夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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い・け・な・いブリダイコンマジック

12月 18th, 2012 Posted in ミシュラン金沢

い・け・な・いブリダイコンマジック

近頃続く忘年会の乱酒っ振りが祟ってか、
はぁぁぁぁぁ、
昼飯だけでも、ちーとばかし胃に優しい物が食いたいなぁ。

っちゅう事で−。

この日は、金沢中央市場の近くの店へ飛び込み、昼定食をご注文。

昼定食 ブリ大根

あぁ、やっぱ、この季節、ブリ大根なんて、ホーント、堪んないべさ〜。

出汁が、たーっぷりと染み込んだ大根がまた、
四十半ばを超えたオッサンのハートに、カンチャンズッコシ

やっぱ、日本人には、和食が一番なんだなぁ。

しかも、その隣には、

昼定食 里芋と厚揚げの煮物

まさしく、なんて素敵にジャパネスク感が満載の、
里芋と厚揚げの煮物もあったりなんかしちゃったりして、妙に心が踊ってしまう。

更にその隣には、

昼定食 キムチ

そうそう、日本人には、やっぱ、ナンテッタ・・・・・・き、キムチ!?

い、いや、キムチなんて、今じゃ、どこの家庭でも普通に食卓に出て来るくらい超メジャーな物だし、
日本人には、非っ常に馴染みのある食材の一つである。

しかも、このキムチもキムチで、独特の癖があって、かなーりンマイ!ってんだから、
こりゃまたケッコウ
まさしく、ご飯がご飯がススム君の一品なのであり、
従って−。

昼定食 チーズカレー

メインのチーズカレーが、これまた、進んで進んで・・・・・・って、あーた、
ぜーんぜん胃に優しくなんて無いではないですか〜!?

そして−。


【河合奈保子 UNバランス】

あぁ、何と言うアンバランス!

何と言う組み合わせの妙!

と言いつつ、このチーズカレー、結構、本格的な味付けで、かなーりスパイシー。

しかも、めーっちゃ辛いにもかかわらず、後には、じんわりと良い旨味。

いやぁ、こう言ったアンバランスさこそ、大衆食堂の大きな醍醐味の一つ!

中央市場、奥深し!


【忌野清志郎+坂本龍一 い・け・な・い ルージュマジック】

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ちくわ天ブルース

12月 8th, 2012 Posted in うどんでござる, ミシュラン金沢

ちくわ天ブルース

12月。

冬、真っ盛り

近頃、こうも、しばれる天候が続くとあっては、
こりゃもう、是非にも、あーったかい物が食いたいぜ、コンチクショーーーーーっ!

っちゅう事で―。

週替り定食

ドッヒャーン!と讃岐うどんの店、「こう泉」さんへGO!なのであーる!

し・か・も・や・ね、

この日、週替わり定食(780円)のオカズっちゅうのがやね、
あぁ、親父心をガッツリ掴んで離さない、ちくわ天なんだぜ、コンチクショーーーーーっ!

思わず、込み上げて来る感涙を抑えながら、
揚げたてのちくわ天をヒョイッと口に運ぶと、
そう、そう、コレだよ、コレ!
このちくわ天がまた、なんとも言えず・・・・・・ありゃ!?

週替り定食 ちくわ天

これ、げそ天やんけ・・・・・・。

OH!NO!

メニューボードには、確と、今週のオカズは、ちくわ天と書いてあるにもかかわらず、
いざ、出ておわしたのは、正真正銘、間違いなしの、げその天ぷら!?

と言いつつ、げそ天もげそ天で、私ゃ、大好物だったから、
文句を言うでもなく、ハフハフ、いっただきまーす!

ある意味、このいい加減さが、大衆食堂の醍醐味なんだもーん。

週替り定食 麺

ほんで、もつろん、麺も、いつもと変わらず、ざっくり切った、讃岐の太麺。

いやぁ、ンマイ!

「こう泉」さんの週替わり定食、中々、奥深し。

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秋の日のトパーズ

11月 28th, 2012 Posted in ミシュラン金沢

秋の日のトパーズ

冷たい風が、やや駆け足で頬を通り過ぎる。

多少身震いしながらも、するりと身体を車へ滑り込ますと、
何だかふと、ぼんやりとした午後を過ごしたくなった。

海の近くのレストランで、夏に出掛けたスペインについて、
ゆるゆるとした想いを馳せてみると言うのはどうだろう?

私は、自分から湧いて来たその提案を、とても良いものだと思い込み、
まるでバーテンダーから琥珀色の液体を並々と注がれたコップをうっとりと眺める老人のように、
まるで宝箱を手にしたばかりの爛漫な目を輝かせる子供のように、
はしゃいだ。

すると、ハンドルを握りながらも、その時切り取った記憶の断片が、自然に蘇り、
道中も非常に華やいだ空気が私を包んだ。

目指す先は、そう、さながら洋食の街、神戸を思わせるかのような素敵な場所。

大人の安息地と言っても良いのかもしれない。

そして、しばらくして、ようやく辿り着いた目的地に車を停めて、
もう直ぐ冬が訪れようとしている事をしんなりと予感させるような鈍色の空の中、
私は店の看板を見つめた。

看板

北野食堂

いやぁ、ついにやって来たぜ、コンチクショーーーーーッ!

デブ族オッサン科の聖地とも呼ばれるこの店は、
何でも、地元では、大層有名な食堂なんだとか。

店前

見よ!この威風堂々たるこの店構えを!!

ホーント、イイ味を醸し出しているではあ~りませんか!

私は、非っ常にワクワクしながら店の中へと入らせて頂くと、
何ら期待を裏切る事なく、

店内

素晴らしい!

「ジャンプ」がある、「マガジン」がある、そして、大衆食堂にはお馴染みの「美味しんぼ」がある。

ブラウン管の小さなTVは、一体いつから使ってんねん!的な興を加え、
壁に綺麗に並べられた短冊形のメニューは、まさしく昭和ノスタルジー。

で、こんな雰囲気に酔い痴れながら、私が悩んで悩んで注文させて頂いた一品っちゅうのがやね、

オムライス

もう、ドッヒャーン!とオムライスなのであーる!!

ところが―。

これがまた、噂通りの凄いボリューム・・・・・。

オムライス

一体、ナーンナンデスカ!?この厚みは!?

聞く所によると、オムライスにしろカレーライスにしろカツ丼にしろ、
ざっくり3合分のご飯を叩き込んで作るのが、この店のスタンダードなんだそうな。

あぁ、蕩けてしまいそう。。。。。。

とは言え―。

大衆食堂評論家の私めと致しましては、こりゃもう、果敢に挑んで行くしかない。

添えられたスプーンを右手に持ち、こんもりとした分厚い卵を威勢よく切り込んで行くと、
あらま!?

オムライス

オムライスの中身が、焼き飯!?

へぇ、いわゆる普通のケチャップ味のご飯を想像していたんだけど、
どうしてどうして、
この焼き飯版オムライスも、かなーりンマーイ!

これまた、一見ありそうなんだけど意外とない組み合わせだなぁ。

と言いつつ、四十半ばを過ぎた私のようなオッサンにとっては、
あぁ、途中でお腹が一杯になっちゃったよぅ!
やっぱ、3合飯の登山はかなーりキツイ!

まぁ、それでも意地と根性で何とか完遂しちゃった勇ましさ。

絵に描いたような無鉄砲な男は、
まーったく反省する事なく、まーたもや、血迷い街道に迷い込む事になり、
すなわち–。

非っ常にオトナゲナシ

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