HOTEL DIANAで朝食を
翌日は、意外とすっきり目が覚める。
やっぱ、欧州って、時差ボケに往生させられる事が少ないのが良い。
前の晩、お望み通り、ベランダの椅子に踏ん反り返って、
結局、ワインを3杯くらい呑み干した所で、記憶が徐々に遠退いて行き、
それでも、何とかベッドに潜り込む事には成功していたようで、
私は、のっそりと起床した。
そして、朝8時くらいに朝食を食べに行く。
私が前日最初に車を停めた所が、ちょうどホテル直営のレストランであり、
朝食は、そこで頂く事ができる。
コンチネンタルブレックファーストだが、パンの種類は殊更多い。
しかも、種類が多いだけではなく、これらのパンはどれも焼きたてで、
このクロワッサンなど、もう、涙がチョチョ切れるくらいに、ンマーイ!のである。
そして、テラス席に座って、セッティング完了!
と言いつつ、こんがり焼いた食パンは、バターを厚く塗り込み、
ベーコンとチーズをサンドしつつ、バクっとやるのが大好き。
恐らく、古ぼけた中年の身体には決して良くないのだろうが、
精神的には、
カ・イ・カ・ン!
超快感なのである。
ま、旅行中くらいは、トトロっ腹の事などスッパリ忘れて、
不摂生バンザイ!を謳歌しようではないか!!
と言いつつ、ヨーグルトで腸をきちんと整えてっと。
イタリアにしてもスペインにしてもフランスにしても、
矢鱈と濃厚なヨーグルトばかり並べてあるのだけども、
これに慣れると、日本のヨーグルトが非っ常にマイルドに感じてしまうなぁ。
そして、ここは、喫煙者に対して実に寛容な国スペイン!
テラス席には、ちゃーんと灰皿が備えられており、
煙草に火を点けると、たちまち至福な時が訪れ、
少々苦めのコーヒーを片手に、コスタブラバ特有の大らかなる陽の光を・・・・・・。
コスタブラバ特有の大らかなる陽の光を・・・・・・。
こ、コスタブラバ特有の・・・・・・って、思いっきり、曇ってるっつーの!
しかも、張ーり切ってテラス席に陣取ってはいたものの、
実を言うと、結構、肌寒くもあったのである。。。。。。。
(後でネットで調べてみると、この日は最高気温17度C!)
あぁ、せっかくのバカンスなのに、一体、ナーンナンデスカ!このどんよりとしたお天気は!!
普段、見慣れてるはずの能登はいらんかいね的な曇り空に堪らず目眩を覚えつつ、
2014年夏、今年のビーチ・バカンスは、かくして、とにもかくにも始まったのであった・・・・・・。