夜明けまで15,000マイル

近頃、ポツポツとミゾレ混じりの雨も降り始め、ここ金沢では、既に、冬真っ盛り。

だが―。

思い起こせば、もう5ヶ月も前、
私は、確かに、あのフロリダで、あのマイアミビーチで、
パンパカパーン！な常夏をブイブイ謳歌していたのだった。

何せ、我々が宿泊させて頂いた「Hotel Victor」からは、
徒歩5分ほどで、パツーン！とマイアミサウスビーチへ辿り着く事ができると言う、
まさしく好立地だったものだから、もう、キャッキャ言いながら、海へと飛び込んで行ったのであった。

と言いつつ、マイアミビーチでの滞在は、たったの2泊3日しか取れなかったものだから、
結局、ビーチで泳ぐ事ができたのも、中日の午後からだけ。

あぁ、マイアミビーチで、もっと長居していたかったなぁ。。。。。

セントマーチン島の海も、めーっちゃ綺麗だったんだけど、
いやいやいや、
例え人工ビーチであろうと、このマイアミサウスビーチも、かなーり良かったんだわさ。

もう、底が見えるくらい、透っけ透け。

で、海に入ったら入ったで、傍で、
陽気なアメリカン達が、ビール片手に、やいのやいの談笑されてたりする光景に出くわしたりして、
いやぁ、何やら微笑ましいなぁ。

また、沖の方をつと見やれば、
おぅおぅ、
これからカリブクルーズへ行くであろう大型客船が、もう引っ切り無しに出発して行くのであーる。

うーむ、私もいつかは、こう言った豪華クルーズにチャレンジしてみたいなぁ。。。。。

何や、よう分からんけど、海へ行くと必ず逆立ちを始めるMY SON。

大きゅうなりました。

で、私も私で、さながらジャングル黒べぇのように、散々、真っ黒焦げになりながら、
海辺でチャプチャプ漂いつつ、至極しゃーわせ、極楽気分。

無論、昼間っぱらから、しこたまビールをかっ食らっており、
もう、フラッフラになりながら、

何やら、ふと「暁に駆ける」を口ずさむ私なのであった。