秘湯でござる 金沢編
春先、「九州湯けむり春怒涛計画」をゴシゴシ練って行く際、
図らずも知ってしまった「日本秘湯を守る会」。
調べてみると、地元金沢にも、会員の宿があると言う。
曲水温泉 「お宿曲水苑」。
むむ?ここなら結構近いぞ!
と言う事で、早速、パツーン!と行かせて頂く事にしたのであーる。
湯涌温泉のちょっと手前、公道からちょっと脇に逸れて坂道を上って行くと、
右手に、件の「曲水苑」さんが見えて来る。
まぁ、旅館っちゅうより、何だか民宿みたいな感じの宿なんだけど、
入り口にはお約束通り、カツーン!と「日本秘湯を守る会」の提灯が掛けられてある。
もちろん、立ち寄り湯(1回500円)も可能だが、せっかくの機会なので、今回は宿泊。
何せ、この「曲水苑」さん、
一泊二食付きで、10,000円~と、かなーりリーズナブルな宿なんだもの。
(プラス入湯税150円)
いやぁ、こーんなお手頃な料金で秘湯が味わえるたぁ、何と言う贅沢!何と言う大盤振る舞い!
と言いつつ、この日は大奮発して、
ついつい15,000円のプランを張り込んでしまったのであった。。。。。
(値段の差は、料理の内容に依るんだそうな。プラス今回は土曜日料金込み)
と言う事で―。
さぁ、秘湯に参ろうぞ!
などと勢い勇んで部屋を出てみると、
廊下に、日本全国に散らばっている「日本秘湯を守る会」会員宿のスタンプが飾ってあった。
おおぅ、壮観だなぁ。
果たして、全国制覇なされた強者はいらっしゃるのだろうか?
いずれは私も・・・・。
なーんて事も思ってみるが、いやいやいや、ぜーんぶ引っ括めて193箇所もあるそうだから、
1年で10カ所巡ったとしても、ナント20年も掛かってしまう!?
ま、無理だろうなぁ。
で、秘湯への入り口には、立ち寄り湯用の番台も誂えてあって、
ついでに、近所で採れた野菜とか山菜も売っていた。
もつろん、風呂上がり用のビールもある。
最近、私は、温泉の効能表を見るようにしているんだけど、
えーと、ここは、ナトリウム・カルシウム―塩化物泉と言う奴か。
(弱アルカリ性 高張性 高温泉)
pHが8.3の弱アルカリ性。
と言いつつ、もつろん、私ゃ、温泉成分には全くの素人なもんだから、
それがどう良いのか?さーっぱり分かんないんだけど、
ま、気分だけでも温泉博士にでもなったつもりで、
一応、記録として留めておく事にさせて頂こう。
また、脱衣場にも脱衣場で別の成分表が掛けられてあり、
それを見ると、ここのお湯にはラドンも含まれているそうで、
いやぁ、何だか、聞いているだけで、身体に良い物ばかり混じっているような気がするなぁ。
では、早速、天然ラドン温泉と言う奴を、ドッヒャーーン!と体験させて頂くのであーる。
ガバッと浴場へ入ってみると、内湯は実に小ぢんまり。
4.5人入れば、直ぐにでも満タンになってしまいそうな感じなんだけど、
まぁ、ここの宿は最大5室しか泊まれない宿だから、こんなもんで充分だろう。
そして―。
キャッホーーーイッ!
私が愛して愛して愛してやまない露天風呂だぜ、コンチクショーーーーッ!!
しかも、この露天のお湯は、38度くらいの、かなーり温めのお湯なので、
もう、ノボセルことなく、いっくらでも長く浸かっている事ができる。
(お湯に板が何枚か浮いているのは、湯温が冷めない用の被せ蓋みたいな物、)
おほぅっ!極楽、極楽。
結局、夜2回、朝2回の、都合、4回もこのお湯に入らせて頂いたんだけど、
いやぁ、ほっこりと露天に身を沈めていると、ホーント、格別なのである。
ほんで、このお湯、舐めてみると、見事に、しょっぱい。
しかも、どことなく湯ざわりもサラサラしている。
お肌もトゥルン!トゥルン!になって、
いやぁ、さっすが源泉掛け流し!ホーント、良いお湯なのである!
やっぱり、いくら良いお湯でも、循環式の塩素臭いお湯に当たると、
もう、それだけでガッカリさせられるものなぁ。
っちゅう事で、今年、3つ目のスタンプを無事達成。
どう足掻いてみても、ガツーン!と全国制覇!なーんて野望は無理なんだんろうけど、
取り敢えず、10個貯めたら1泊無料で泊まれると言う事なので、
(スタンプの押印されている旅館の中から一つを選ぶ事ができる。)
ま、それまで、地道に頑張らせて頂こうっと。
けど、有効期限が3年って、ちと厳しい所なんだなぁ。。。。。
オトナゲナイ 今日も昨日も一昨日も
幸せを訪ねて~♪ 私は行きたい~♪
いばらの道も~♪ 凍てつく夜も~♪
二人で渡って行きたい~♪
皆さん、こんばんわ、幸せを訪ねて評論家、マンプリです。
本日も本日で、私は実にオトナゲナイ事をしてしまいました。
と言うのも―。
せーの、
ドン!
あ~れ~!ナンナンデスカ?この盛りは!?
しかも、荒削りのニンニクまで、シコタマ、トッピングされてて、実に実にオトナゲナシ!
いやぁ、地元金沢にある、この「らーめん池田屋」っちゅうトコは、
大学の直ぐ近くにあるだけあって、もうガッツリもガッツリ、
たかだか700円のラーメンを注文しただけで、
思わず頭がクラクラしてしまいそうなくらいのボンバーガールが出て来てしまうトコなのであーる。
あぁ、世に儚きは、後先の事なぞ、まーったく考えない四十五歳!
少しは自制せっちゅうねんっ!!
しかも―。
見よ!このオッサンのメタボっ腹をカツーン!と直撃してしまいそうな毒々しい色のスープを!
見よ!うらぶれたオッサンを全くダメにしてしまいそうな腕っ節の太いウドンのような麺を!
だが―。
浅はかな男は、いつまでたっても浅はかなのであり、
懲りない男は、やはり、懲りないものなのだ。
自称、幸せを訪ねて評論家に、幸あれ!