夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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第二東洋軒 とり天に馳せた夜

べっぷ野上本館」さんから歩く事しばし。

せっかくなので、JR別府駅の前にあると言う、

山は富士 海は瀬戸内 湯は別府

でお馴染みの、

JR別府駅前 別府観光の父、油屋熊八

油屋熊八翁の銅像を見に出掛けた。

いやぁ、良えわぁ、コレ。

噂通りの奇天烈千万な恰好に、心底、惚れ惚れしてしまう。

別府市民の懐の広さと言うべきか?
普通、こんな銅像を、おっ建てたら、ふざけんな!と言う苦情が殺到しそうだもんなぁ。

別府は実に粋な街なのである。

さて―。

別府の夜 北浜

その夜、もつろん、「べっぷ野上本館」さんでは夕食を付けてなかったので、
パツーン!と外へと繰り出す事にした。

行き先は、従前から是非一度訪れてみたかった店、
私のようなオッサンには大層誘惑の多いネオン街の一角にある、

第二東洋軒 北浜

第二東洋軒 北浜店」。

何でも、とり天発祥の店なんだそうな。

と言いつつも―。

第二東洋軒 北浜

ここのご主人、昔、某ハムメーカーに勤務なさっていた事があるのだそうで、
こうしてメニューに自家製ソーセージも提供して下さっているのであり、
しかも、これがまた、実に実にンマイのである!

いやはや、市販されているようなソーセージとは、ぜーんぜんジューシーさとか触感が違う。

おかげで、食べ盛りのMY SONに、ほっとんど平らげられちゃう事になったんだけど、
いや、ホーント、ついつい癖になってしまいそうな味なのであり、従ってビールもグビグビ進んでしまう。
(非っ常に惜しむらくは、生はアサヒビールがデフォルト。)

第二東洋軒 北浜

ほんで、何気ないメニューの一つ一つ取ってみても、ホーント、良心的なのであり、

第二東洋軒 北浜

牛肉のタタキも、抜群にンマかった!

第二東洋軒 北浜

また、MY SONが注文したハンバーグを試しに一口もらってみると、
あぁ、拝みたくなるくらいに、肉が香ばしいこと、香ばしいこと。

デミグラスソースも濃厚百発。

うーむ、これは丸々ガッツリ頂きたくなっちゃう一品だなぁ。

第二東洋軒 北浜

で、待望のとり天も、もうねぇ、鶏肉の味がきちんと乗ってて、
大分地鶏の優秀さを、しみじみ感じさせられる。

衣もパリっ!と揚がっていて、かぶりつく度に、むほっ、極楽、極楽。

第二東洋軒 北浜

ほんで、非っ常にありがたい事に、大分版だご汁をサービスして頂いて、
ふにゃぁ、およそ一年振りのだご汁は、やっぱ、涙がチョチョ切れるくらいに、ンマイのだ~。

ちなみに、熊本版だご汁は、「だご」が団子のようになっているのに対し、
大分版だご汁は、「だご」がきしめんみたいになっている。

第二東洋軒 北浜

また、サービス品は、だご汁ばかりではなく、
ナント、奥様手作りだと言うロールケーキもお土産に頂いてしまった。

中にイチゴが忍ばせてあるのが実に心憎い。

まとめてみると、正直、この店に寄りたいがために、別府と言う街に訪れてみたくなると言うくらいに、
私ゃ、カツーン!カツーン!カツーン!と気に入ってしまった!

あぁ、「別府ナポリ」、まさしく正鵠を得ているに違いないのである。

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べっぷ野上本館でおま!

右を向いても・・・・・

血の池地獄 別府温泉

別府!

左を向いても・・・・・

別府タワー 別府温泉

別府!

そして、下を向いても・・・・・

別府秘宝館 別府温泉

別府・・・・・秘宝館!?

あぁ、世の男子、憧れの的、「秘宝館」と言う奴ではありませぬか~!

いやぁ、個人的に、是非、一度、体験させて頂きたかったんだけど、さすがに家族連れじゃなぁ。。。。。

だもんで、誠に断腸の思いで、別府秘宝館は却下させて頂いたんだけど、
後日、改めて調べてみると、あれま!?この別府秘宝館、今年5月末で閉館なさるのだそうな。

うーぬ、こうして、昭和の風俗が一つ一つ消え行く様は、非っ常に寂しい・・・・。

今や、秘宝館って、全国でも数えるくらいしか残っていないと言うのに、
あにはからんや、色は匂へど散りぬるを、っちゅう事なのだろうぁ。

さて―。

一泊目にドドドッ!と宿泊予算を注ぎ込んでしまったものだから、
二日目の別府では、もう、お値段重視の超リーズナブルな旅館をチョイスさせて頂く事にしたのであった。

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

べっぷ野上本館

朝食付きで、一人、5,250円、と言う結構なお値打ち価格なのであり、
(別途、入湯税150円)
今回は楽天ポイントを、パツーン!と利用させて頂いてのご宿泊。

で、正面玄関「だけ」取ってみると、何やら、結構、新しくて高級そうにも見えてくるのだけども、
一旦、裏へ回ると、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

おおぅ、建物全体から香り漂って来る昭和のレトロ!

いやぁ、良い具合に鄙びているなぁ。

と言いつつ、一泊目との落差が余りにも激しかったものだから、
家人達から、やいのやいのと大層不評を買うも、
いやいやいや、
こんな寂れた味って、中々、出せないのだぞ!

これだから、モノノアワレを分かってないって奴は、とブツブツブツ・・・・・。

そして―。

私が、「べっぷ野上本館」さんに泊まりたかったもう一つの理由っちゅうのがやね、
つまり、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

家族湯、「光壽泉」に意匠してある、東郷青児のモザイクタイルを、
是非、一度、この目で見てみたかったのである。
(ちなみに宿泊客は家族湯の利用が無料。)

あぁ、良いなぁ、この感じ。

このご婦人に見守られながらお湯に浸かる事ができたなら、さぞかし良い塩梅であるに違いない、
と前もって思い描いていたのだけども、残念ながら、この家族湯は、カミサン一人に占領されてしまう。

なので、私ゃ、しょうことなしに内湯の方を利用させて頂く事になったんだけど、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

いやいやいや、
この内湯っちゅのも、中々、具合がよろしい。

中央に見えるオブジェは、
昔、別府から大分まで走ってた路面電車の軌条下に敷いてあった石なのだそうで、
のんびり湯船に浸かりながら、ぼんやりこれを眺めているだけでも、実に優雅である。

もちろん、ホンマモンの「源泉かけ流し」なのであり、
ホーント、今回の旅は、良湯に恵まれてばかりだなぁ。

結局、この内湯も、都合3回も利用させて頂いたのであった。

ところで―。

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

ここの朝食は、2階の食堂で取る事になっており、こうして入口にそれぞれの部屋番号が割り振ってある。

で、これを見て、各自、ご指定のテーブルに着席すると言う方式なのだ。

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

しかも、案の定、ベリーシンプルな朝食が予めセッティングしてあって、
いやぁ、朝食なんて、こんなもんで充分でしょ。

もつろん、ご飯のお替りは自由であり、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

むほっ!卵掛けご飯で一日を始められる幸せ。

ほんで、お値段の割に、意外と、この旅館の従業員さんって愛想らしい方々が多く、好感度も高い。

まぁ、設備の古さや不十分さを気にされるような方にはアウトなんだろうが、
(カミサンは部屋にドライヤーが無いと怒っていた。)
いやいやいや、
私ゃ、好きだなぁ、この旅館。

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別府 明礬温泉 岡本屋売店へ行く

従前、別府について、あれこれネットで調べさせて頂いた折、
いやぁ、目から鱗が飛び出るくらいに、素ン晴らしいサイトを発見させて頂いたのであった。

その名も

別府 ナポリ

別府ナポリ」!

奇しくも、今夏の旅行先、ナポリと別府が合体して、別府ナポリとは!?

何だか妙なご縁を感じつつも、私ゃ、何度も何度も、こちらのサイトを拝見させて頂き、
別府と言う街を一から勉強させて頂いたのであった。
(微に入り細に入り、ホーント、有用な情報がテンコ盛り!)

と言う事で―。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

もう、ベタもベタ、手始めに、カツーン!と行かせて頂いたぜ、明礬温泉、「岡本屋売店」へ!

ほんで、この店、別府の街中から、やや外れ、郊外の見晴らしの良い高台にあるのだけども、
繁盛店の割に、駐車場がエライ狭く、駐車するのに、かなーり難儀したんだな、もし~。。。。。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

で、ちょうどランチの時間帯に行かせて頂いた所、
平日と言うにもかかわらず、店内は、割合、混雑しており、
注文するのにエライ時間が掛かってしまった。
(湯の花等の土産物も売っているので、余計に。)

ちなみに、カウンター越しに注文と会計をし、後でオバちゃんが持って来てくれる方式だ。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

また、何だかよく分かんないけど、
店内のあちらこちらにカエルのオブジェがシコタマ飾ってあり、見るからに、微笑ましい。

いよっ!岡本屋の社長、良い趣味してますな!

別府 明礬温泉 岡本屋売店

で、この日のランチは、温玉カレーライス、600円。

普通に美味しゅうございました。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

また、カミさんはカミさんで、地獄蒸したまごサンドイッチを頼んだんだけど、
うーむ、このボリュームで350円は、結構、お値打ちだなぁ。

せっかくなので、一片もらい食べてみると、あら、ちとスモーキーフレーバーがする。

これが地獄蒸しの効果と言う奴か?

ただ、できれば、私の苦手なキュウリは省いて頂きたかったなぁ。。。。。。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

ほんで、ここの一押し商品、地獄蒸しプリンもカツーン!と頂戴させて頂く。

これまたベタにカスタード味を選んだんだけど、
生地もきちんと仕上がってて、カラメルソースもやや苦味走った高級な味。

確かに、230円はお安いんじゃないだろうか?。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

プラス、今回、初挑戦の大分名物、「やせうま」もオーダーさせて頂き、
別府入門のほんの入り口に辿り着く。

実を言うと、以前、けんごさんに教えて頂いて以来、是非、一度、食べてみたかったんだわさ!

で、実際、試してみると、何だか黄な粉をまぶしたお餅みたいで、中々、ンマイ。

おおぅ、私ゃ、この中で一番気に行ったぞ!

ほんで、このヒョロヒョロした生地は、「大分版だご汁」にも使用するんだそうで、
きっと地元に深く根付いている食材の一つなんだろうなぁ。

そして、こっから先、我々御一行は、
食の街「別府ナポリ」をとっくりとご堪能させて頂く事になるのであった。

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