米沢牛亭ぐっど 雪崩式フランケンシュタイナー
結構、前の話。
そして、何やよう分からんけど、米沢まで出向く。
ちょうどお昼時に差し掛かったものだから、
ここは一つ、もう、ドッヒャーーーーーン!と本家本元の米沢牛を食べてみたじゃぁあ~りませんか!
と言う事で―。
私は、ぶらり、「米沢牛亭ぐっど」さんへと立ち寄る事にした。
何でも、お肉屋さん直営のお店なんだそうな。
で、店内に入ったら、早速、米沢牛のポスターが、パツーン!と目に飛び込んで来て、
いやぁ、良いサシの入った綺麗な肉だなぁ、と惚れ惚れ。
ほんで、意外と、カツ丼やらカツカレーやら、普通の定食屋みたいなメニューも並んでおり、
思わず、大衆食堂評論家魂に、クイッと火が点きそうになっちゃったんだけど、
やっぱ、ここは初心貫徹、少々、値は張るが、思い切って牛ロース焼肉重で大勝負!
するってーと。
ウ、ウヒョーーーーーーッ!
ついに本場の米沢牛が御登場だぜ、コンチクショーーーーーーーッ!
と言いつつ、焼肉重と言うより、何やらスタミナ丼みたいな感じなんだけど、
いやいやいや、
やっぱ、見た目で判断したら、あきまへん!
これがまた、お肉が柔らかくて柔らかくて、しかも、肉汁が口ン中一杯に、じゅ、じゅわぁ。
プラス、ご飯もご飯で、ツヤッツヤで、頗るンマイ!ものだから、
あいや=!お肉とご飯の絶妙なコラボレーションが、も、もう、堪りまへ~~~~ん!
従って、夢中で掻き込む。
貪るように食う。
たちまち幸せな5分間が過ぎる。
お姉ちゃん、お代わり!
なーんて事も言えるはずもなく、オッサンはオッサンらしく、その余韻を噛みしめるように立ち去る。
米沢は、涙がチョチョ切れるくらい実に良いトコだ。