人生お初の秋田に、もうメロっメロ。。。。。。
と言いつつ、地元金沢からでは、秋田は、余りにも遠く、
あぁ、当面行く機会って無いんだろうなぁ。
などと思っていたら!?
何やよう分からんけど、翌月、まーたもや秋田へと飛ばされる事になったのであった。
(人使いが荒過るっちゅうねん!)
だったら―。
せーっかく秋田まで行くんだもの。
予々抱いていた私の大いなる野望を、是非とも叶えちゃおうではあ~りませんか!?
と言う事で―。
私がイソイソと向かった先は、
横手焼きそば発祥の地、「元祖 神谷焼きそば屋」さんなんだぜ、コンチクショーーーーっ!
かつて「B-1グランプリ」で優勝したと言う、あの憧れの「横手焼きそば」に、
ついについに、ご対面なのであーる!
そして―。
早速、店内に入ってみると、あらま!?お客さんって、私、たった一人!?
平日のお昼時を少し過ぎた時間帯って、こんなもんなのかなぁ?
と言いつつ、キッチンの方をつらりと眺めると、
どうやら、老夫婦がお二人で切り盛りなさっているバリバリの個人商店のようであり、
この点は大いに期待できそうだ。
そして―。
では、早速、とばかりに、つらつらメニューに目を走らせてみると、
あらぁ、結構な良いお値段。
(並)と(中)の量が、あんましよく分からないが、
まぁ、せっかく来たのだからと、私は、肉玉子野菜(中)800円をご注文させて頂く事にした。
そして、待つ事しばし。
するってーと。
ガツーン!
おおぅ、こいつが噂の「横手焼きそば」と言う奴か。
そうそう。
焼きそばの上に、半熟の目玉焼きが乗っかってるってだけで、
私のような四十を半ばも超えたオッサンは、ヤケに心躍ってしまうもの。
そのセンスや良し!
で、何やよう分からんけど、卓上に置かれてあった「七味にんにく」をたーっぷりと打ち込んで、
いっただきまーす!
しかし―。
ありゃ!?
太麺に甘辛いソースが絡まって、普通にンマイ!んだけど、
不思議な事に、どこか、も一つ、物足りなさが残ってしまう。
はて?
と考え込みながらモサモサ食べて行く中に、
ピコリン!
分かった、分かりました、その原因が。
この焼きソバには、私の大好きな「紅ショウガ」が無いのであーる!
これが「横手焼きそば」の特色なのだろうか?
麺の端に、チョコンと「福神漬」が盛り付けてあって、
これをポリポリやりながら、ズルズルと麺を頬張る様式なのである。
と言いつつ、あぁ、個人的には、やっぱ、「福神漬」よりも「紅ショウガ」の方が良いのだなぁ。
だが―。
この太麺と福神漬けの妙を楽しむ「横手焼きそば」を決して侮ってはいけない。
何せ、この焼きソバ一本で、
こーんな大きな御殿が立つのだから、結構、根強いファンの方々が多いのである。
次回は、是非、別注で「紅ショウガ」を、たんまりとご所望させて頂く事にしよう。
(プラス、ビ、ビ、ビールも!)
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