妙見温泉 おりはし旅館 晩飯編
あぁ、返す返す残念至極!
何やよぅ分からんけど、とんだハプニングにより、
一日目、「おりはし旅館」さんで撮った温泉の写真が、まーったく残ってないと来たもんだ!
結構、必死こいてパッシャパシャ写してたのになぁ。
ちなみに、「おりはし旅館」さんの敷地には、幾つかの温泉施設が点在しており、
(敷地面積、7万坪なのだそうだ。)
例えば、内湯は、本館にもあるし、「別館 山水荘」と言う所を利用する事もできる。
で、私が行かせて頂いたのは、「別館 山水荘」の方だったんだけど、
狭いながらも温泉の種類が2種類あって、
かなーり熱めの泥色の温泉、「竹の湯」と、かなーり温めの鉄色の温泉、「キズ湯」がそれだ。
(ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩泉)
そして―。
2つの温泉を入ったり出たりを繰り返し、
ぷよぷよの身体を、散々、搾って搾って搾り倒して。
こってり、こびり付いた世俗の垢を、すーっかりと排出し切った後に待っていたのは―。
もう、ドッヒャーン!とビール!ビール!ビール!の晩飯タイムだぜ、コンチクショーーーーーっ!
あぁ、温泉を上がった後のビールって、なーんでこんなにンマイんだろう!?
しかも、アテには、いかにもオジサマ好みの自然色豊かな肴がズラリ。
で、何やよう分からんけど、結構、珍しい食材も多く、
これなど、鯉の刺身なのであーる。
それでも~、鯉は~、鯉~♪
なーんて事を口ずさみながら頂いてしまうのは、
酒のせいか?はたまた、私が余りにオッサンだから、なのだろうか?
ともあれ、
手作りコンニャクは、何やらゴツゴツした歯応えで、結構、面白い食感だったし、
胡麻豆腐+味噌の組み合わせは、くたびれた胃をホッとさせる一品。
地元金沢でも、中々、こーんなもん、食えないものなぁ。
それぞれ、単純な品が多いけど、
と言いつつ、一つ一つ丁寧に仕事されており、非っ常に良心的。
で、せっかく本場鹿児島までやって来たのだからと、
ついつい気を良くして、焼酎のお湯割りを注文させて頂いたのが、つまずきの始まり。
たったのお銚子二本で、
うぃ~、ヒック、わしゃ、酔ってましぇ~ん!
見事に腰が抜ける。
それでも、黒豚しゃぶしゃぶのサラダに果敢に挑み、
(ごまドレッシングが掛かって実にンマイ!)
ヲヲヲヲヲヲヲヲ!
何やよう分からんけど、ウナギの蒲焼が出て来た所で、徐々に記憶も怪しくなり始め、
〆のご飯と味噌汁って、頂いたっけなぁ?
あぁ、私ゃ、すーっかりとあなたのとりこ!
まさしく、人間をダメにするキチガイ水に、ズッポシ飲み込まれ、
栄えある鹿児島第一日目の夜は、プッツリと途切れる事になるのであった。