吹上温泉みどり荘 晩飯編
なーんてホザイたところで、さて。
こーってりと世俗の大垢を洗い落とした後は、お決まりの―。
晩飯タイムだぜ、コンチクショーーーーッ!
あぁ、やーっとこさ、呑めるのであーる。
で。
極めてご機嫌さんでビールをゴッキュゴキュやってると、
次から次へと、ちまちました小品が運ばれて来て、
私のようなオッサンには、実に具合がよろしい。
やっぱ、アテは、つまつま食うに限る。
ちょっとづつを幾品も、なんて感じが良い。
しかも、子供の時には、あれほど嫌だった煮物が、今じゃ、大好物だものなぁ。
何しか、私ゃ、めーっちゃ田舎育ちなもんだから、
毎日毎日、フキの炊いた奴やら、大根の炊いた奴やら、椎茸の炊いた奴やら、
そーんなもんばっかし食わされ続け、
そら、エネルギッシュな年頃には、余りに精進的過ぎるっちゅうねん!
と言いつつ、四十を超えて、ようやくその旨味が分かって来たっちゅう事なのだろうか?
お椀一つに、大層、感激してしまう年頃にもなってしまった。
また、見た目の鮮やかさも、結構、大事な要素。
私のハートがカラフルに散りばめられて行く様は楽しい。
そして、本場、さつま揚げが登場する段になって、ようやくの事、
私は、焼酎のお湯割りへとスイッチする決断を付ける。
しかも、その焼酎をグイグイ煽りつつ、
鹿児島特産、黒豚しゃぶしゃぶを頂けば、
ィィィヤッホーーーーーーイッ!
シャーワセ街道まっしぐら!
ピンク色がナント神々しいことよ。
するってーと―。
散々、食って食って食って。
散々、呑んで呑んで呑んで。
うひゃぁ、お、お腹が苦ひいよぅ。。。。。。。
ところが―。
私のキュートな太鼓腹に、更なる追い打ちを掛けるように燦然と出ておわしたのは、
か、鹿児島黒毛和牛陶板焼きステーキだぜ、コンチクショーーーーッ!
あぁ、何と言う大贅沢!
何と言う大盤振る舞い!
たまたま「早割60」で少々お安く予約できてしまった事に、すっかり気を良くしてしまい、
ついつい浮いたお金で、パツーン!と別注してしまったんだなぁ、これがまた。。。。。。
と言いつつ、この肉も肉で、メイン料理に相応しく、
ンマーイ!ンマーイ!ンマーイ!
柔らかくてジューシーで、もう、大概、満腹も良いトコにもかかわらず、無我夢中で平らげて行く。
あぁ、「肉、肉、肉!のもう鼻から牛乳が出るくらいの肉三昧」よ再び!
「ちょっとづつを幾品も」って、あーた、幾品にも程があるっちゅうねん!
従って―。
余りに度を越した暴飲暴食によって、
もう、めーっちゃ暴れに暴れ倒しているお腹の神様を鎮めるべく、
ご飯と味噌汁を丁重にお供えさせて頂いてっと。
畏れ多くも畏くも、ありがたい二日目が終わる。
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