夜明けまで15,000マイル

セントマーチン島の代名詞とも言える、プリンセス・ジュリアナ国際空港。

カリブ海の辺境にあると言う割に、結構、近代的だったんだなぁ、これがまた・・・・。

まぁ、セントマーチン島って、日本からだと、ベ、ベラボーに遠いんだけど、
欧州や米国の方々からすれば、意外と利用しやすい距離にあり、
それだけバカンスに訪れる旅行者の方々が多いと言う事なのかもしれない。

ところで。

プリンセス・ジュリアナ国際空港に到着した際は、
ボーディング・ブリッジではなく、タラップを使って降りる方式であった。

個人的には、おおぅ、到着したぞっ！なんて感じがするこのタラップ方式の方が好きなんだけど、
もしかして、子供ン時に見てたアップダウンクイズの影響が強かったのかなぁ？

大体、この時分、ハワイへ行くなんぞ、まるで雲を掴むような遠い遠い話。

そもそも私の周りで飛行機自体に乗った事のある奴なんて、
まーったくいなかったっちゅうご時世だったのである。

それが、今じゃぁ、こうして、遥かカリブにまで、ホホホィっと来れるようになったってんだから、
ホーント、良い時代になったもんだなぁ。

と言いつつ、マイルを利用してしか行けないんだけど。。。。。（弱い！）

で、トボトボ歩いて、入国審査場へと向かう。

この時、ふと、ニューカレドニア島のヌーメア空港を思い出した。

天国に一番近い島と呼ばれるニューカレドニア島も、ここと同じタラップ方式であり、
こうしてトボトボ歩いて行った記憶がある。

もう10年以上訪れてないけども、また行ってみたいよなぁ、ニューカレドニア。

ちなみに、ここもフランスの海外領土である。

そして、無事、入国審査や税関審査などを終えて、パツーン！と到着ロビーに降り立つ。

おぅおぅ、とうとうやって来たぜ！セント・マーチン！！
なーんて言う感慨に浸っている間もなく、
幹事役の私としては、先ずは、え～と、レンタカー屋、レンタカー屋。

とは言え、到着出口から直ぐ右手の、結構、目立つ所に、
HertzやAvis等々、ドヤドヤ、レンタカー屋ブースが並んでいたから、直ぐにそれは分かった。

ここで手続きした後に（と言っても、事前予約してあったので、名前の確認だけ。）、
外に停めてあるボロボロのバンに乗せられて、空港近くにあるAvisの営業所までGO！

予想に違わず、そこには、ボロボロの営業所とボロボロのレンタカーが待っていたのであった。

今夏のセントマーチン島行き。

もう乗り継いで乗り継いで乗り継ぎ倒して。

結局、マイアミ国際空港などは、都合、4回もお世話になる事になってしまったんだなぁ、これがまた・・・・。

1.　シカゴ→マイアミ
2.　マイアミ→セントマーチン
3.　セントマーチン→マイアミ
4.　マイアミ→サンフランシスコ

しかも、この空港、めーっちゃデカイでやんの。

もう、ほっとんどコンコースDしか利用しなかったんだけど、もう、歩く、歩く・・・・。

嫌ンなるくらい歩かされる。

ほんで、結構、人も多いし、何だか人酔いしてしまいそう・・・・。

ちなみに、セントマーチン行きは、この時「D42」からの出発。

やっぱ、これから搭乗するぞ！ってな時が一番気分が高揚するなぁ。

そして、初渡航のセントマーチン行きは、
綺麗に剃り上がったオッチャンの禿頭と共に始まったのであった。

この時期、フロリダは、ちょうどハリケーン・シーズン。

だもんで、私ゃ、セント・マーチーン島へと行くに際して、
そのハリケーンの事だけが気掛かりだったんだけど、
実を言えば、バッツシ、ハリケーンに見舞われていたんだよ～ん。

その名もハリケーン・ボニー君。

幸い、我々一行がマイアミで乗り継ぎをした次の日に、ボニー君がフロリダにやって来たようで、
いやぁ、もう、ヒヤヒヤもんだったのである。

まさしく首の皮一枚。

これが一日ズレてたら、もしかしてセントマーチン島へ行けなかったかもしれないんだなぁ。。。。。

やっぱ、夏のフロリダはハリケーン・リスクがめーっちゃ高いのである。

ほんで、そうそう。

以前紹介させて頂いた「Weather Underground」なんだけど、
どうも、かなーりイイカゲンのような・・・・。

予報では雨だったのに、カツーン！と快晴だったりとか、
結果的に、あんましアテにできなかったのである。

と言う事で、下記のサイトの方が、より正確に天気予報を伝えてくれていたような気がするので、
一応、載っけさせて頂こう。

・　「Zoover　St.Maarten」

と言いつつ、幾らチェックしてみた所で、
ホーント、お天気だけはどうしようもできないんだなぁ。。。。。