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昭和は遠くになりにけり

12月 9th, 2014 Posted in 出張デンデケデケデケ

昭和は遠くになりにけり

先日、久々に、宝町に行った。

おや?そう言えば?

昨年、たまたま通り掛かって、痛く感動したあの場所は、確か、直ぐ近くだぞ。

なーんて事を思い出し、いそいそ赴いてみると、

昭和は遠くになりにけり

ありゃ、キレイサッパリ無くなっちゃってるぞ!

しかも、ご丁寧な事に、この辺りに勝手に何でも置かれないように、
わざわざ無骨な柵まで巡らされちゃってるし。。。。。。。

あぁ、あの素晴らしい光景は、今後、一切、見れなくなっちゃったってことか。

何やら胸にポッカリと穴が開いたような寂しさを覚えながら、仕事先へと向かうも、
こんな出来事は、今後も、全国あちこちで、極めて味気なく進んで行く事なのだろうなぁ。

健さん文さんも向こう側へ行ってしまった。

昭和は遠くになりにけり。

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天ぷらうどん放浪記~手打うどんまつや空港通店編 

天ぷらうどん放浪記~手打うどんまつや空港通店編 

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シッコク!シッコク!

シッコク!シッコク!

そう。

私ゃ、こないだ、遥か、四国へと出張させて頂いたのであった。

いで湯と城と文学のまち、松山市。

小松から朝一の便で、羽田で乗り換えると、
あらま!?お昼前には到着してしまったぞ。

結構、遠いようで、意外と近いのである。

で。

松山空港から、市街地までは割合近く、バスに揺られて30分も掛からない。

私は、颯爽と松山市駅前に降り立つと、おおぅ、ちょうどランチタイムなのである!

しからば、せっかく四国まで来たのだし、栄えある一発目の食事は、

手打うどんまつや空港通店 店前

もう、パツーン!と松山うどんなのであーる!!

ほんで、今回、私がラブリーチョイスさせて頂いたのは、
地元の名店の一つ、「手打うどんまつや空港通店」さん。

んが―。

松山市駅から歩いてみると、もうねぇ、遠い!遠い!

30分くらい歩いてしまったのである。

まぁ、健康のためには、歩いた方が良いんだけどさ、
と言いつつ、全く見知らぬ土地で、よくぞ、ここまで辿り着けたのである。
(実際、散々、人に道を聞き倒している)

ところが―。

手打うどんまつや空港通店 メニュー

歩いて歩いて歩き倒して行くだけの価値は確かにあった!

あぁ、昭和ロマン

かなーり年季の入った店内の造作の一つ一つに、もう、ウットリ。

風格まで漂っているようだ。

しかも、さっすが、うどんの本場の四国だけあって、すうどんが330円!

リーズナブルプライス!

おにぎり

大層、腹が減っていた私は、早速、おにぎりを注文させて頂き、
プラス、

おにぎりと天ぷらうどん

天ぷらうどんだぜ、コンチクショーーーーーーっ!

しかも、大盛り。
オトナゲナシ!)

手打うどんまつや空港通店 麺

堪らず、ズルズル掻きこむと、OH!MY!GOD!の、ンマーイ!ンマーイ!ンマーイ!

讃岐うどんのように硬くもなく、金沢うどんのようにホチャホチャになるまで柔らかくもなく、
ちょうど良い硬さで腰もある。

しかも、この薄い色のお出汁が、超ンマーイ!のである。

何だろう?

金沢の人は、甘辛い出汁か鰹がやや前のめりに利いた出汁を好む方が多いが、
「まつや」さんの出汁は、ほんわかとしたマイルドな旨味が、舌の上に、じんわり広がる。

これが「いりこダシ」と言う奴なんだろうか?

こんな味は、中々、金沢ではお目にはかかれないなぁ。

しかも、所変われば品変わると言うように、
こちらのお店の天ぷらは、さながら掻き揚げのように麺上に鎮座し、
その衣の中に小振りの海老がプリプリ幾つも投入されている。

これもこれで非っ常に良い具合なのだなぁ。

アツアツのおにぎりと共に、
天ぷらの衣が少しづつ溶け出しかかった出汁を絡めた麺を口いっぱいに頬張ると、

シッコク!シッコク!

ポンと突き出たお腹も、更に愛おしくもなって来る。

松山は良い街なのだ。

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