夜明けまで15,000マイル

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天草ドライブ西遊記

天草ドライブ西遊記~大江天主堂・崎津天主堂を巡る旅

ただ、なんとなくではあるけれど、ぼんやりと天草半島の一番端まで行ってみたいと思っていた。

せっかく天草で泊まるんだもの。

この機会を逃したら、今度いつまたやって来れるか分からないしなぁ。

と言う事で―。


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お腹がもう、はち切れんばかりに一杯になった後は、
張り切って、その最先端まで、ピヤーン!と行かせて頂く事にしたのであった。

天草半島

で、颯爽とプリウスを走らせていると、横手に拡がる天草の海。

むむ?結構、濁っているなぁ。

何だか泥の海と言うような印象。

天草半島

また、途中には、結構、山の中を通る事も多く、
うーぬ、まるで、地元、能登半島を走っているかのようぢゃないか。

妙に親しみ深い風景が、ずらずらと続く。

そして、ドンドコ西へ西へと突き進んで行けば、しばらくして、
ようやくの事、天草半島の最先端まで到達する事ができた。

と言いつつも―。

ぬぬぬ?予想通りと言うか、何というか、結局、なーんにも無いトコであった。
(なーんにも無かったので、写真も無し。)

ただただ眼下に大海原が拡がっているだけ。

Southernmost Point」みたいなモンでもコサえておいてくれれば良いのに。。。。。

で、しょうがないので、取り敢えず、

天草半島 大江天主堂

大江天主堂を見学しに行く。

ところが、この日は定休日だったため、教会の中は見学できず。

相も変わらず、間の悪いこと。

で、これまた、しょうがないので、

天草半島 崎津天主堂

崎津天主堂を見に行く事にする。

おおぅ、こちらはきちんと営業なさっていたようで、無事、教会内に入る事ができた。
(ちなみに館内は撮影禁止)

で、そん時、面白いなぁと思ったのは、
教会内の、信者達が座る席が「椅子」ではなく、「畳」がずらりと敷かれてあった事!?

いやぁ、見事に和洋折衷だったのであーる。

天草半島 崎津天主堂 マリア像

また、教会前の池には、マリア様の像。

ところが、聞く所によると、このご近所には、
港を出入りする漁師さん達を見守るように唆り立つ、もう一つのマリア様の像があると言う。

おおぅ、これは是非見てみたいぞ!

と言う事で、地元の方に道を教えて頂き、どうにかこうにか辿り着いてみると―。

天草半島 海上マリア像

小っちゃ!

ゴジラ岩じゃないっつーの!

あぁ、できれば直ぐ近くまで行って見てみたかったんだけど、
何しか、そのマリア像まで行く道も無いようで、その願いも叶わず。

何だか、サラっと流しただけのような天草半島巡りと相なる。

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大空食堂 ちゃんぽんカーニバル!

熊本県 天草 大空食堂

しーっぽりとコレもんで、大焼肉祭り

なーんて事をシコタマ満喫させて頂いた翌朝、
私は、勢い良く次なる目的地へと車を飛ばす事にしたのであった。

で、どこへ向かったのかっちゅうとやね、

エロイム エッサイム!エロイム エッサイム!我は求め訴えたり!!

もう、パツーン!と天草へGO!なのであーる。

ところが―。

正直、天草っちゅうトコを、すーっかりとナメて掛かってしまっていた。

何しかねぇ、もう、ベラボーに遠いのである・・・・・・。


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ナ、ナ、ナーント、午前中の移動だけで、160km!?

おかげで、道中、観光に掛ける時間も、ろくに取る事も出来ず、
(私の大好きな「道の駅」も、ことごとく素通り!)
あぁ、難儀やなぁ、難儀やなぁ。

と言いつつ、それでも、ひたすらプリウスを駆り立て続けて丁度お昼過ぎぐらいに、
私は、ようやくの事、お目当ての店へと辿り着く事ができたのであった。

熊本県 天草 大空食堂

大空食堂」さん。

何でも、ここは「ちゃんぽん」で有名なお店なんだとか。

トタンにペンキ塗りされたと思しき看板と言い、
アルミ製のガラガラ開く式の戸と言い、

ナント、

ナント素晴らしい店なのだ!

熊本県 天草 大空食堂

ほんで、店内へと入ってみても、何ら期待を裏切る事なく、
あぁ、テーブルを囲んでいる青いパイプ椅子が、実に実にイイ味を出しているなぁ。

また、座敷の奥へと、つと目をやれば、何やよう分からんけど、
恐らく、もうとっくに壊れているであろう古い古いおみくじ機などもオブジェとして置いてあったり、
あるいは、

熊本県 天草 大空食堂

あぁ、いつから使ってんのか、さっぱり見当もつかない程のロマンス溢れる給水器が置いてあったり、
いやぁ、どこをどう取ってみても、ドバドバ興をソソラれてしょうがない。

これぞ、THE大衆食堂。

で、そんな懐の深い、めーっちゃ粋な店で、私が注文させて頂いたのが、

熊本県 天草 大空食堂

もう、ベタもベタ、やっぱ、パツーン!と「ちゃんぽん」なんだぜ、コンチクショーーーーッ!!!

しかも、普通盛りだと言うのに、キャベツやら何やら、具がもっさり!?

熊本県 天草 大空食堂

麺まで辿り着くのに、時間が掛かる、掛かる!

なるほど漁師町の一角に位置する名物店、もう豪傑な事この上なしなのであーる!

熊本県 天草 大空食堂

と言いつつ、まるで当然のように、焼き飯なんかも、ついでにオーダーさせて頂いちゃったりしてね。
(コラコラ)

熊本県 天草 大空食堂

で、これがウチのカミサンが注文させて頂いた、やはり豪勢百発!皿うどん。

熊本県 天草 大空食堂

ほんで、MY SONが頼んだ牛丼。

そう言や、これが、 彼の牛丼デビューだったんだそうな。

ところが―。

ご飯の上に牛肉が乗ってる意味がよく分からん!なーんて大層イッチョ前の口を叩く。
(汁気は無しで、ご飯はご飯で食べた方が良いんだと。)

あぁ、これだから、お年頃の子供は!

ま、 彼も、その内、牛丼の素晴らしさに気付く時もやって来るだろう。

熊本県 天草 大空食堂

そして、このような大衆食堂の醍醐味に、とーっぷりとハマってしまう日も、
そう遠い日ではあるまい。

でき得れば。

親父として、こーんな店でこそ、息子と酒を酌み交わしたいものだ。

大空食堂、実に味のある良い店なのであーる。

関連ランキング:定食・食堂 | 三角駅

焼肉厨房わきもと に駆けろ!

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

ALL MY LOVE すべてはこの夜の焼肉に

硫黄のお湯で、フラッフラになるまで身体の水分を、絞って絞って搾り倒した後は、待望の―。

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

や、焼肉だぜ、コンチクショーーーーッ!!

その名も、「焼肉厨房わきもと」さん。

いやぁ、結論から言えば、もう、感動的に、めーっちゃめーっちゃ良い店だったのであーる。

そして、焼肉屋の暖簾を潜れば、男衆、ナニワトモアレ、先ず、ビールの法則に従い、

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

ィィヤッホーーーーイっ!!

キリン一番搾りの生中だぜ、コンチクショーーーーッ!!!

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

アテにキムチで、先ず一杯。

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

アテにチャンジャで先ず二杯。

もうねぇ、さながら砂漠に水を撒くかのように、
湯上りで火照りっぱなしの身体にビールが染み入る染み入る。

かぁっ!ンマかーーーーっ!!

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

で、気持よくビールをグビグビ呑んでいると、
主役が登場するまでのオードブルの一つとして、地鶏の刺身が運ばれて来る。

いやぁ、これまた、ビールがビールが進むクンの一品なのであり、
モツロン、何ら予想を裏切る事なく、ンマーイ!ンマーイ!ンマーイ!

筋肉質でコリコリしてて、肉の味もきちんと乗ってる、珠玉の逸品と呼べる出来。

やはり、九州の地鶏は一味違うなぁ。

そして、そうこうしてる間に―。

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

ズババババーーン!

ついにやって来ました、牛カルビ・牛ロース・黒豚ロース・かしわ等々がテンコ盛りの、
ファミリー盛り、5人前!

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

あぁ、この肉を食いたいがために、わざわざ霧島温泉まで足を伸ばして、やって来たのだ!

は、早く突撃したいぞ、コンチクショーーーーッ!!

などと大層逸る気持ちを、どうにかこうにか抑えつつ、
一枚一枚、丁寧に網の上へ乗せて行けば―、

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

おぅおぅ、段々、コンガリと焼けて来て、
イヤハヤナントモ、実に実に神々しい色ではあ~りませんか!?

ほんで、頃合いを見計らって、ようやく念願の一枚をパツーン!と口の中に放り込んでみると、

OH!

MY!

GOD!

いやぁ、今まで食って来た焼肉って、一体ナンダッタノ????と思わせるくらい素ン晴らしい味!!

あぁ、私の拙い表現では決してこの肉の魅力を表し切れないのが大変残念なのだが、
お肉が柔らかくて、すこぶるジューシー、
ほんで、噛み締める度に、肉のンマ味がドバドバ口の中で迸って来る。

しかも、黒酢ベースで造られたと言う焼肉のタレも、
極めてあっさりと、めーっちゃお肉に合うもんだから、
ぜーんぜん胃の中も脂っこくならず、もうねぇ、どれだけでも食べる事ができる。

従って、ファミリー盛り、5人前なんざ、あーーっちゅう間に無くなってしまって、

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

く、黒豚塩盛り、5人前、追加注文だぜ、コンチクショーーーーッ!!

あぁ、たかだか家族三人で、どんだけ食ってんだか。

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

でもね、豚肉なんて、一般的に、普段から口にしてる超馴染みの食材だと思うんだけど、
ここ霧島産の黒豚は、まーったくの別物だ。

別格。

豚肉を食って、これだけ感動できるとは、ホーント、思いもよらなかった。

だが―。

さすがに、合わせて10人前(と生中6杯)の焼肉大激闘はキツかった。

これを持って、あえなく終戦、プシューーー。

何せ、満腹っちゅうにも、程がある!?っちゅうくらい、もうボッテリお腹いっぱいになっちゃって、
う、動けまへ~ん!などと言った、大層オトナゲナイ状況に陥ってしまったんだもの!

だもんで―。

鹿児島県 霧島温泉 焼肉厨房わきもと

〆のクッパで胃腸を整えさせて頂いてっと。
(コラコラ)

あぁ、こーんな愉悦を一度味わってしまったら、
来年もまた、是が非にでも霧島温泉へとやって来なくては!

お湯も良し、焼肉も尚良し。

なーんて事が、未だもって、ついつい頭を駆け巡り、もう、居ても立ってもいられない。

これだけで、カツーン!と280kmも移動する価値は充分にある。

鹿児島は熱いぞ!

<下記のサイトを参考にさせて頂きました。>
ダメです。~ダメ旅行記~いそいそせかせか鹿児島旅行2
ありがとうございました!

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