夜明けまで15,000マイル

さぁ、お仕事、お仕事。

で、何やかんやと、東京の神保町まで行く事になったんだけど、
お昼時、またもや私の邪な魂が、パ、パ、パオ～ン！と雄叫びを上げる事になったのであった！？

すなわち、

「キッチン南海」さんへGO！

何でも、ここは、カツカレーで大層有名な店なんだそうな。

そして―。

軒先に、おおぅ、「元祖カツカレー」！

ナントモイエヌ見事なオブジェに、ついつい心ときめいてしまう、46歳。

こーんな素敵な象がいるんだもの。

大いに期待して間違いない。

するってーと。

MY GOD！

いざ出ておわしたのは、これぞ、洋食屋のカレー！

トロリとしたカレーの湖に、静かに身を揺蕩えるトンカツが、めーっちゃ神々しい。

しかも、下手に大盛りにしてしまったってんだから、ナント余計な事をしてしまったものだ。

もうねぇ、中年オヤジをガックシ凹ませる超ボリューミーも良いトコ！？

だが―。

こちとら、地元で散々名を馳せて来た勇猛果敢なチャレンジャー、
早速、一口頬張るってみると、

リーチ、

一発、

カンチャンズッコシツモ！？

ンマーイ！ンマーイ！ンマーイ！

いや、このカレー、結構、辛いんだけど、ただ辛いってんじゃなくて、
その中に、ブリリアントなンマさが、こーれでもかと溢れ返っているのだ。

しかも、そのめーっちゃ綺羅びやかなカレーと共に、
カラリと揚げられた熱々のトンカツを頬張れる幸せと来たら、

あぁ、2013年のこんにちは！

カツカレー好きを唸らせるに充分な名店に、もうノックアウト！なのであり、
膨れ行くお腹と共に、しばし白日夢。

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