンバーの御威光も、ぜーんぜん通じる事なく、
ここでも、やはり、「満室です!」の一点張り。
(まぁ、例え部屋が取れても、移動の足もなかったんだけどね。)

もちろん、ハイアットリージェンシー東京も×。

だったら、しょうがない。

東京都内のホテルと言うホテルは、隅から隅までズズズイっと満室なんだろうと推察させて頂き、
空港で泊まってやるかである。

ハイアットでもダメなのだから、どこへ掛けても同じなのだろう。

ところで―。

そうそう、この事は書いておかなきゃ。

そン時、全くと言って良いほど、携帯電話が繋がらなかったものだから、
普通の方と同じように、公衆電話を利用させて頂く事にしたのであった。

ただ、JALラウンジ内に公衆電話はなく、ラウンジの外に設置してある奴を使わせて頂いたんだけど、
驚いた事に、いくら電話を掛けてみても、入れた10円玉が、そんぐりそのまま返って来るのである。
(参考までに、カードラウンジの方は、10円玉が使えないカード式の公衆電話であった。)

後で調べてみた所、以前、阪神大震災が起こった時にも、やはり携帯電話が繋がらなくなって、
大勢の方々が公衆電話に殺到したんだそうな。

で、電話内に収め得る10円玉の許容量がパンクして、
結果、電話を掛ける事ができなくなってしまったんだとか。

だもんで、こう言う非常時には、電話の中に10円玉が溢れ返らないように、
何回利用しても、10円玉が返って来るように設定し直すのだそうである。

とここで、紙幅が尽きてしまった。

続きはまた。

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