夜明けまで15,000マイル

もうそろそろ、蕎麦の美味しい季節も終わりだなぁ。。。。。。

などと、独り、メランコリックに、

四季の庵さんで、かき揚げそばをズルズルやってると、
何やよう分からんけど、お店の大将と、ふと、うどんの話になった。

するってーと。

「大黒屋さんのうどんは美味しいよぉ」

なーんて事を聞き及び、翌日、早速、出向いてみる事にしたのであった。

だが―。

この辺りの道も、しょっちゅう車で通ってる割には、中々、この店の印象も薄いなぁ。

意外と、見てるようで、見てない、って事なのだろうけど、
いや、それにしても、自分の記憶と言う物も、ホーント、当てにならない。

で。

いそいそと店内に入り込んで、メニューをパタリと広げ、
散々、悩んで、悩んで、悩み倒して、パツーン！とオーダーさせて頂いた一品っちゅうのがやね、

あいや＝！カツ丼定食だぜ、コンチクショーーーーーーっ！
（悩んでも、悩まなくても、これカツ丼）

あぁ、蓋から食み出でるくらいの玉子が、ナント神々しいことよ。

喜び勇んで、パカっとその蓋を捲ると、そこには―。

もう、みっしりとロースカツ！

ぎっしりとロースカツ！

所狭しとロースカツ！

あぁ、さっすが、1,150円のカツ丼定食！スンゴイ、ボリュームなのである！

と言いつつも―。

あんた、うどんを食いに来たんちゃうんかいっ！

えぇ、そして、だからこその―。

定食なのですよ！

豊満なる脂身たっぷりのロースカツ丼と、良い香りのする鰹ダシで頂くうどんの組み合わせは、
イヤハヤナントモ、
デブ族オッサン科心をキューンと射止めるアックスボンバー。

しかも、ンマいのである。

いやぁ、確かに、大将の仰った通り、ホーント、良いお店。

従って、次回は、是非、天ぷらうどんの出番なんだな、うん。

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