夜明けまで15,000マイル

私マンプリのトロピカルなマイレージ生活をセキララに語っちゃいます!
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サン・ヴィート・ロ・カーポのピザ屋さん Pizza E Sfizi

サン・ヴィート・ロ・カーポのピザ屋さん Pizza E Sfizi

やーっとの事、ホテルまで辿り着いた我々一行は、早速、チェックインを済ませる。

レンタカーは、ホテルのスタッフが駐車場へ放り込んどいてくれると言う。
(何かあっても嫌なので、有料駐車場を選択。一日€5だが、一週間で€30に割引。)

そして、我々が通された部屋と言うのが、2階にある真ん中の部屋。

去年と違って、結構、小さい。

で、お腹も減った事だし、近場で何か食おうと提案した所、
移動時間が超長かったせいか?家人達は、風呂に入ってサッサと寝たいと言う。

だったら、しょうがない。

ちょうど一服もしたかった事だし、辺りを散策がてら、メシでも食うか、である。

で、一人でサクっとホテルの外へ出てみると、
夜も10時に差し掛かろうかとしているのに、結構、観光客で賑わっており、
通りも明るく、外国にしては、治安は良いようだ。
(ま、ポリさんも常駐しているしね。)

煙草を吸いながらブラブラ歩いていると、ちょうどホテルの裏側の通りに、

サン・ヴィート・ロ・カーポ Pizza E Sfizi 店前

あらま!?ピザ屋さんではありませぬか~~~~っ!?

その名も、「Pizza E Sfizi」。

おおぅ、ホーント、久方ぶりの、本場イタリアピザなのである!

お値段をみても、€5とか€6とか、そこまでお高くないし、
だったら、こりゃ、是非とも、ご所望せねば!

と言う事で、早速、おっちゃんに注文を済ませると、
焼き上がるまで、多少、時間があった事から、

サン・ヴィート・ロ・カーポ Pizza E Sfiziにて Nastro Azzurroビール

ウホッ!
お、お前に会いたかったぜ、コンチクショーーーーーーッ!

ついつい、およそ2年ぶりのNastro Azzurroビールをグビグビ呑んで待つ事にする。

いやぁ、何しか、ようやく幹事としての仕事が一区切り付いたのである。

そら、ビールも呑みたなるっちゅうねん!

ほんで、大層、気を良くして2本目のビールが空き掛かった頃、
ようやくピザが焼き上がる。

サン・ヴィート・ロ・カーポ Pizza E Sfizi ピザ

もしかして、家人達も食べるかもしれないしなぁ、などと気を利かせ、
近くのBARで買ったビールとミネラルウォーターと共に、そのピザを部屋に持ち帰る事にした。
(ナント優しいお父さんだこと!)

するってーと。

サン・ヴィート・ロ・カーポ Pizza E Sfizi ナポリピザ

あぁ、やっぱ、イタリアはピザの国なのである!

街角にある、こーんな小さなピザ屋さんでも、見事にンマイ!

ビールをグイグイ。

ピザをバクバク。

ようやく人心地付いた所で、ベランダに出て、独り、プカリと一服。

上り行く煙草の煙と共に、今日起こった出来事が走馬灯のように頭の中に蘇って来て、
あぁ、一時はどうなるかと思ったけど、わしゃ、よう頑張ったよなぁ、うんうん。

そして、翌日のスケジュールは全て空白。

そう。

バカンスの良いトコって、次の日の予定がまるっきし決まってないって事なのだ。

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サン・ヴィート・ロ・カーポのZTL地区に入る

シチリア旅行記サン・ヴィート・ロ・カーポのZTL地区に入る

目指せ、サン・ヴィート・ロ・カーポ!

看板を目にした私は、俄然、張ーり切って、更に車をドンドコ走らせていくと、暫くして、
あぁ、家を出てから、およそ30時間ちょい、
数々の散々なるトラブルに見舞われながらも、
やーっとの事、本日の最終目的地、サン・ヴィート・ロ・カーポの入り口まで、
無事、辿り着く事ができたのであーる!

だが―。

早く、飯食って、風呂入って、屁こいて、寝よ、などと言った気持ちとは裏腹に、
MY GOD!
街の至る所に、ポリスの検問所があるではありませぬか~。
(しかも、進入禁止の柵付き!)


大きな地図で見る

そう。

予想していたとはいえ、その時間帯は、バッツシ、ZTL時間に重なっていたのであり、
どう迂回してホテルを目指そうとも、見事、進入禁止に打ち当たってしまうのである!?

でも、荷物もある事だし、何とかホテルの前まで車をつけたいんだけどなぁ。

仕方がないので、一度、検問所の前で車を止め、
身振り手振りを交えて、お巡りさんに直接尋ねてみる事にした。

あのぉ、ホテルピッコロモンドへ行きたいんですけどぉ。

すると、そのお巡りさん、大層、話の分かる方で、
直ぐに、ZTL地区に車で入るための通行許可証を書いて下さった。
(ただし、1時間限定の通行許可証)

この通行許可証を車のダッシュボードの見える所に置いとけば、
ホテルの前まで車で行っても良い、と言う事らしい。

あ、あいがとー!お巡りさん!

で、めでたく御上のお墨付きも頂いたので、
ソロリソロリと小径を通り抜けようとすると、いきなり、

ピピピピピピピピピ!

などと言った、結構な音量の警告音が鳴り響く。

しかも、どこをどう通ろうとも、必ず警告音が鳴るものだから、

一応、通行許可証は頂いてるけど、後で罰金とか送られて来ないよなぁ。

などと、大層、不安になってしまったっちゅうねん!

と言いつつ、こればっかしはどうしようもないので、
それらの警告音には耳を塞ぎ、ゆるゆると車を進めて行くと、

Hotel Piccolo Mondo (ホテルピッコロモンド) Lancia(ランチア)と共に

ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲ!

ついに、本日のお宿、ホテルピッコロモンドへご到着なのであーる!

夜遅い時間と言うにもかかわらず、
宿のスタッフの方々は、我々一行を、めーっちゃ温かく迎え入れて下さった。

そして、これから一週間、ここを拠点に、

うまい食い物!

美しいビーチ!

綺麗なパツキンのお姉ちゃん!

ふんわりとした時間を過ごす事となる。

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サン・ヴィート・ロ・カーポへの道

シチリア島家族旅行記サン・ヴィート・ロ・カーポへの道

生まれてこの方、行き当たりばったり!

なーんて事が、ギュギュギュッと濃縮された夜

何とか、レンタカーを手に入れた後は、目指せ、サン・ヴィート・ロ・カーポ!

だが―。

今回、お借りしたレンタカーって、オートマじゃないのである。

「何人たりとも俺の前は走らせねぇ!」

あぁ、およそ20年以上振りのミッション車なのである。

クラッチを入れる感覚なんて、全然、全く、まるで覚えていない。

そんな高尚な感覚など、とーっくに錆びて、錆びて、
もう、隅から隅までズズズイっとベラボーに錆びまくっちゃっていたのである。

今更、ミッション車なんてなぁ・・・・・・。

などと思いつつも、人生丸ごと体当たりで生きて来たこの私。

とにかく車を走らせなきゃ、ホテルまで辿り着けないのである!

頑張ってみる他ない。

で、恐る恐るキーを回してエンジンを掛け、おっかなびっくりクラッチを繋いでみる。

プスン。

あいや=!いきなしエンストではないですか~~~~っ!?

もっ回やってみる。

プスン。

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!

なーんて事を、散々、繰り返し、繰り返し、それでも粘り強くチャレンジし続けていると、

か、母ちゃん、俺、やったよぅ!

いかな、めーっちゃドン臭いこの私であっても、
何とかヨロヨロと車を発進させる事くらいはできるようになったのである。

おおぅ、これくらいできれば、もうバッチシだぜ~~~~~~っ!

などと、大層、調子に乗りつつ、
今度こそ、ようやく、サン・ヴィート・ロ・カーポへ向けて出発なのであーる。


大きな地図で見る

で、天蓋に緞帳が掛かったかのような暗い夜道へ、パツーン!と車を滑り込ますと、
後は、ガーミン様の御託宣通りに進めば良い。

しかも、ナント孝行息子だこと!今回もまた、ガーミン君garmin nuvi アマゾンが大活躍!

大体、右も左も全く分からぬ異国の土地で、しかも、夜!?

こーんなバッド・コンディションな中、
あっちへ行けとか、こっちへ進めとか、実に適確な指示を与えてくれるのである。

例え、道を間違えても、たちまちリルートしてくれるし、ホーント、ありがたい限り。

もし、ガーミン君が無かりせば、夜道を走って、ホテルまで、無事、辿り着く事など、
ぜってー叶わなかっただろうなぁ。

と言いつつも―。

一旦、大きな道路に出てしまえば、割合、街路灯も明るく、
(ちなみに、パレルモ国際空港から、ホテルまで、およそ86kmくらい)
大層、気を良くしながら、ひたすら西へ西へと車を進める。

高速は、すこぶる快適。

さすがにギア・チェンジにも慣れかけて来た頃、
ふと振り返ると、後部座席の家人達は、長旅のお疲れモードで、ぐっすり爆睡中。。。。。。

あぁ、お父さんはつらいよ!

今年もやはり・・・・・やはりなぁ、なのである。

そして―。

車を飛ばして、1時間少々、高速を降りて、ひたすら山道を駆け上って行くと、
ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲ!
ついに、念願のサン・ヴィート・ロ・カーポの看板がお目見えする!

さぁ、ラストスパートなのであーる!

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