メキシコ湾原油流出の影響
実の所、少し気になっているのが、先頃起こった「メキシコ湾原油流出事故」の事。
今夏の渡航先の一つであるマイアミから、
およそ700~800kmくらいしか離れていないトコで、バンバン原油が漏れ出しているってんだから、
もしかしてサウスビーチ周辺にも多少の影響があるのかもしれない。
ざっくりとした距離感覚では、
「事故現場~マイアミ」=「東京~札幌間」くらいの距離ではないだろうか?
そして―。
2010.06.21 Web posted at: 15:18 JST Updated – CNN
白砂のビーチに「原油」の影 フロリダの海岸
フロリダ州の海岸でくつろぐ家族
フロリダ・オカルーサ島(CNN) 白い砂に青い空、エメラルドグリーンの海――米フロリダ州の海岸は20日、絶好のレジャー日和に恵まれた。だがルイジアナ州沖で起きた原油流出事故の影響が、美しいビーチにも微妙な影を落としている。
同州北西部のエメラルドコーストは、メキシコ湾に面した白砂の海岸。家族連れがくつろぐ光景の向こうで、緑のシャツに黄色のゴムボート、シャベルや熊手を手にしているのは、石油大手BPの契約業者だ。
パラソルのすぐ近くで、海岸清掃員が豆粒ほどのタールボール(油の塊)をすくい集めている。流出現場から離れた同州の海岸にも、潮の流れによって時折、タールボールが漂着するのだ。
フロリダ州観光当局者によると、州内では事故の後、予約客のキャンセルが相次ぎ、昨年は8000万人でにぎわった観光業界が3~4割減の打撃を受けている。レストラン・宿泊業者組合のキャロル・ドーバーさんは、「油とかタールボールと聞くと、観光客は原油まみれになったルイジアナの湿地を連想してしまうようだ」と、ため息をつく。地元当局は油が少しでも漂着したらすぐに除去できるよう、清掃員の手配に余念がない。
ミズーリ州から訪れた男性は、「少し雰囲気が壊れるけれど、来たからには楽しもうと思う」と話した。「予定を変える気にはなれなかったし、ここに来ることで地元の人々を応援できるという気持ちもあった」という。
砂州のリゾート施設でボート遊びに興じる人々にも、原油を気にする素振りはみられない。ただ、BPのヘイワード最高経営責任者(CEO)が英国でヨットレースを楽しんだとの報道については、「油もなくてきれいな海だったんだろう」など、苦々しいコメントも出た。当地で20年前からボート店を営む男性は、「商売はあがったり。例年の6~7割減だ」と話し、「ヘイワード氏がヨットを楽しんだのは腹が立つが、こちらへ来てあれこれしゃべられるよりは良かった」と、皮肉っぽく語った。
うーむ、やはり、事故現場により近いフロリダ半島の北西部周辺で徐々にその影響が出て来ちゃってるようで。。。。
いやぁ、バカンスに出掛けてって、海がカツーン!と油塗れってんじゃ、ホーント、洒落ンならない。
と言いつつ、そんなパーソナルな事情よりも、その近辺にお住まいの方々の方がよっぽど大変な訳で、
ホントにねぇ、早く、何とかして欲しいのである。