羽田空港 帰宅難民の夜 その3
後、細かい情報として、そン時、意外とミネラルウォーターは販売されていたのであった。
(500mlのペットボトル)
羽田第一ターミナルには、B1Fに下りて行くと、ローソンが2軒あるんだけど、
21過ぎに買いに行っても、「いろはす」が10本くらい残っていたのである。
(さすがに弁当やおにぎり類は売り切れ。)
ジュースやスナック類も、結構、豊富にあった。
ただし、空港内にいらっしゃる方々が最も困っておられていたのが、
どうやら、携帯電話の充電であったようだ。
(到着ロビー階、docomo前)
そう言えば、空港内に設置してあるコンセントと言うコンセントは、
もう、パツーン!と充電中の携帯電話だらけだったものなぁ。
中には、トイレ内の洗面所脇にあるコンセントから電源を取っていらっしゃる方もいたり、
(立ってノートパソコンを叩いている人までいた。)
うーぬ、携帯電話なんて、一日くらい充電しなくても、電池なんて充分持つと思うのだが、
それだけ使用しまくった方が多いと言う事なんだろうか?
確かに、その日は、携帯電話もメールも中々繋がらなかったものだから、
その分、余計に電池を消耗しちゃったのかもしれないなぁ。
ちなみに、無線LANについては、全く滞る事なく、実に快適に利用する事ができた。
さすが元は軍事用と言うトコか?
さて、空港保安員の方から、ガツーン!と6時過ぎに叩き起こされた翌朝、
外へ出て一服してみると、昨晩とは打って変わって、結構、車は走っていた。
で、それから下着類の替えを調達するために、またもや、B1Fにあるローソンへと出向いたんだけど、
ありゃま!?
どこぞの学校の修学旅行生がまだ寝ていらっしゃった。
生徒さん方も大変なんだろうが、引率してる先生なんて、もっともっと大変だったんだろうなぁ、
などと思いながら、そそくさローソンで買い物を済ます。
幸い、下着類は、バッツシ売っていた。
(ただし、靴下だけは、底に滑り止めの付いたオッサン仕様の奴。)
そいと、Yシャツは、10時を待って、ユニクロで購入させて頂く事にした。
私ゃ、首回りが太いものだから、コンビニのYシャツでは、かなーり窮屈なのだ。
ほんで、これは出発ロビー階、朝のご様子。
もう、人がわんさか溢れ返って、スンゴイ事になっていた。
確か、この日(地震が起こって翌日)、7時台の朝一の便は、軒並み、欠航だったものだから、
その分、予約の振り替え作業等もあって、ベラボーに混み合っていたのだろうなぁ。
深夜には京急もモノレールも動き出しており、
(ただし山手線等JRについては、まだ一部休止中。)
本来、この日に出発される方々も大勢押し寄せていらっしゃるのだろうし、
そら、人も増えるっちゅうよなもんである。
と言いつつ、私ゃ、前日、JALのお姉ちゃんに予約振替をして頂いた時点で、
「申し訳ございません。小松行きは、一番早くて、17:20発の便しか空きがございません・・・・。」
な-んて事を予め伝えられていたので、一先ずその便で予約を押さえていたのであった。
ただし、もし、もう少し早い便に空きが出て来たら、パツーン!と振り替えて頂こうかなぁ、
などと大変浅ましい事を考えていたのだけども、この大行列を見て、たちまち断念。
素直に、ICチェックイン機で発券させて頂いて、17時まで待つ事にした。
で、朝ごはん兼昼ごはんは、万カツサンドと玉子サンドを購入させて頂いてっと。
しっかし、あれだけの地震があったと言うのに、こーんなもん、よく売店に置いてあったなぁ。
一応、朝の配達が間に合ったと言う事なのだろうか?
まぁ、おかげで、私ゃ、助かったから良いんだけど。
ほんで、カードラウンジで、モグモグ、それらのサンドイッチを頬張りながら、ネットを繋ぎ、
食い終われば、食い終わったで、煙草を吹かしつつの時間潰し。
結局、地震発生から、27時間後、私ゃ、ようやく帰路に就く事ができたのであった。
フーント、良い経験にはなったけど、イヤハヤナントモ、疲れたび~、なのであーる。