夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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ポジターノからアマルフィへ!

ポジターノからアマルフィへ

うーむ、よく考えてみたら、年明けから食いもんの話題ばっか。。。。。。

ほんで、年末も年末で、大概、温泉食いもんの話しかしていないと来たもんだ!

ま、たまには観光らしい事も書いてみようかと言う事で、
(どこが旅行ブログやねん!)
ちとアマルフィへ行った時の事を書かせて頂く事にしよう。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

と言いつつ、どっちかってーと、アマルフィよりもラヴェッロの方がメインの日帰り観光。

ポジターノからアマルフィまで、どんな交通手段で行こうか?と迷ったんだけど、
バス停は、かなーり上の方までテクテク上って行かなきゃいけないし、
また、行きしの余りのワインディングロードで家人達は酔っちゃうしで、
結局、フェリーを使って移動させて頂く事にした。

それに、ホテルから港まで徒歩数分と、結構、近い所にあったんだわさ。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ船で移動

ポジターノの乗船チケット売り場。

何だか、似たような感じの小屋がいっぱい並んでいて分かり難いが、
店頭に、どこそこ行きの表示があるので、あまり迷う心配はない。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ船で移動

で、朝10時発のアマルフィ行きの片道チケットを購入。

まぁ、往復チケットの方が安かったんだけど、
あんまりフェリーが揺れるようだったら、帰りはバスで戻ろうかな、とも考えたのであった。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

でもね、肝心要のこのチケットでどの船に乗ったらいいのかが中々分かり辛い!?

何せ、もう、次から次へと引っ切りなしに船が発着してて、
正直、どれもこれも一緒に見えてしまうのであーる。

と言いつつ、一応、船員のオッチャンが口頭で行き先を連呼してるので、
何とか行き先は判別できたんだけどやね、
何でも、フェリーには、快速と普通の二種類があるらしく、
これは直接船員さんに聞かなきゃ分からなかった。
(私が購入させて頂いたのは普通チケット。快速は別料金が要。)

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

まぁ、結局、この小さい船が普通便だったんだけど、
この時、ソレントから乗って来たお客さんが、ほっとんどポジターノで降りてしまい、
アマルフィへ向かおうと言うお客さんなんて、ぜーんぜん居なかった。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

何せ、二階席なんぞ、私ら御一行様で貸切状態なんですぞ!

ソレントから来るお客さんって、ポジターノだけ見て満足しちゃうって事なのかなぁ?

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

と言いつつも、ブワッとフェリーの二階席に陣取って、
海から望むポジターノの街並みがまた格別なんだわさ!

天気にも恵まれ、真っ青な空の中、山肌にびっしりと張り付いた建物群が映える映える!

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

ほんで、何もこの奇景はポジターノだけに限った事ではなく、
長い長いアマルフィーコーストの道中、こーんな感じの建物ばっかし。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

切り立った崖の上にも、ホテルみたいな建物がデデーン!と聳え立ってたり、

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

あるいは、でーっかい洞穴の直ぐ麓にも建物がコサえてあったり、
ホーント、地震国、日本ではとても考えられないような場所に建っていたりするんだもの!

いやぁ、壮観だなぁ。

南イタリア ポジターノからアマルフィへ

そして、そんな光景に見惚れながら、程なくしてアマルフィへ無事到着。

結構、近い。


大きな地図で見る

やはり、クネクネ道をバスで行くよりも、船でズバッと直線で行く方が早いって事なのだろうか?

心配していた揺れも全く大した事はなかったし、いやぁ、中々、船って便利なのである。

で、ここアマルフィでバスに乗り換えて、いざラヴェッロへ!

天空の城を、とくと拝見させて頂くのであーる。

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本場ナポリピザを食ってやるぜ~~~~っ!!!の巻

本場ナポリピザを食ってやるぜ~~~~っ!!!の巻

元々、私がナポリ行きを決心させて頂いた理由の一つが、

やっぱ、パツーン!と本場ナポリピッツアを食ってみたいぜ、コンチクショーーーーッ!!!

なーんて事が発端だったんだけど、あいにく出掛けた季節が悪かった。

8月後半のナポリなんて、街中、挙って仕事をほっぽらかしてバカンスへ出掛けている真っ最中。

もうねぇ、どこもかしこもクローズの店が多いこと多いこと。

従って、有名所の「ダ・ミケーレ」もアウト、「ブランディ」もアウト。

ありゃぁ、せーっかくナポリ組んだりまで来させて頂いたっちゅうのに、
本場のナポリピッツアが食べれないっちゅう事!?

なーんて、意気消沈し掛かった所に、
ちょうどその「ブランディ」の近くに、一軒のトラットリアが開いていた。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

trattoria pizzeria nardones

ま、あんまし期待せずに入ってみますか、などと全く軽い気持ちで飛び込んでみたんだけど、
これが何とまぁ、大当たり!

もつろん、今回の旅行中、私が食べた中で、もうベスト3に入るくらい非っ常に良い店なのであり、
閑散期といえども、こーんな素敵な店が開いてるたぁ、ナポリという街も、実に懐が深い!

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

で、店内は、地元の人が通うような、砕けた定食屋みたいな感じ。
(セルフで取る一品料理も置いてあった。)

いやぁ、こーんなローカル感満載の店、私ゃ、大好きだぞ。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

で、取り敢えずビールはお約束。

ちなみに「PERONI」っちゅうビールは、Wikiで調べてみると、
NASTRO AZZURRO」の兄弟ビールみたいなもんなんだそうな。

ほんで、私が気を良くして、グビグビ、ビールを呑んでいると、店のお兄ちゃんが、

「ピザを作る所を見せてやるから、こっちへ来い。」

なーんて嬉しい事を言って下さるではないか。

私はありがたくそのご好意に甘えさせて頂く事にしたのであった。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

こちらがその気前の良いお兄ちゃん。

いやぁ、ピザを作るトコなんて、私ゃ、初めて見学させて頂くのであーる。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

おおぅ、グイングイン、生地を伸ばして伸ばして。

結構、柔らかいものなのだなぁ。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

で、溶いたトマトソースを生地の上に塗りたくり、

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

何やよう分からんけど、チーズやら葉っぱやら、色んなモンを、ドンドン、トッピングして行く。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

最後にオイルを振りかけて、

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

再度、生地を伸ばしながら形を整えた上で、

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

でかいヘラを使って、釜へ放り込む。

そして、待つこと暫し。

するってーと。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

ガツーーーーン!

おぅ、おぅ、やって来ました、本家本元本場のナポリピッツァが!

ま、マルゲリータだぜ、コンチクショーーーーッ!!!

で、実際に食ってみると、いやぁ、これまで私が口にして来たピザって一体ナンダッタノ?
なーんて思わせるくらい、ンマーイ!ンマーイ!ンマーイ!

確かに、ポジターノで頂いたピッツァも充分美味しかったんだけど、
これと比べてしまうと、明らかに幕下付出三枚目。

アッツアツ度が違う!

モッチモチ度が違う!

生地もお餅のように柔らかい!

ほんで、トマトソースとチーズのコラボレーションもまた絶妙で、
一口頬張る度に、涙がチョチョ切れるくらいの深い感動を運んで来てくれる。

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

しかも、ピッツァ一つが、でかいでかい。
(煙草の大きさと比べてみよう。)

ナポリピザ マルゲリータ trattoria pizzeria nardones

人の大きさと比べてみれば、更によく分かるだろう。
(ちなみに、これは、ゴキゲンさんでヘロッヘロの私。)

いやぁ、これは是非とも再度ナポリを訪れなくては。

もうナポリに一週間くらい滞在しちゃって、
街中のピザ屋と言うピザ屋を端から順に制覇して行きたいくらいに食い尽くしてみたいぞ!

やはり、たったの2泊くらいでは、全くもったいない程の、良い街なのであーる。

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Ristorante Covo Dei Saraceni へ行く

そう言えば。

一昨年の家族旅行、セントマーチン島は、美食の街として名高いグランドケースへと足を運んで以来、
うーむ、外国っちゅうても、メシがンマイ!所もあるものなのだなぁ、
さすが、おふらんす!
なーんて風に、思いを新たにさせられちゃったんだけど、
いやいやいや、
やっぱ、リーズナブルなお値段で、ンマイ!ものと言えば―。

い、イタリアンだぜ、コンチクショーーーーッ!

おかげで、私は、旅行中、来る日も来る日も、
狂ったようにパスタとピザばかり、食べ続けさせて頂いたのであった。

だが―。

正直な感想をいえば、
誠に残念ながら、ポジターノっちゅう街は、余りに観光地化されており、
当たり!のレストランが、かなーり少なかったんだなぁ、これがまた・・・・・。

例えば、

Ristorante_Buca_di_Bacco_POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン
Restaurant Buca di Bacco

むむむ?

意外や意外、「Hotel Buca di Bacco」のレストランで頂いたパスタは、も一つ。

「Ristorante La Pergola」で食べたピザは、結構、美味しかったんだけどなぁ。

はて?

Ristorante_CAPRICCI_POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン
Capricci

ここも、も一つ、も二つ。

テーブルと椅子が坂道に設えてあり、身体を斜めにしながら食べるのは、結構、辛どかった。

CHEZ_BLACK_POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン
Chez Black

も一つ、も二つ、も三つ・・・・・。

そう言や、この店で初めて、私がよく見慣れた形のパスタの麺が出て来たんだっけ。

だが―。

イタリア・ポジターノ・レストラン

私が、何の予習もなく全て体当たりでレストランへ飛び込んで行った中で、
ダントツ、メシがンマかったレストランと言えば―。

Ristorante Covo Dei Saraceni

いやぁ、今回の旅行中、私が食べた中で、もうベスト3に入るくらい非っ常に良い店だったのであーる。

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

ただし、海の見えるテラス席は全て予約制だったみたいで、
我々御一行は、少し奥まった所のテーブルに陣取らせて頂いて、レッツスタート!

先ずは、毎度お馴染み、「Nastro Azzurro」ビールを頂いてっと。

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

けど、なまじっか、パリでの乗り換えン時、
涙がチョチョ切れるくらいンマーい!パンを頂いちゃったおかげで、
それから食べるパンが、どれもこれも、かなーり物足りなくなってしまって困った!?

やっぱ、焼き立てのパンと比べてしまうと、どうしても湿気ちゃってるような感じになっちゃうものなぁ。

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

で、もそもそと付き出しの、えーと何だっけ?パサパサした棒みたいな奴を齧りながら、
ビールを引っ掛けているとやね、

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

おおぅ、パツーン!と生ハムメロンがご登場だぜ、コンチクショーーーーッ!!

と言いつつ、ポジターノと言う、かなーり狭い狭い街の割りに、
店によって、ハムの味もメロンの味も、ぜーんぜん違うっちゅーのがエライ不思議なんだけど、
ここの生ハムメロンは、もう、抜群にンマかった!

おかげで、MYSONに、その大半を食べられてしまって、
わしゃぁ、たったの二切れしか食べる事ができなかったんだなぁ、これがまた・・・・・。

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

で、ンマい!生ハムメロンには、やっぱ赤ワインだっちゅう事で、
もう、グビグビ、グビグビ、進む、進む!

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

ほんで、良い感じに酔っ払ってる頃に、本日のメインディッシュであるパスタもやって来て、
いやぁ、これまた、ホーント、ンマーイ!のである。

中でも、太い麺に絡んだ、このソースが、また絶品で、
トマトソースをベースに、何だか色んな物が混じってて、実にコクがある。

味が深い。

もうねぇ、あんましハズレばっかし引いちゃってて、
ちょーっとイタリアの食に対する嫌なイメージを持つトコだったんだけど、
この店に巡りあえたおかげで、そんなマイナス面も全て払拭。

やっぱ、イタリアンは、めーっちゃンマイ!のである。

Hotel Covo Dei Saraceni POSITANO イタリア・ポジターノ・レストラン

そして、最後の締めに、チョコレートケーキを頂いて、無事、終了。

中には、温かいチョコレートの溶けた奴が入っていて、
甘いモノが苦手な私にも、ンマい!と言わせる上品な味なのだなぁ。

いやぁ、この「Ristorante Covo Dei Saraceni」、
いつかポジターノへ再来した際には、是非とも、カンバーック!させて頂こうぞ!
なーんて思ってしまうくらい、まさしくオススメの一軒なのであり、
そんな幸せな思い出を胸に、我々はポジターノを後にするのであった。

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