夜明けまで15,000マイル

暑い。。。。。。

暑いってんだよ、コンチクショーーーーーッ！

と言いつつ、こんな汗が滴り落ちるような季節も、意外と気にはならなくなってしまった。

何せ、昨年、もう頭が焦げるかと思うくらいの灼熱地獄を経験させて頂いたんだものなぁ。。。。。

それから比べると、ナンノコレシキ。

しかも、欝陶しいスーツなんざ、既にパツーン！と押入れに放り込んでしまって、
今や、日中は完全無敵のクールビズ仕様なものだから、もう充分過ぎるくらいに快適なのである。

だが―。

そうは言いつつ、これだけ暑いと、ガックシ、食欲も落ちてしまうもの。

何だか、あっさりした物が食いたいなぁ、
などと、ついつい思ってしまうのが、四十を超えたオッサンの弱い所なんだわさ。

っちゅう事で。

本日のランチは、8番らーめんでウッシッシ、
「ねばとろざるらーめん」なんだよーん！

けど、さすがに「ねばとろざるらーめん」だけでは、お腹が物足りないので、
セットにして、ご飯も付けて頂く事にする。

いやぁ、細身でちょっと固めのこの麺が、ヒンヤリして実に涼しげ。

太麺の冷やし中華も捨て難いが、細麺も細麺で実に魅力的なのである。

で、大和芋、めかぶ、納豆、おくら、プラス辛子と言うトッピングをやね、
（できれば、卵の黄身も欲しかった！）

だし汁を入れて、グリングリン掻き混ぜると、おおぅ、まっこと神々しいくらいにンマそうなのである！

しかも、大変贅沢な事に、

ご飯の上に、それらのトッピングを打ッ掛けても良し！

麺を浸して、ズルズル啜っても、尚良し！

ひやぁ！夏場にこの手のメニューは、めーっちゃ感激なのであーる。

と言いつつも―。

ついでに、ギョーザも別注で頼んじゃったりなんかしてね。

おおぅ、豪華絢爛、8番らーめんスペシャルとくらぁ！

めくるめく時間が約束された997円は、殊の外、お安いのであーる。

時に、納豆系を食う時に、

この歌が頭ン中を駆け巡るのは、果たして、私だけなのであろうか？

某日、たまたま、大阪地下街、「ぶらり横丁」にある「七福神」へ行ってみると、
MY GOD！
一寸の隙間もなく、ま、満席ではありませぬか～～～っ！？

と言いつつ、席が空くまで、立って待ってるっちゅうのも、
何だか、他のお客さんに対して気兼ねな話。

なので、私は、しょうことなしに、長年気になってしょうがなかった、ある懸案事項を、
パツーン！と確かめてみようと考えたのであった。

っちゅうのも、その「七福神」の斜め前にある一杯飲み屋にやね、
「ハリケーンポテト」と言う何だかよく分かんないメニューが、パーン！と壁に貼ってあったのである。

ハリケーン？

ポテト？

おおぅ、なんと勇ましい！

一体どんな組み合わせなのだ？？？？

などと、以前から、もう興味をソソラれてソソラれて。

恐らく、お客さんから、

そんな、あんた、大層な！

なーんてツッコミを入れられる事を期待してのネーミングなのだろうなぁ。
（と言いつつ、こう言う大阪独特のハッタリは、個人的には大好き。）

とにもかくにも、私ゃ、その「ハリケーンポテト」と言うディープインパクトに、
ついつい心をギュッと掴まれてしまい、いつか絶対その正体を暴いてやるぞと考えていたのであった。

で、その前に、ビールのアテに、枝豆とホルモン焼きなんか頼んじゃったりしてね。
（けど、デフォルトでアサヒビールしか置いてないって、ホーント、勘弁して欲しい。）

そしてー。

ちまちまビールを煽りながら待っていると、
ついに噂の「ハリケーンポテト」が、ガツーン！とお目見えしたのであった！

ハリケーン？

ポテト？

串の天辺からみると、何重にも薄いポテトが重なった様は、
何とかハリケーンに見えない事もないような。。。。。

ションボリルドルフ。

しょうがないので、「まねきそば」でカレー丼セット、500円を食う事にする。

うーぬ、いつ来ても、めーっちゃ安い。

もつろん、天カス入れ放題、なんだけど、
もうねぇ、結構、「ハリケーンポテト」の油で胸焼けが酷くなっちゃって、
（私も、大概、良いオッサンのせいもあろうが。）
この日は、普通に素のうどんで食べる事にする。

やっぱ、不思議は不思議のままで、そのままにしておいた方が良かったのかもしれないなぁ。