夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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べっぷ野上本館でおま!

右を向いても・・・・・

血の池地獄 別府温泉

別府!

左を向いても・・・・・

別府タワー 別府温泉

別府!

そして、下を向いても・・・・・

別府秘宝館 別府温泉

別府・・・・・秘宝館!?

あぁ、世の男子、憧れの的、「秘宝館」と言う奴ではありませぬか~!

いやぁ、個人的に、是非、一度、体験させて頂きたかったんだけど、さすがに家族連れじゃなぁ。。。。。

だもんで、誠に断腸の思いで、別府秘宝館は却下させて頂いたんだけど、
後日、改めて調べてみると、あれま!?この別府秘宝館、今年5月末で閉館なさるのだそうな。

うーぬ、こうして、昭和の風俗が一つ一つ消え行く様は、非っ常に寂しい・・・・。

今や、秘宝館って、全国でも数えるくらいしか残っていないと言うのに、
あにはからんや、色は匂へど散りぬるを、っちゅう事なのだろうぁ。

さて―。

一泊目にドドドッ!と宿泊予算を注ぎ込んでしまったものだから、
二日目の別府では、もう、お値段重視の超リーズナブルな旅館をチョイスさせて頂く事にしたのであった。

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

べっぷ野上本館

朝食付きで、一人、5,250円、と言う結構なお値打ち価格なのであり、
(別途、入湯税150円)
今回は楽天ポイントを、パツーン!と利用させて頂いてのご宿泊。

で、正面玄関「だけ」取ってみると、何やら、結構、新しくて高級そうにも見えてくるのだけども、
一旦、裏へ回ると、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

おおぅ、建物全体から香り漂って来る昭和のレトロ!

いやぁ、良い具合に鄙びているなぁ。

と言いつつ、一泊目との落差が余りにも激しかったものだから、
家人達から、やいのやいのと大層不評を買うも、
いやいやいや、
こんな寂れた味って、中々、出せないのだぞ!

これだから、モノノアワレを分かってないって奴は、とブツブツブツ・・・・・。

そして―。

私が、「べっぷ野上本館」さんに泊まりたかったもう一つの理由っちゅうのがやね、
つまり、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

家族湯、「光壽泉」に意匠してある、東郷青児のモザイクタイルを、
是非、一度、この目で見てみたかったのである。
(ちなみに宿泊客は家族湯の利用が無料。)

あぁ、良いなぁ、この感じ。

このご婦人に見守られながらお湯に浸かる事ができたなら、さぞかし良い塩梅であるに違いない、
と前もって思い描いていたのだけども、残念ながら、この家族湯は、カミサン一人に占領されてしまう。

なので、私ゃ、しょうことなしに内湯の方を利用させて頂く事になったんだけど、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

いやいやいや、
この内湯っちゅのも、中々、具合がよろしい。

中央に見えるオブジェは、
昔、別府から大分まで走ってた路面電車の軌条下に敷いてあった石なのだそうで、
のんびり湯船に浸かりながら、ぼんやりこれを眺めているだけでも、実に優雅である。

もちろん、ホンマモンの「源泉かけ流し」なのであり、
ホーント、今回の旅は、良湯に恵まれてばかりだなぁ。

結局、この内湯も、都合3回も利用させて頂いたのであった。

ところで―。

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

ここの朝食は、2階の食堂で取る事になっており、こうして入口にそれぞれの部屋番号が割り振ってある。

で、これを見て、各自、ご指定のテーブルに着席すると言う方式なのだ。

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

しかも、案の定、ベリーシンプルな朝食が予めセッティングしてあって、
いやぁ、朝食なんて、こんなもんで充分でしょ。

もつろん、ご飯のお替りは自由であり、

べっぷ野上本館 別府温泉 北浜

むほっ!卵掛けご飯で一日を始められる幸せ。

ほんで、お値段の割に、意外と、この旅館の従業員さんって愛想らしい方々が多く、好感度も高い。

まぁ、設備の古さや不十分さを気にされるような方にはアウトなんだろうが、
(カミサンは部屋にドライヤーが無いと怒っていた。)
いやいやいや、
私ゃ、好きだなぁ、この旅館。

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別府 明礬温泉 岡本屋売店へ行く

従前、別府について、あれこれネットで調べさせて頂いた折、
いやぁ、目から鱗が飛び出るくらいに、素ン晴らしいサイトを発見させて頂いたのであった。

その名も

別府 ナポリ

別府ナポリ」!

奇しくも、今夏の旅行先、ナポリと別府が合体して、別府ナポリとは!?

何だか妙なご縁を感じつつも、私ゃ、何度も何度も、こちらのサイトを拝見させて頂き、
別府と言う街を一から勉強させて頂いたのであった。
(微に入り細に入り、ホーント、有用な情報がテンコ盛り!)

と言う事で―。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

もう、ベタもベタ、手始めに、カツーン!と行かせて頂いたぜ、明礬温泉、「岡本屋売店」へ!

ほんで、この店、別府の街中から、やや外れ、郊外の見晴らしの良い高台にあるのだけども、
繁盛店の割に、駐車場がエライ狭く、駐車するのに、かなーり難儀したんだな、もし~。。。。。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

で、ちょうどランチの時間帯に行かせて頂いた所、
平日と言うにもかかわらず、店内は、割合、混雑しており、
注文するのにエライ時間が掛かってしまった。
(湯の花等の土産物も売っているので、余計に。)

ちなみに、カウンター越しに注文と会計をし、後でオバちゃんが持って来てくれる方式だ。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

また、何だかよく分かんないけど、
店内のあちらこちらにカエルのオブジェがシコタマ飾ってあり、見るからに、微笑ましい。

いよっ!岡本屋の社長、良い趣味してますな!

別府 明礬温泉 岡本屋売店

で、この日のランチは、温玉カレーライス、600円。

普通に美味しゅうございました。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

また、カミさんはカミさんで、地獄蒸したまごサンドイッチを頼んだんだけど、
うーむ、このボリュームで350円は、結構、お値打ちだなぁ。

せっかくなので、一片もらい食べてみると、あら、ちとスモーキーフレーバーがする。

これが地獄蒸しの効果と言う奴か?

ただ、できれば、私の苦手なキュウリは省いて頂きたかったなぁ。。。。。。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

ほんで、ここの一押し商品、地獄蒸しプリンもカツーン!と頂戴させて頂く。

これまたベタにカスタード味を選んだんだけど、
生地もきちんと仕上がってて、カラメルソースもやや苦味走った高級な味。

確かに、230円はお安いんじゃないだろうか?。

別府 明礬温泉 岡本屋売店

プラス、今回、初挑戦の大分名物、「やせうま」もオーダーさせて頂き、
別府入門のほんの入り口に辿り着く。

実を言うと、以前、けんごさんに教えて頂いて以来、是非、一度、食べてみたかったんだわさ!

で、実際、試してみると、何だか黄な粉をまぶしたお餅みたいで、中々、ンマイ。

おおぅ、私ゃ、この中で一番気に行ったぞ!

ほんで、このヒョロヒョロした生地は、「大分版だご汁」にも使用するんだそうで、
きっと地元に深く根付いている食材の一つなんだろうなぁ。

そして、こっから先、我々御一行は、
食の街「別府ナポリ」をとっくりとご堪能させて頂く事になるのであった。

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小松地獄で温泉卵なのだ!

喜安屋さんに泊まって翌朝、
我々御一行は、その近くにあると言う観光名所、「小松地獄」へと向かう事にした。

前日、筋湯温泉の入口から見た風景は、まさしくその噴煙であったに違いない。

で、喜安屋さんから車を走らせること、およそ5分くらいで、件の「小松地獄」へ到着。

九重 筋湯温泉 小松地獄

町営の無料パーキングに車を停めさせて頂いて、
そこからしばらくテクテク歩いて登って行かなくてはならない。

九重 筋湯温泉 小松地獄

でも、四十を超えたオッサンには、この手の階段って堪えるんだなぁ。

九重 筋湯温泉 小松地獄

と言いつつ、頑張って、ズンズン進んで行くと、
もう、そこら中で、白い煙がモクモクと噴き出しているスンゴイ光景に出くわす。

いやぁ、壮観、壮観。

九重 筋湯温泉 小松地獄

ただ、残念ながら、山の中腹くらいに最も勢い良く煙が噴き出しているその近辺へは、
結局、辿る道を見つける事ができなかった。

是非、間近でその噴煙を見てみたかったんだけど、
道がないって事は、多分、危険地帯って事なんだろうなぁ。

そして―。

九重 筋湯温泉 小松地獄

実は、私が、「小松地獄」で最も期待していたのが、これ、「たまご蒸し湯」。

非っ常にありがたい事に、
出掛け、喜安屋さんのご主人に、これから「小松地獄」行くんですよと言うと、
じゃぁ、これを持ってって下さい、と生卵を三つばかり頂戴させて頂いたのであった。

いやぁ、何から何まで、ご親切にどうも!なのであーる。

九重 筋湯温泉 小松地獄

で、早速、頂いた生卵を籠に放り込んで、竹竿を使ってソロ~ッと渡しながら、温泉にドプリ。

九重 筋湯温泉 小松地獄

9分間、待つのだぞ。

九重 筋湯温泉 小松地獄

で、そうこうしている間に、おおぅ、バッチリ出来上がりなのであーる!

何だか、少々、白い粉が噴いているように見えるけども、
(硫黄成分が付いちゃったんだろうか?)
なーに、剥いて口の中へ入れてしまえば、全然、問題なしだろう。

ほんで、必至こいて、ムキムキさせて頂いて、出来上がった温泉卵が、

九重 筋湯温泉 小松地獄

ガツーン!

This is just half boiled egg!なのであーる。

多分、良い卵なんだろうなぁ、黄身の色もどっしり濃いし、もう見るからにンマそうなのであーる。

で、すぐさま、お塩を振って食べてみると(この塩も喜安屋さんのご主人からの頂き物。)、
おぅおぅ、ホックホクのトゥルントゥルン!

ほ、ほ、頬擦りしたくなーるでしょ!などと、ついつい口ずさんでしまう。

ただ、温泉卵っちゅうより、普通のゆで卵みたいになっちゃったんだけど、
いやいや、これだけンマけりゃ、どっちでもOK。

と言いつつ、こんなモン食べてしまうと、
やはり、どうしても、ビールをご所望したくなってしまうのだなぁ。。。。。

【マメ情報】

「小松地獄」内で、卵を蒸す場所は、2ヶ所あり、オススメは最初の所ではなく奥の方なんだそうな。
私は、その情報を事前に喜安屋さんのご主人からお聞きしていたのだけども、
アホウな事に、間違えて最初の所で蒸してしまったんだなぁ、これがまた。。。。。。

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