夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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パレルモ空港から、いざサン・ヴィート・ロ・カーポへ!

パレルモ・プンタ・ライシ空港(パレルモ国際空港)からサン・ヴィート・ロ・カーポへ!レンタカーでGO!

お願いやから開いていてね。。。。。

藁をも掴む思いで、シャトルバスに揺られていると、
程なくして、レンタカー屋さんが集合するそのエリアに、ようやく辿り着いたのであった。
(空港からレンタカーの駐車場まで、バスで5分足らずくらいの距離。空港の玄関から見て西方面。)

パレルモ国際空港 レンタカーの置いてある駐車場

で、広い広い駐車場には、各レンタカー会社の車がズラリ。

受付ブースは、駐車場の一番奥、「REANT A CAR」とペンキ塗りされた大きな建物の中にあり、
いざ中に入ってみると、
「AVIS」や「Hertz」の有名所から、まーったく聞いた事もない小さなレンタカー会社まで、
各社受付ブースが整然と並んでいた。

しかも、明かりも煌々と灯っており、
ィィィヤッホーーーーイッ!
絶賛営業中なのであーる!

喜び勇んで、我らが「Europcar」を探し求めて駆け込むと、
(「Europcar」は一番奥のブース。)
早速、予約票を受付のお姉ちゃんに渡して、事務手続きを急かす。

するってーと。

取り敢えず手続きが一通り終了すると、
車のキーを持って、配車係のおっちゃんの所へ行けと言う。

コラコラ、
そのおっちゃんって、どこやねん・・・・・?

何やよう分からんけど、一旦、外の駐車場へ出て、必死で配車係のおっちゃんを探してみる。

けど、暗いせいもあって、中々、見つからないんだなぁ、これがまた。。。。。。

と言いつつ、それでも、何とか、最後のもう一踏ん張り、
ついに「Europcar」のポロシャツを着た配車係のおっちゃんを発見すると、
あぁ、やーっとの事、この日我々がお借りする車まで、辿り着く事が出来たのであーる。

そして、我々の前に指し示されたのは、

■ Lancia(ランチア)

と言うマークが嵌め込まれた小さな小さな非常に小さな車。
(後で調べてみると、どうもフィアット傘下のメーカーであるらしい。)

げげ!?
こーんな小さな車で、果たしてスーツケースが揃えて3つ、きちんと収まるの!?

―NO!

一応、ラゲージルームには、
小振りのスーツケース(63L)を、キツキツ2個、収容する事ができたんだけど、
一番でかいスーツケース(104L)は、どう頑張ってみてもムリ、入らない。

なので、でかいスーツケースは、無理くり助手席に詰め込んでみると、
おおぅ、何とかスッポリ収まったのであーる。

さぁ、荷物も、全部詰め込んだ事だし、
これから、張ーり切ってサン・ヴィート・ロ・カーポへ出発だぜ、コンチクショーーーーッ!

のはずが!?

後部座席のドアの開け方、分かりまへん。。。。。。。

もっ回、おっちゃんを探し出して来て、聞いてみる。

おおぅ、そうだったのか!
(→ドアノブが窓の上の方にあって、こーんなタイプ、初めて見た!?)

さぁ、気を取り直して、今度こそ、サン・ヴィート・ロ・カーポへ出発だぜ、コンチクショーーーーッ!

のはずが!?

ミッションのバックギア、入りまへん。。。。。。。

もっ回、おっちゃんを探し出して来て、聞いてみる。

おおぅ、そうだったのか!
(→バックギアに入れるには、
  シフトノブの直ぐ下に付いているセーフティロックを解除しなきゃいけなかった。
  ちなみに、この作業は、バックギアに入れる度に必要。非っ常に面倒い。)

さ、さ、さぁ、今度こそ、サン・ヴィート・ロ・カーポへ・・・・・・。

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!
ガーミンがリュックサックに入ったままではありませぬか~~~~~っ!?


大きな地図で見る

などと言った数々の失態を繰り返し繰り返し、やっとの事で車を出発させてみると、
周りは、とうに、とっぷりと日が暮れており、
従って、墨で溶いたような真っ暗な夜道を、ひたすら慣れないミッション車を駆って、
ついに最終目的地、一路、サン・ヴィート・ロ・カーポを目指すのであった・・・・・・。