グランドケース レストラン通りを歩く 第二夜
セントマーチン島、記念すべき最初の夜は、
パツーン!と張り込んで、フレンチレストランは、「LE TASTEVIN」 へと行かせて頂いた。
で、次の日は、ちと趣向を変えてやね、
「Sky’s the limit」っちゅう、バーベキューの店を利用させて頂いたんだけど、
いやぁ、良いなぁ、この雰囲気。
どことなく新宿の小汚い焼鳥屋みたいな感じが漂っていて、
店内は、お年寄りから子供まで、地元の人々でワンサカ溢れかえっている。
【参照】 Sky’s The Limit-Lolo-Restaurant-Creole Food St.Martin
(↑ コレコレ、こーんな上品な店じゃぁないっちゅうーの!)
それもそのはず、この店、大概、安いんだわさ。
我々家族三人、結構食べて呑んで、全部で$40くらい。
うーぬ、前日足を運んだ「LE TASTEVIN」の、約 1/4のお値段である。
しかも、肉やら魚やら、何でもかんでも炭火で焼いてくれた上に、
幾種類かの付け合わせをお姉ちゃんがチョイスしてくれて、
まとめてコンボで頂こうって寸法である。
で、もう昼間っぱらから、大概、呑んで呑んで呑み倒していたにもかかわらず、
心持ち胃に優しそうなバドライトを先ずはオーダーさせて頂いて、っと。
もうねぇ、40過ぎのおっちゃんにとっては間違いなくカロリーオーバーであろうラム肉のコンボを肴に、
目の前には、ビールの空き瓶が、くいっくい並んで行く。
(何で海外では大瓶がないのだ!?)
しかも、この焦げ臭いラム肉が、唸る程めーっちゃビールに合うんだわさ!
額から滴り落ちる汗と共に、こうキュゥッとビールを喉に流し込み、
シャーワセ街道を、一目散に駆け抜けて行く。
しかる後、我々御一行は、素ン晴らしいローカルフードをこってり堪能させて頂いた余韻に浸りながら、
昨晩も通ったレストラン通りの道を、てくてく歩いて帰る。
無論、部屋にはキンキンに冷やした赤ワインが待っているのであり、
煙草を片手に、夜もすがら。