夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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金沢氷河期

12月 26th, 2012 Posted in 余談

金沢氷河期

ホーント、堪忍して欲しいのである!

一体全体、ナーンナンデスカ、この寒さは!?

朝起きてスタコラ会社へ向かおうとしたら、

雪・・・・・・。

あいや=!見事に凍結しちゃってるではないですか~~~~っ!?

まさしく金沢弁で言う所の「きんかんなまなま」。

車のブレーキを踏んでも、ツルツル滑って止まらない、非っ常に厄介な状態なのである。

で、午後も午後で、車で移動しようと思ったらやね、

雪・・・・・・。

あのぉ、猛吹雪なんですけど。。。。。。

ホーント、大概にしとかんかーい!

しかも、この時の気温が、

雪・・・・・・。

ま、マイナス1度って、あーた・・・・・・。

近年稀に見る異常気象!

ついに日本も氷河期に突入しちゃったか????

いやいやいや。

そう結論付けるには、余りにも根拠薄弱。

早計に過ぎる。

これは、きっと

ペギラが来た!

南極に住むペギラの仕業に違いないのだ。

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アルハンブラ諸々

アルハンブラ諸々

うーぬ。

どうも私の旅行は、大事な所がすっぽりと抜け落ちている事が多い。

セントマーチン島へ行った時も、海沿いの高台にある要塞フォート・サン・ルイを見逃しているし、
アマルフィ海岸へ行った時にも、青の洞窟も、いわんやエメラルドの洞窟へも、
ぜーんぜん足を運んでないと来たもんだ!

で、今回のグラナダである。

今までの失敗を、まーったく省みることなく、
アルハンブラ宮殿にある、要塞屋上からの壮大なる展望を、物の見事に見損じてしまう。

バカ!

バカ!バカ!バカ!

と言いつつも―。

まぁ、念願のナスル宮も拝見できた事だし、これはこれで充分見応えがあった。

スペイン名物、OK牧場!
(こればっか。。。。。。)

なので、ついつい記念に、

スペイン・グラナダ アルハンブラ宮殿 土産物屋

庭内にあった土産物屋で、アルハンブラ宮殿オフィシャルTシャツを買って帰る事にした。

実を言うと、最近、私の趣味の一つとして、旅行先のTシャツを集めているのだ。

まぁ、どんなデザインのTシャツかは、いずれこのBlogで披露させて頂く事にしよう。

そして―。

スペイン・グラナダ・アルハンブラ宮殿 ネスレのアイス

ついでに、ネスレのアイスも購入させて頂いてっと。

甘いモノが苦手な割に、意外とキットカットが好きなので、
ネスレと聞いて、自然、手が伸びてしまった。

モツロン、ンマイ!

で、アイスを頬張りながら、トボトボ、宮殿出口へと向かうと、
これまた、随分と遠いが、まぁ、行きすがら一度は通って来た道
何ら逡巡する事なく、スムーズに出口まで辿り着く事ができた。

するってーと、

スペイン・グラナダ・アルハンブラ宮殿 Parador de Granada パラドール デ グラナダ

おおぅ、パラドール デ グラナダの看板を発見。

恐らくこの看板の向こう側が、そのホテルなのだろう。

何やら古めかしくてご立派な建物が奥に見えたのだけども、案の定、

写真、撮り忘れますた。。。。。。。

あぁ、私ゃ、結構、バッシバシ写真を撮っちゃってる方だと思うんだけど、
いざ帰って来てチェックしてみると、

ありゃ!?撮ってないではないか~!?

と言う失態も実に多い。

と言いつつ、人生丸ごとOK牧場!が第一モットーの私、
そんな些細な出来事にはギュっと目を瞑って、

スペイン・グラナダ グラナダ市街

さらば!グラナダ!なのであーる。

旧い街並みが遠目からも大層綺麗で、できればここで一泊くらいしたかったなぁ。

そして―。

スペイン・グラナダ 高速A-7

再び、高速A-7。

私が気分良く、荒涼とした山肌を突っ切っるように、青い青い遠い空に向かって車を走らせていると、

スペイン・グラナダ アメリカンなオートバイ野郎!

ヲヲヲヲヲヲヲ!

後ろから、実にアメリカンなオートバイ野郎!
(マッドマックスかっつーの!)

スペイン・グラナダ 高速A-7

たちまち追い抜かされてしまうも、いやぁ、格好良いバイクだなぁ。

こんなん見ていると、私も、ついつい

ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセー、ラッセー、ラッセーラ♪

なーんて口遊んじゃったりして、すなわち、高揚感満載、充実の帰路となったのであった。

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アルハンブラの思い出

アルハンブラの思い出

またまた間が空いてしまった・・・・・。

何せ、遅筆でブイブイいわす私にとっては、
(お前は安部公房か!)
矢鱈とどうでもいい細かい所ばかり書いて行くもんだから、
ついつい余計に時間が掛かってしまうのである。

しかも、飽きっぽい性格も災いして、直ぐに別の話題にばかり、寄り道してしまうし。。。。。。

ま、スペイン名物、OK牧場!
ふんどしの紐をギュギュギュっと締め直して、サクサク書かせて頂く事にしよう。

さて―。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

そこには、馥郁としたイスラムの香り漂う異空間が、ニョホホ~と拡がっていたのであった。

いざ、ナスル宮の中へと乗り込んでみると、
普段決して目にする事のないイスラム文化の迫力に押され、終始、圧倒されっぱなし。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

天井一つ取って見ても、めーっちゃ精緻で繊細な文様が、グルリと張り巡らせている。

と言いつつ、まるで門外漢の私には、その手の専門的な知識なぞ、まーったく無いんだけど、
肌で感じるその凄さに、やはり、エライ感動を受ける。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

で、最初の部屋からちょっと奥に進むと、先ずは、やや小振りの中庭へと辿り着き、
更にドンドン奥へ突き進んで行くと、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿 Patio de Arrayanes アラヤネスのパティオ(天人花の中庭)

ヲヲヲヲヲヲヲ!

これぞ、写真でしか見た事のなかった、THEアルハンブラ宮殿と言えるべき大きな中庭に、
パツーン!と足を踏み入れる。

いやぁ、実に壮観!

取りあえず、ここを起点に、周辺に散らばった各々の部屋を、
ズズズイっと見学させて頂く事にしたんだけど、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

うーむ、どの部屋を見渡してみても、
まるで耳なし芳一のように施されたイスラム文様が、グワワワワ~ン!と我々を取り囲み、
いくら文化音痴の私だと言っても、何やら厳かな気分にさせられてしまう。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

しかも、この意匠郡の一つ一つが手掘りで出来てるんだものなぁ。

どんだけ手間やねん!などと、ついつい思ってしまうも、
やはり、こう言った歴史的文化遺産っちゅうモノは、
人間一人一人の細かい作業の積み重ねと気が遠くなるくらいの膨大な時間をひたすら注ぎ込んで、
創り出されているっちゅう事なのだろう。

そして、だからこそ、いざ、そんな場に立ち会ってしまうと、
ただただ感服させられ、妙に感じ入ってしまうのも、当然の事なのかもしれない。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿 ナスル宮 ライオンのパティオ

で、更に奥へと進むと、3つ目の中庭が登場し、その真ん中には、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿 ナスル宮 Patio de los Leones ライオンのパティオ

ドドーン!とライオンが囲む噴水がある。

そして、ここを中心にして、周りの部屋を、つらつらと覗き込んで行くと、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

やはり、どの部屋へ立ち入っても、矢鱈と精緻でいてダイナミックな意匠は健在で、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

中には、蜂の巣を裏返しにしたような天井もあった。

その周囲の壁には、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

幾重にも凹んだ細い細い溝の中に、赤やら青やらカラフルな色が施されていて、
まるで地味目の曼荼羅のよう。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

またある部屋では、何やよう分からんけど、床に、こんな窪みがライオンの噴水から繋がっており、
ついつい、

アブドル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベルエス・ホリマク
我とともに来たり 我とともに滅ぶべし

なーんて事を独りごちてしまう。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

恐らく、こう言う歴史的建造物が大好きな方にとっては、
見所があり過ぎて、幾ら時間があっても全然足りない、と言う場所なんだろうなぁ。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

と言いつつ、そんな素養に乏しい我々御一行は、
一時間少々、やんわりと見学させて頂いて、お腹いっぱい。

私ゃ、どっちかってーと、歴史的文化遺産よりも、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿 グラナダの街並み

やっぱ、広大な景色を目の当たりにする方が、心にグっと来るなぁ。
(これはナスル宮の廊下から見えたグラナダの街並み)

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

で、最後の中庭を潜り抜け、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

一路出口を目指すのであったが、

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

ナスル宮のその出口に辿り着くまでも、結構、遠い。。。。。。。

スペイン・アンダルシア州・グラナダ アルハンブラ宮殿

遠過ぎるっつーの!

だが―。

午前中、散々続いたチョンボのせいだろうか?、
それとも、荘厳華麗なるナスル宮の妖しい雰囲気に飲み込まれてしまったせいだろうか?
もう一つの見所、要塞の屋上から見る、グラナダ市街の展望を、すーっかりと見損じて帰ってしまう。

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!

今度いつグラナダへ来れるか分からないのに!

そんなアルハンブラ宮殿の思い出であったとさ。

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