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マンプリの酒場放浪記2杯目 秋田川反「おでん江戸中」

マンプリの酒場放浪記2杯目 秋田川反「おでん江戸中」

お前は、吉田類かっつーの!

と言うお決まり文句を言わせて頂いた上で、さて―。

真昼間から、散々、呑み助心を擽られてしまったおかげで、
いざ仕事から開放された時の喜びようったらない。

従って、日がとっぷりと沈んだ後は―。

ヒャッホーーーーーイッ!

これで大手を振って酒を呑めるぜぇっ!

と言う事で、栄えある秋田二日目、私がイソイソと出掛けた先は、

秋田市川反 おでん江戸中

秋田おでんの老舗、「江戸中」さん。

何でも、地元の方は、「えどちゅう」と呼ばずに、
親しみを込めて、「えどっちゅ」と呼んでらっしゃるんだとか。

いやぁ、粋だねぇ。

しかも、この店、カウンター10席足らずの実に小ぢんまりとした店であり、
聞く所によると、創業80年と言う、大層、歴史のあるおでん屋さんなのだそうだ。

確かに、天井から吊るされた電灯なんて、
上の方が、埃か油か分かんないけど、もう、真っ黒になっちゃっているし、
壁も黒ずんで、矢鱈と煤けていらっしゃる。

木製のカウンターなんかも、人の手脂やら酒やらおでんの汁やら、色ーんな物が刷り込まれてて、
ゆっくりとした鈍い光沢を放っている。

だが―。

これが良いのである。

これが実に良い塩梅なのである。

もう、丸ごと、すっぽり昭和の佇まい

こんな雰囲気を出そうと思っても、10年、20年じゃぁ、決して出せっこない。

従って、こんな濃ゆい空間で、供されるおでんは、間違いなく―。

秋田市川反 おでん江戸中 つみれ 豆腐 大根

ンマイ!

めーっちゃンマイ!に決まっているではないか!

大根なんて、煮込んで煮込んで煮込み倒して、もう真っ黒になっちゃってて、
これがまた、めーっちゃ出汁が染み込んでて、溜息を付くくらいンマイ!

そして、このおでんをハフハフ言いながら、ビールを流し込んでいると、
暫くして、

秋田市川反 おでん江戸中 焼き鳥 ネギマ

ィィィヤッホーーーーーイッ!

焼き鳥がお目見えだぜ、コンチクショーーーーーーー!

秋田市川反 おでん江戸中 皮

秋田と言えば、比内地鶏・・・・・・だかどうだか分かんないけど、
とにかくこの焼鳥も、炭火の香ばしさプンプンな上に、肉の味もしっかりしているし、
上に掛かった甘辛いタレが絶妙にミックスされて、もう、た、堪りまへ~ん!

するってーと、

秋田市川反 おでん江戸中 熱燗ともつ焼き

あぁ、あの鐘を鳴らすのはあなた

呑み助心をガランガランと鳴らす熱燗二合の誘惑にどうして抗えよう?

従って―。

秋田市川反 おでん江戸中 たまご コンニャク 厚揚げ

これまた真っ黒い厚揚げと、プリ・パツのコンニャクと、
何やようわからんけど、血管の浮き出た超プリミティブなタマゴまで頂きつつ、
昼間の憂さが綺麗に霧消するには、およそ4本の徳利が必要であったとさ。

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2 Responses to “マンプリの酒場放浪記2杯目 秋田川反「おでん江戸中」”

  1. manpri

    ばんわ~^^

    いやぁ、私も、人生初の東北!秋田県!ですぞな。
    残念ながら、用事がなきゃ、先ず、行かないトコですわ。
    (金沢からだと、どうしてもアクセスが悪いんです。)
    そして、この昭和ノスタルジーズッポリのおでん屋さん江戸中、ホーント、良いお店でした。
    モノによって煮込む時間は違うらしいのですが、大根やコンニャクは、
    2日は煮込まないと自分の味にはならないと親父さんが仰ってましたわ。
    まぁ、東京にも、この手の店はたくさんあるでしょうから、
    mizokichiさんも帰って来てから、是非、堪能して下さいな。

  2. mizokichi says:

    いやぁ、東北は良いですなぁ。
    自分、東北って殆ど行ったことが無いんですよ。
    秋田は皆無…。
    また、こんな味のある店をよう見つけてきましたなぁ。
    おでん、黒い厚揚げがたまらなく見えますわ。
    特にこっちに来てて、毎日ハンバーガーみたいなのを
    食べてると、「羨まし過ぎるぞコンチュクショー」
    って感じでしょうか…。