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私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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マンプリの酒場放浪記3杯目 松山一番町「焼き鳥駿河台」

マンプリの酒場放浪記3杯目 松山一番町「焼き鳥駿河台」

だーかーらー。

お前は、吉田類かっつーの!

などと言ったところで、さて―。

松山出張、午後の部は、何とか一通り、瑣末なお仕事を済ませると、
日がとっぷりと暮れた夜ともなれば、ウヒョヒョヒョヒョ!
パツーン!と呑んべの時間が、いざ到来!なのであーる!!

と言う事で、私が伺った先が、

松山市 焼き鳥 駿河台

一番町にある焼き鳥屋さん「駿河台」さん。

どうも御家族全員でお店を営んでいらっしゃるようで、
ビールを注文すると、

松山市「焼き鳥駿河台」にてビールと付き出し

「料理ができるまで、これでも食べちょって!」

などと大層威勢の良い女将さんがコンニャクの炊いた奴をアテに出して下さった。

これが実に良いアテ。

たったこれだけで、たちまちビールを一杯空けてしまう。

するってーと。

鳥のきも刺し

「ウチはこれが名物やけねぇ、朝絞めた鳥しか出しよらんのよ!」

程なくして女将さんが運んで来て下さったのが、
オホッ!鳥のきも刺しだぜ、コンチクショーーーーーーっ!

あぁ、そう言や、どこぞのバカタレ社長のおかげで、この手の逸品が食えなくなって久しい。

大体、フツーのアルバイトさんに、こーんな菌に敏感なもんを調理させるから、
あってはならない「間違い」が起こってしまうのである。

技術を持った職人さんが、鮮度の良い肉を切るなら、まーったく問題ないのである。

なのに、バカタレ社長が、法律で決まっないとかナントカ、
下手にお上に楯突いてしまったからいけない。

おかげで、法律が厳格化され、
今や、普通の店で「牛のレバ刺し」を提供する事は、犯罪となってしまったのである。

お金の掛かるそれ用の厨房設備を新しく取り揃え、
プラス、湯通しして味を落とした上でないと、「牛のレバ差し」は食えない物となってしまったのだ。

法律を杓子定規に厳格化するよりも先ず、
調理人の「腕」と「無知」こそが原因だったのだから、
フグのように「レバ刺し専用調理免許制」にしてしまえば良かったのに、
などと思うも、後の血祭り。

かくして、日本の食文化から、また一つ、貴重な一品が、消えてしまったのである。

ホーント、悔しいったら、あ~りゃしない!

そして、そんなどうにもならない鬱憤が肚に溜まっていたからこそ、
この「鳥のキモ刺し」には、めーっちゃ感動したのである!

女将さんの言う通り、その身は綺麗なピンク色に輝いており、
その新鮮ぶりは直ぐに見て取れる。

勢い、口に入れると、おおぅ、ひっさしぶりのこの感触!
ゴマ油にたっぷり絡めたそれは、コリコリ、プリプリしていて、
かぁっ、非っ常にンマイ!ぜ、コンチクショーーーーーーっ!

焼き鳥いろいろ

ほんで、そうこうしている間に、
次から次へとドンドン運ばれて来る焼き鳥群に大層機嫌を良くしながら、ビールをグビグビっ!

オホっ!今日の疲れが吹き飛んじゃうなぁ!

キャベツ

と言いつつ、ンマイ!焼き鳥に、キンキンに冷えたビールと言う黄金方程式の合間に、
キャベツをポリポリ、この場末感も堪らない。

松山市 焼き鳥 駿河台

「この焼き鳥のタレを使って、(マカナイ用に)ブリの照り焼きを焼いたら美味しいんよ!」

女将さんとの会話も、本当に良いお酒のアテにもなっちゃって、ついつい―。

熱燗

も、もう、バ、バ、バビューン!と空を飛ぶ勢いで、
熱燗まで頼んでしまうこの私。。。。。。

鳥のユッケ

鳥ユッケに舌鼓を打つ頃には、すーっかりと酩酊状態、正体を無くしつつも、

だし巻き卵

甘っ!

この超甘いだし巻き卵を頬張った瞬間に、頭が覚醒する。

これも、当店自慢の名物なんだそうな。

だが―。

松山市 焼き鳥 駿河台

「せっかく石川から来られたんじゃけ、この大根もサービスね!」

「手羽先も、ついでに焼いちょるけ、これも良かったら・・・・・。」

お、女将さん、そ、そんなに出されても、も、もう、お腹一杯で、食えましぇ~ん!

気さくで、温かくて、良いお店。

「駿河台」さんは、松山一番町にある。

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勝負!まぐろ中落ち山かけ丼!!

勝負!まぐろ中落ち山かけ丼!!

雷鳴轟き、激しいアラレがガンガン叩きつけるようなお天気ともなれば、
それは金沢に本格的な冬将軍がやって来たと言う号砲だ。

んが。

その号砲こそ、待っていたのよ。

何しか、この時期、海が時化り倒した後にお目見えする魚は、
もう、めーっちゃンマイのである!

ところが、そろそろ年末、お節の季節にもなるものだから、
ドンドン、ドンドン、魚の値段が上がって行く時期でもある。

なので、一年の中で最も脂が乗って身が引き締まったンマイ!魚にありつこうと思えば、
何を置いても「今」しかない。

と言う事で―。

先般、たまたま能登方面に行く用事があったものだから、
ついでに「一歩」さんに寄らせて頂く事にしたのであった。

だが―。

店前

相も変わらず、ここの行列ぶりはスゴイ!

石川の人は並ぶのが嫌い、とは言うものの(特に金沢の人)、
これだけ大勢が大人しく待っているって光景は、中々、他の店では見掛けない。

超人気店なのだ。

で。

まぐろ中落ち山かけ丼

私は、いつもいつも「一歩のおまかせ定食」ばかり注文していたものだから、
たまには違った物も食ってみたい。

カウンターに「本日のランチ、まぐろ中落ち山かけ丼」と書かれていたので、
勢い、それを注文してみると、

まぐろ中落ち山かけ丼

OH!

MY!

GOD!

一体全体、ナーンナンデスカ、この迫力は!!

まぐろ中落ち山かけ丼

大盛り無料と言う事だったから、ついつい大盛りにしてしまったけど、
いやぁ、何しか、めーっちゃ食い応えがあるのである!

しかも、新米のコシヒカリのご飯は、もう、それだけでも涙がチョチョ切れるくらいンマイ!と言うに、
こんもり厚手に盛られたマグロが、その上を所狭しと支配し、
ガツガツ食うのが、モッタイナイくらいに、めーっちゃ愛おしい。

ホーント、生きてて良かった、ンマーイ!ンマーイ!ンマーイ!

これで、たったの850円なのである!?

「旬」の能登は、超熱いぞ!

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新そば打ち始めました

12月 13th, 2014 Posted in ミシュラン金沢, 蕎麦でござる

新そば打ち始めました

激動の2014年。

四季の庵さんで、私の大好物、「かき揚げそば」がメニューから消えて久しい。

何でも、今春、消費税が8%に上がっちゃった関係で、
メニューの大幅見直しを余儀なくされちゃったんだそうな。。。。。。
(嫌な事に、そば粉も年々高くなって来ているのだ)

あぁ、まさか、こーんな小さな所で、増税の影響を受けようとは!?

アベ君、ホーント、罪な事をしてくれますたぞ。

とは言え―。

新そば

今年は、少々、遅まきながらも、
11月の後半くらいから、待望の「信州産」の新そばが登場し始め、
蕎麦好きにとっては、まさしく今が「旬」となる。

そば湯

世知辛い世の風を、とろりとしたそば湯を、フゥフゥ、やりながら洗い落とし、
「旬」が茹で上がるのを待つ愉しみったらない。

新そば

暫くすれば、辛味大根がたっぷりと積まれた「おろしそば」がカツーン!と運ばれて来て、
いやぁ、ナント、神々しいことよ!

「かき揚げそば」が失くなって以来、この「おろしそば」が新たな私の定番と化していたのだが、
香りと言い、食感と言い、「信州産」のそば粉は、やはり格が違う。

北海道産のそば粉では、どこか物足りないのだ。

だが―。

かき揚げ

実を言うと、多少の「かき揚げ」であれば、
「おろしそば」のお供に、サービスで出して下さるようになっていた。
(ちなみに常連さん限定。もちろん無い時もある。)

いやぁ、ありがたい!

やっぱ、これがないとね!

新そば

ズルズル啜って、フゥっと一息。

また、ズルズル啜って、もう一息。

「旬」の「かがやき」は、とっくに開通しており、車窓の向こうは綺麗な雪景色。

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