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ワールドカップ夜話

7月 16th, 2010 Posted in 余談

ワールドカップ。

ちょうどベスト4が出揃った時に、私は、ある呑み屋のマスターと賭けをする事になった。

果たして、どこのチームが優勝するのか?を競って、互いに呑み代をベットである。

で、当然、そん時の優勝候補筆頭は、ドッドッドイツの大爆笑!だったものだから、
そこは外して、私はスペイン、マスターはオランダ、を選ぶ事になった。

そして、もし、ダークホースのウルグアイが優勝する事になったら、
割り勘で、二人でキャバクラに行って豪遊しよう!
なーんて言う、もう、実に実に男らしいダイナマイトな企画。

で、皆さん先刻ご承知の通り、あれよあれよと言う間に、見っ事、スペインが優勝してしまって、
ありゃ!?
珍しく、私が勝ってしまったではないか!?

すると―。

決勝戦当日の午前中に、早速、マスターから電話が掛かって来て、

「やられました。いつ呑みに行きましょう?」

おおぅ、ホーント、気風が良いねぇ、なのであーる。

私が譲ったDVDレコーダーの代金をパツーン!と踏み倒すようなフテェ輩がいるかと思えば、
こうして、律義に電話を寄こしてくれる人もいる。

私は、非っ常に嬉しくなった。

と言う事で―。

昨日、カツーン!と御相伴に与らせて頂きに参ったんだけど、
いやぁ、試合が終わればノーサイド、お互い、もう、呑んで、呑んで、呑んで。

正直、途中の記憶がやや飛んでたりして、結構、見苦しい所も見せちゃったんだけど、
いやぁ、めーっちゃ楽しい酒だったなぁ。

また、是非、御一緒に呑みに行かねば!なのであーる。

と言いつつ、オゴってもらいっぱなし、っちゅうのも大層ハバカラレルので、
翌日、私は、熊本土産の馬刺しを、件のマスターんトコへ持って行く。

こう言う男の付き合いって、ホーント、良いなぁ、と強く思うのである。

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