小松地獄で温泉卵なのだ!
喜安屋さんに泊まって翌朝、
我々御一行は、その近くにあると言う観光名所、「小松地獄」へと向かう事にした。
前日、筋湯温泉の入口から見た風景は、まさしくその噴煙であったに違いない。
で、喜安屋さんから車を走らせること、およそ5分くらいで、件の「小松地獄」へ到着。
町営の無料パーキングに車を停めさせて頂いて、
そこからしばらくテクテク歩いて登って行かなくてはならない。
でも、四十を超えたオッサンには、この手の階段って堪えるんだなぁ。
と言いつつ、頑張って、ズンズン進んで行くと、
もう、そこら中で、白い煙がモクモクと噴き出しているスンゴイ光景に出くわす。
いやぁ、壮観、壮観。
ただ、残念ながら、山の中腹くらいに最も勢い良く煙が噴き出しているその近辺へは、
結局、辿る道を見つける事ができなかった。
是非、間近でその噴煙を見てみたかったんだけど、
道がないって事は、多分、危険地帯って事なんだろうなぁ。
そして―。
実は、私が、「小松地獄」で最も期待していたのが、これ、「たまご蒸し湯」。
非っ常にありがたい事に、
出掛け、喜安屋さんのご主人に、これから「小松地獄」行くんですよと言うと、
じゃぁ、これを持ってって下さい、と生卵を三つばかり頂戴させて頂いたのであった。
いやぁ、何から何まで、ご親切にどうも!なのであーる。
で、早速、頂いた生卵を籠に放り込んで、竹竿を使ってソロ~ッと渡しながら、温泉にドプリ。
9分間、待つのだぞ。
で、そうこうしている間に、おおぅ、バッチリ出来上がりなのであーる!
何だか、少々、白い粉が噴いているように見えるけども、
(硫黄成分が付いちゃったんだろうか?)
なーに、剥いて口の中へ入れてしまえば、全然、問題なしだろう。
ほんで、必至こいて、ムキムキさせて頂いて、出来上がった温泉卵が、
ガツーン!
This is just half boiled egg!なのであーる。
多分、良い卵なんだろうなぁ、黄身の色もどっしり濃いし、もう見るからにンマそうなのであーる。
で、すぐさま、お塩を振って食べてみると(この塩も喜安屋さんのご主人からの頂き物。)、
おぅおぅ、ホックホクのトゥルントゥルン!
ほ、ほ、頬擦りしたくなーるでしょ!などと、ついつい口ずさんでしまう。
ただ、温泉卵っちゅうより、普通のゆで卵みたいになっちゃったんだけど、
いやいや、これだけンマけりゃ、どっちでもOK。
と言いつつ、こんなモン食べてしまうと、
やはり、どうしても、ビールをご所望したくなってしまうのだなぁ。。。。。
【マメ情報】
「小松地獄」内で、卵を蒸す場所は、2ヶ所あり、オススメは最初の所ではなく奥の方なんだそうな。
私は、その情報を事前に喜安屋さんのご主人からお聞きしていたのだけども、
アホウな事に、間違えて最初の所で蒸してしまったんだなぁ、これがまた。。。。。。