夜明けまで15,000マイル

絵に描いたような無鉄砲な男。

だが―。

近頃始まったばかりだと言うカツカレー祭りは、決して止む事はなく、
この日向かった先は、

「房’sキッチン」さんだぜ、コンチクショーーーーーっ！

しかも、私、お目当ての逸品っちゅうのがやね、

もう、ドッヒャーン！と焼き飯カレーなのであーる！

奥さん、聞きました？

焼き飯にカレーですよ。

なんとゴージャス！

なんとブリリアント！

しかも、トッピングにメンチカツと言う、これまた、まっこと綺羅びやかな親父仕様！
（トッピングは、ハンバーグ、メンチカツ、ウインナー、唐揚げの中から一品チョイス。）

あぁ、そろそろ四十も後半戦に突入しようかと言うてんのに、
ナーンナンデスカ？この非っ常にコーッテリとした内容は！

オトナゲナイっちゅうにも、程があるっちゅうねん！！

と言いつつも―。

こーれがまた、止められまへんねや～。

もつろん、メンチカツは揚げたてサクサク、わ、ワンダホー！

焼き飯とカレーの妙味にパツーン！と舌鼓を打ちつつ、
ウラブレタ中年オヤジのハートが天にも上る。

あぁ、バカにつける良薬は口に苦し。

最近、四十肩などと言った、めーっちゃ厄介な爆弾も抱えてると言うのに、
デブ族おっさん科の野望は、まーったく留まる所を知らない。

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むむむ？

何やようわからんけど、ここ最近、カツカレーばかり食べてるような気がするなぁ。

で、この日もこの日で、

いつもの定番、「グリルオーツカ」御謹製のカツカレー。

薄手のカツっちゅうても、やっぱ、薄手のカツならではのンマさがある。

ほんで、最近、すーっかりと、カツカレーとみそ汁って、
もうベラボーに、わ、わ、ワンダホー！な組み合わせになりつつあり、
あぁ、気高きオッサンの証、MYメタボっ腹の育成に、一役も二役も買って頂いている。

絵に描いたような無鉄砲な男。

秋の日の緩い昼下がりを潜り抜け、いざ―。

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何でも巷ではカツカレーがプチブームなんだそうな。

しかも、3,500円（！？）もするカツカレーが大層ご好評のようで、
噂の本元、東京・赤坂ホテルニューオータニにあるレストラン、「SATSUKI」が大繁盛なのだと言う。

と言いつつも―。

カツカレーと言えば、やっぱ、ロースカツが一番なんだぜ、コンチクショーーーーーっ！

あぁ、そーんな事ばっかし言ってるから、ちーっともメタボっ腹が収まンないんだなぁ。

と言う事で―。

何だか、私も無性にカツカレーが食いたくなり、ついつい、

地元の名店「とんかつ堂」さんへ行ってしまったのであった・・・・・。

そして、念願の、

ウホーーーーッ！

ロースカツカレーランチを御注文なんだぜ、コンチクショーーーーーっ！！

しかも、大盛り！

だって、ランチで934円って、めーっちゃお安い上に、
（いやぁ、アベ君に食べさせてあげたい！）
大盛り無料サービスなどと言う誠に不届き千万な事をやってらっしゃるんだもの。

ホーント、年甲斐もないったら、あ～りゃしない。

また、ご飯の種類も、普通の白米か十六穀米から選べるようになっており、
健康の事を気遣って（コラコラ）、この日は十六穀米の方を御注文。

で、お待たせしました！ガッツリ、フォークを使って掻き込むと、
もうねぇ、涙がチョチョ切れるくらい、ンマーイ！ンマーイ！ンマーイ！

カツも柔らかい上に、超ジューシー！
（やっぱ、トンカツって、肉の品質が物を言う世界なのだなぁ。）

それをカレーと一緒に頬張れる幸せと来たら・・・・。

あぁ、この時ばかりは、自分の歳（お腹周り）を忘れて、
この素ン晴らしいカツカレーに酔い痴れよう。

わしゃ、ナンテッタッテ、ロースカツカレーが大好きなんだよぅ！

ところで―。

何やよう分からんけど、「とんかつ堂」さんのお隣が、
これまた、私の大好きな「ステーキハウス大地」さんなんだけど、
ひょっとして、オーナーが一緒なのだろうか？

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