ラヴェッロに浮かぶ
今回の旅行は、全日、天気に恵まれ、ホーント、ありがたい限りなのであーる。
やっぱ、せっかくイタリアまで来たんだもの。
もう、スカーッと晴れてるだけで、ぜーんぜん心持ちが違うやね!
で、ラヴェッロと言う街は、山の上の方を切り開いて作った街なので、随分と小さい。
ブラブラ歩いても、2時間くらいで、あらかた見て回る事もできるのではないだろうか?
ほんで、中心街を基点として、幾つか、小径が伸びており、
その通り沿いには、小ぢんまりとした街にはピッタリな、これまた小ぢんまりとした店が軒を連ねているので、
ぼんやり眺めて歩いているだけでも、実に楽しい。
しかも、街中の至る所が、歴史を感じさせる古い古い造りになっており、
こんなレトロな雰囲気に、ついつい惹き込まれてしまうっちゅうのも、
それだけ自分が歳を食ったって事なのだろうなぁ。
また、ラヴェッロって、「食」の街としても有名なのだそうで、
ミシュランガイド、★★を獲得なさったレストランもあるのだと言う。
と言いつつ、誠に残念ながら、私には、かなーり敷居の高い店なので、
端っから行ってみようと思う気すら湧いては来なかったんだけど、
(昼間っから、そんな贅沢はできまへん!)
やっぱ、パツーン!とラヴェッロの「食」も堪能してみたいではあ~りませんか。
と言う事で―。
にょほほ~~っ!
チマチマ、お菓子巡りなのであーる。
いやぁ、あちこち、庶民的なお菓子屋さんが、いーっぱい散らばってて、
甘いモノが大層苦手な私ですら、ンマイ!と思わされる逸品の多いこと!
(しかも見た目も華やかで綺麗!)
一方で。
ラベッロと言えば、やはり、陶器の街としても知られているのだそうで、
色鮮やかなお皿や、
彩色溢れる、でーっかい壺などが、バンバン、売っていた。
と言いつつ、さすがに陶器は重いし、嵩張るし、割れるかもしれないし、
(壺なんてそもそも家に置く場所もありまへんがな!)
結局、ラヴェッロでは、なーんにも買って来なかったんだけど、
うーむ、ちょっとした小物ぐらいだったら、買って来ても良かったかなぁ?
黄色やら赤やら青やら。
こーんなに多くの原色を散りばめるデザインは、
やっぱ、イタリアならでは!と言う感じがするんだもの。
そして―。
つらつら街角歩きにも飽きてきたなら、そろそろラヴェッロのメインイベント、
「Villa Rufolo」へと向かう事にする。
何せ、そこには、もうドッヒャーーーン!と、
こーんな絶景が待ち構えているのだから。
(奥に見える街はミノーリ)
何でも、夏場のこの時期には、
「ラヴェッロ・フェスティバル」と言った音楽祭みたいなものが、毎夜、毎夜、開催されており、
そのために設置されているステージが、奥の風景に溶け込んで、いやぁ、ホーント、勇壮なんだなぁ。
アホウは高い所が好きとは言うけれど、
イヤハヤナントモ、
こーんな景色を目の前にしたら、そら、絶景好きにもなるっちゅうねん!
と言いつつ、実は、もう一つの絶景スポット、「Villa Cimbrone」を見逃して帰る。
何せ、私ゃ、当たって砕けろ!現地へ行けば行ったで何とかなるやろ!的な男なものだから、
何かと、このような落ち漏れが多いのであーる。。。。。。。
はっきり言って、事前のリサーチ不足。
ま、次回、行く機会が訪れた時に、その絶景スポットは取っておきますか。
天空の城の居心地は最高に良い!